【紛争の傷跡を残しながらも多民族が共存する国 ボスニア・ヘルツェゴビナ】
ユーゴスラビア崩壊後、ボスニア・ヘルツェゴビナとして建国し、多文化、多民族、多宗教が共存するこの地、日本からはヨーロッパでの乗り継ぎが必要で時差は-7時間。ディナールアルプスに囲まれた首都サラエボはバシチャルシヤと呼ばれるトルコ人街やモスク、教会が立ち並ぶ多様性ある土地柄。古都モスタルは世界遺産にも登録され、その街並みはまるで中世の世界にタイムスリップしたかのよう。ランドマークのスタリモスト橋は、ネレトヴァ川に架かっておりシーズンには多くの観光客が訪れる。
クロアチア・ドゥブロヴニクから車で3時間と日帰り観光もできるボスニア・ヘルツェゴビナ・モスタル。日本ではあまり知られていませんが、オスマン帝国の支配時代の雰囲気が残るオリエンタルな魅力にあふれています。今回はそんなボスニア・ヘルツェゴビナ・モスタルの人気の観光スポットをご紹介します。
東ヨーロッパのバルカン半島の北西にある国ボスニアヘルツェゴビナ。ローマ帝国、ボスニア王国、オスマン帝国、オーストリアなど、さまざまな国に統治され1992年に独立しました。戦争や様々な事件の舞台となったボスニアヘルツェゴビナの歴史を感じることができる世界遺産をご紹介します。