- 住所:
- Aydınlı sok/Göreme/Turkey
- いつでも自由に見学できます。
トルコの田舎へ行くと現在でも麦からブルグル(挽き割り小麦)を作る人たちがいます。ギョレメでも、20年ほど前までは、どの家庭も麦を栽培して、ブルグルや小麦粉を作っていました。ブルグルは村の食卓に毎日のように登場する食材ですが、作る作業は大仕事で村のみんなで協力して行いました。
麦をブルグルにする作業の中で一番大変なのが、麦の殻をむく作業です。この作業に使われた大石がセテンで、今でもギョレメのセテンレストランの下に置いてあります。このセテンは村のみんなで使用するために作られたもので、自由に見学したり、実際に回してみることができます。
トルコの食卓によく上る挽き割り小麦はブルグルと呼ばれていて、トルコのどこのスーパーでも売られています。ビタミンBや葉酸などのビタミン、ミネラルが多く含まれている健康食品です。
粒が大き目のものはブルグルピラウと呼ばれるピラフとして食べたり、スープに入れたりします。
小さい粒のものはひき肉に混ぜて使ったり、クスルというサラダに使ったり、詰め物に使ったり、スープに入れたりします。
毎年、秋にはどの家庭でも行われていたブルグル作り。作業は手間と時間がかかりました。
その作り方を見てみましょう。
収穫された麦は、一つ一つ手作業で石を取り除きます。近所の人と座って話しながらの作業です。
埃やごみを取り除くためによく洗います。
麦を茹でます。
茹でた麦をそのまま、塩や砂糖をかけて味見します。近所の人にもおすそ分けします。
またこの麦は、ヨーグルトスープにも使われます。
布などを敷いて、その上に茹でた麦を並べて乾燥させます。
大石セテンの出番です。殻をむきやすくするために、少し水をかけ、セテンでつぶして殻をむきます。石は重く、作業はロバや牛などの動物の仕事でした。
セテンがないところでは、餅をつくように杵を使って男性が交代で作業するようです。
上から振ることによって、ブルグルと殻に分けることができます。殻は軽いので飛んで、ブルグルは下に落ちます。
ブルグルは石臼で砕かれます。石臼で挽いたブルグルは独特の風味がして、一段と美味しいのだそう。
セテンはギョレメのバス停から町の中に数分歩いて、右側にあるCami通りまたはEminbey通りを10分ほど上った場所にあります。
夜はライトアップされていて、いつでも自由に見学することができます。
スーパーで簡単にブルグルが手に入るようになり、使われなくなった今でも、大切に保存されている、セテン。ギョレメに宿泊されるなら、是非見てみてください。近所の人とお互いに協力し合って生活していた村の生活には、いろいろ学べることがありそうです。
トルコのカッパドキアで7人の子供たちと生活しています。
ギョレメで教会といえば、町の中心から2キロほどの野外博物館の教会群ですが、実は町の中にも教会が残っています。そのほとんどが、人はあまり訪れず、忘れられた存在となっています。
ギョレメにはたくさんの教会跡がありますが、隠れ教会と呼ばれ見つけるのすら困難な教会があります。 教会がある丘の上まで登ったものの、見つけられずに戻ってくる人がほとんどです。 上からの景色がいいので、教会を見つけられなくても損はありませんが、せっかくなので見つけて帰りましょう。
ギョレメの町からギョレメ野外博物館へ行く途中、右側にエル・ナザル教会(El Nazar kilisesi)の看板があります。 右に入って800mほどのところにエル・ナザル教会はあります。 途中看板に従って左上へ上ってください。
ギョレメにはたくさんの教会跡がありますが、隠れ教会と呼ばれ見つけるのすら困難な教会があります。 教会がある丘の上まで登ったものの、見つけられずに戻ってくる人がほとんどです。 上からの景色がいいので、教会を見つけられなくても損はありませんが、せっかくなので見つけて帰りましょう。
ギョレメで教会といえば、町の中心から2キロほどの野外博物館の教会群ですが、実は町の中にも教会が残っています。そのほとんどが、人はあまり訪れず、忘れられた存在となっています。
ギョレメの町からギョレメ野外博物館へ行く途中、右側にエル・ナザル教会(El Nazar kilisesi)の看板があります。 右に入って800mほどのところにエル・ナザル教会はあります。 途中看板に従って左上へ上ってください。