サントメ・プリンシペ

Sao Tome and Principe

【赤道直下のギニア湾にある数々の火山島が集まった国 サントメ・プリンシペ】

日本との時差は9時間。直行便がないのでロンドンやリスボン、近隣諸国で乗り換え、合計約18時間のフライト。赤道上にあり、国内最大面積のサントメ島の約3割を占めるオボ国立公園では、マングローブ、多種類のラン、珍しいカエル、トキ、マナティなどの固有種や絶滅危惧種が生息している。同じくサントメ島にはピコ・デ・サントメ、ピコ・カン・グランデなどの奇妙な外観の岩山が存在。特にピコ・デ・サントメは2024mの高さを誇り、数日かけてロッククライミングを楽しむ観光客も。海岸沿いのサン・センバスチャン・フォートは、ポルトガル植民地時代の様子が学べる博物館。もとはポルトガル式の要塞で貿易の拠点ともなった場所。海のレジャーとしてスポーツフィッシングやホエールウォッチング目当てに訪れる観光客も少なくない。最新の外務省安全情報によると全域に危険度レベル1が発令されているので、渡航の際には充分注意すること。

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