世界遺産級!東洋のマチュピチュと呼ばれる別子銅山跡

15,895

views

0

世界七不思議にも選ばれている空中都市「マチュピチュ」。なんと、ここ愛媛県新居浜市にも「東洋のマチュピチュ」があったのです!標高750mのところに位置する東平は別子銅山が17世紀後半に発見され、日本の近代化とともに発展してきた歴史ある場所。こちらの上から眺める産業遺産の景色は、まるでマチュピチュそのものなんです!そんな別子銅山跡の見どころをご紹介します!

東洋のマチュピチュへようこそ!

歴史を感じさせる建物跡と、山々の緑が良いコントラストを作り出していますね!
こちらの別子銅山跡は、足尾、日立と並んで日本三大銅山のひとつ。さすが歴史を感じさせるだけあり、大正5年から採鉱作業が行われ、最盛期にはこのあたりでは多くの人たちが暮らした大変賑わいのある町だったと言われています。

閉山後はその跡だけが残っているんですね。

あの有名なペルーの世界遺産「マチュピチュ」を思わせる景色から「東洋のマチュピチュ」の呼称がある別子銅山跡。高所に位置していることも名前の由来となっています。

こちらが本家のマチュピチュ。確かに、別子道山跡のレンガや石垣でつくられた建物跡とマチュピチュの遺跡群、とてもよく似ていますね!

東洋のマチュピチュの見どころ

東平索道停車場跡

こちらは鉱山施設があった集落の下の方にある主要の輸送機関。鉱石のほかにも日用品や郵便物などもこちらの索道で運搬していました。その停車場がここです!まるで中世ヨーロッパの城塞跡のようですね~!

小マンプ

マンプとは坑道のこと。東平の停車場から第三通洞まで2つのトンネルがあり、東平集落にある短いトンネルのことを小マンプと言います。わくわくドキドキするトンネルの入り口ですね!

第三通洞

こちらも主要な運搬用の坑道です。最大8人乗りの電車なんかも走っていて、一般利用もされていました。この迫力ある入口はちょっぴりスリルを感じますね。

旧火薬庫口

こちらは坑道を掘っていくときに使用するダイナマイトなどを保管していた場所。爆風で人や施設に影響が出ないようなつくりになっています。

大マンプ

小マンプに引き続き、東平から第三通洞への2つのトンネルのうちの長い方です。これまた、トンネルの奥がものすごく気になります!

旧東平第三変電所

こちらは電力の電圧調整などを行っていたところ。

こちら内部。時が止まったようだとはまさにこのことですね!長い年月の経過を感じずにはいられません。

別子銅山跡
住所:
愛媛県新居浜市立川町654-3
アクセス:
新居浜市の国道11号線長田より県道47号線を南下。道の駅マイントピアを過ぎて清滝トンネルを過ぎて『東平』の看板が有る細い道を左へ入る。離合できる場所も少ない山道なので注意が必要。国道11号線から約40分程度の道のり。
駐車場:
無料あり
普通車71台/身障者用3台
東洋のマチュピチュ観光バス(要予約):
大人(中学生以上)1200円/小学生以下600円/3歳未満無料

いかがでしたか?自然豊かな山中にひっそりと、そして壮大に構える歴史遺産の別子銅山跡。東洋のマチュピチュをじっくり堪能しながら、天候の良い日には瀬戸内海を見渡すことができる絶景ポイントとしてもお楽しみいただけますよ♪また、歴史を感じられる建物跡も、絶好の撮影ポイントです!ぜひアナタも東洋のマチュピチュへ、足を運んでみませんか?

yuddy

国内外問わず旅行によく行きます。
旅、音楽、写真、グルメ、インテリアを好み
湘南エリアでゆるく生活中。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
このエリアの新着記事
今週の人気記事