【アフリカ大陸最西端にあるガンビア川に沿った細長い小国 ガンビア】
アフリカ大陸で一番狭い領土を持つガンビアは、日本との時差9時間。直行便がないため、北京、ブリュッセル、カサブランカ、ダカール、イスタンブールなど世界のハブ空港で数回乗り換え、合計約21時間のフライト時間を経て、バンジュール空港から入国。国土の中心を流れるガンビア川に沿って見どころは点在し、ユネスコ世界遺産にも登録されているクンタ・キンテ島と関連遺跡群もその一つである。セネガルのゴレ島とともに奴隷貿易の拠点だったため、要塞、宿泊施設などの跡が残る。首都バンジュールにある六連砲台、アッパー・ニウミ地区のバレン要塞、サン・ドミンゴの遺跡群などが関連遺跡群であるので合わせて訪れたい。セネガンビアの環状列石も国内の世界遺産として登録されている。大地から生えてきたような土色の遺跡は、墓の上の墓標として設置されたものであり、2000か所弱、16000基以上が見られる。