【火山が作り出したユニークな地形とイスラム文化の名残を楽しむ コモロ】
日本との時差-6時間のコモロは、アフリカ大陸南東部のモザンビークとインド洋に浮かぶマダガスカルの間にある島嶼国。パリ、アンタナナリボ、ザウジなどで乗り換え、合計約25時間のフライトを経る。近海でシーラカンスが生息していることで有名だが、深海魚のため実際見ることは困難なので、首都モロニの博物館で剥製を見学するのがよい。他に、スークと呼ばれる市場やスルタンの宮殿、オールドフライデーモスクなどかつてイスラム国家が存在していたことがわかる史跡を訪れるのもおすすめ。そのモロニのあるグランドコモロ島は火山島で、クレーターでできた塩湖ラック・サレ、火山円錐丘のディボアニ、火山跡にできた美しい海岸線であるシマとバハニなど見所満載だ。最新の外務省安全情報によると全域に危険度レベル1が発令されているので、渡航の際には充分注意すること。