- 住所:
- 350 Evler Mh. ve Nevşehir Merkez
- 営業時間:
- 8:00~17:00
- 休館なし、無料
- ダーマット・イブラヒム・パシャ像の後ろの図書館と同じ敷地内
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トルコの博物館は入場料が高めですが、ネヴシェヒル博物館は無料で開放されています。 ですが、ネヴシェヒルのメイン道路をちょっと入った目立たない場所にあるためか、博物館を訪れる人は1日に20~40人。ゆっくりじっくりと見ることができます。
1967年にダーマット・イブラヒム・パシャ・キュリエシの中に設置され、1987年に現在の場所に移動しました。
2万3千品が展示されています。
車椅子でも見学が可能です。
入口のあるフロアには化石やマンモスの骨が展示されています。
標高1000mのカッパドキアが、かつて海の底にあったことがわかります。
入口フロアから少し降りた場所に展示されているのが、新石器時代からビザンチン時代までの出土品です。
新石器時代、紀元前8000年の出土品や初期ブロンズ時代、紀元前3000~2000年の出土品も展示されています。
新石器時代と初期ブロンズ時代の出土品は、カッパドキア空港近くのチベレック村の洞窟で発見されました。現在この洞窟は遺跡保護のため、立ち入り禁止になっています。
ビザンチン時代のお墓から出てきました。
最近でも昔のお墓跡を掘ると、十字架やコインが出てきたらしいです。
19世紀の石の時計。石の上の影で時間を調べていました。
他にも、イラン、メソポタミア、キプロス起源の出土品などがあります。
2階にはオスマン時代やトルコ共和国に入ってから使用されていた物が展示されています。
貴重な手書きの本です。とても美しく描かれています。
棚や飾りに繊細なデザインが見られます。
空気を出す道具。火の勢いを強くするために使われました。カッパドキアでは洞窟を掘るのに利用されたそうです。
庭には大き目の出土品が、まるで大したものではないかのように無造作に飾られています。
ちょっと前までは、冷蔵庫代わりに食料品を保存するために使われていたそうです。
昔はこれにワインを入れて貯蔵したそうです。
大きな石は麦の殻を剥くのに使われました。石穴の中に木を入れ、動物に引かせ、麦を入れた大皿の中で動かして使います。
シャーヒンエフェンディ村のソベソス遺跡ではモザイク画が見つかっています。
ビザンチン時代の将軍の墓。
最初はカイセリの博物館で展示されていましたが、ネヴシェヒル県内のアバノスで発見されたことから、ネヴシェヒルの博物館へ移動しました。発見当時、中の物は盗まれていました。
いかがでしたか?
博物館には、ここで紹介できなかった珍しいものもまだまだ展示されています。
展示されていない出土品もまだ2万もあるとのこと。
ゆっくり見ても30分で見られる博物館ですが、カッパドキアに長い歴史があることがわかります。
ネヴシェヒル市内へ来たときは、是非寄ってみてください。
トルコのカッパドキアで7人の子供たちと生活しています。
外国人観光客はほぼいないネヴシェヒルですが、このダーマット・イブラヒム・パシャ・キュリエシには、ときどきトルコ人観光客が訪れています。これは290年前のオスマン帝国時代のモスクを中心とした学校や図書館、ハマム(トルコ式蒸風呂)などの施設の集まりです。 ここをつくった人の名前からダーマット・イブラヒム・パシャ・キュリエシと呼ばれています。
ネヴシェヒルのバスターミナルから車で5分のところにある戦没者公園は2006年のトルコの勝利記念日の8月30日にオープンしました。 バスでネヴシェヒルからギョレメや他の町へ移動する際に、トルコ国旗がいくつも翻る公園を見たら、そこが戦没者公園です。
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