姫路駅周辺で手に入れたい定番のお土産15選

創業は元禄年間とも言われる、姫路の超老舗和菓子店「伊勢屋本店」。玉椿は伊勢屋本店の看板商品として、当時の藩主であった酒井忠学と11代将軍徳川家斉の25女である喜代姫との結婚を祝い、作られました。第15回全国菓子大博覧会 では名誉総裁賞受賞したり、昭和天皇が関西においでになった際には兵庫県から献上されるなど由緒正しい和菓子として知られています。目上の人へのお土産にもおすすめです。

JR姫路駅にある駅ビルと高架下にある複合施設ピオレ姫路のおみやげ館 1階で購入することができ、お値段は5個入りで￥680(税込)です。大人数に配るのにぴったりな25個入りもあります。
原料に貴重な白小豆が使われているところがポイント。薄いピンク色をした求肥の中には黄身あんが入っていて、椿の花が再現されています。程よい甘味とやわらかさでお茶との相性◎。賞味期限は製造日から1週間です。

姫路名物としても名高い官兵衛兵糧餅。こちらも伊勢屋本店で作られていて、兵糧餅を現代にアレンジし、黒ゴマとクルミが味のポイントになっています。
ピオレ姫路で販売されていて1個￥151(税込）。5個入りや20個入りのものもあり、贈る相手の人数によって使い分けることができます。ゆべし粉がつかわれているので、独特の弾力のある歯ごたえが癖になりそうと評判です。

モチーフになっているのは、2014年にNHK大河ドラマで放送されV6の岡田准一さんが演じて話題になった、兵庫県を代表する戦国武将黒田官兵衛。黒田官兵衛は黒田職隆の跡取りとして、姫路で生まれたと言われています。大河ドラマがヒットしたことから姫路を訪れる観光客も増えたそうです。ぜひ歴史好きで集まって、官兵衛兵糧餅を食べながら戦国時代に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

お酒好きにおすすめしたいのがこちら。姫路城の別名である白鷺城から名前を取ったこだわりの地酒です。全国新酒鑑評会で9年続けて金賞を受賞するなど、美味しさは折り紙付き！天保6年に誕生した田中酒造場が手掛けています。姫路城主酒井忠実侯も田中酒造場のお酒に酔いしれたのだとか。代表作白鷺の城は播州で作られた山田錦が使われているのでお土産にぴったり。

ピオレ姫路おみやげ館 で購入することが可能で、大吟醸白鷺の城は 720mlで￥3,780(税込）。のどごし抜群で香りは華やかで甘いのが特徴的。後味は最後に独特な苦味を楽しむことができます。
原材料の水は、夢前川の伏流水を井戸からくんで使われているところも歴史を感じます。しらさぎのようなエレガントなお酒として、人々の心をがっちりつかんでいる白鷺の城とともに、晩酌を楽しみましょう。

一目見て姫路と分かるお土産を渡そうと考えているなら、姫路城の形を再現したカステラ饅頭「お城焼き」はいかがでしょうか。職人が毎日手間暇かけて焼き上げるお城焼きの生地には、国産蜂蜜がブレンドされていて、ふんわりとした食感が楽しめます。中を開けるとこしあんがたっぷり入っていて、あっさりとした美味しさに何個でも手を伸ばしてしまいそうになることでしょう

お城焼き6個入りで￥540(税込）というプチプラなところもうれしいポイント。ばらまき用のお土産としても最適です。姫路駅にあるお土産屋さんだけでなく、姫路城大手門前の杵屋宝蔵店では焼きたても販売されているので、お城を見学して疲れた自分へのご褒美にもぴったり。賞味期限は約1カ月と短めなのでご注意を。じっくりとお城の形を観察してから食べると良いですね。

同じくお城の形をモチーフにした五層もなかも姫路らしいお土産の代表作です。五層もなかは昭和31年の姫路城の改修工事が無事に完成するようにという願いをこめて考案されたのが始まり。
佐賀県産ヒヨクもち米で作られた香ばしい皮の中には、北海道産小豆で作られた粒あんと味のアクセントになる刻み栗がたっぷり入っています。今なお手作りされている美味しさをぜひ！

できるだけ姫路城に似せた形を作ろうと試行錯誤した結果、現在の姿に落ち着いたそうです。ピオレ姫路にある五層もなか本舗で購入できて5個入りで￥864(税込）。個別に1つずつ包装されているので、会社や学校へのばらまき用のお土産に最適！脱酸素材も使われているので、できたての美味しさが長続きしているところも注目ポイントです。アイスコーヒーに良く合うと評判なのでお試しあれ。

姫路のある兵庫県を代表する銘菓です。兵庫県の県花であるのじぎくをモチーフに作られました。地元でとれた卵と北海道で作られた練乳がたっぷり入っていて、和と洋が融合した味わいにハマってしまう人も多いそうです。
ポートピア81博覧会に参加された現在の天皇陛下が召し上がったことでも有名。年配の人やかしこまった席に持っていく手土産にもぴったりです。

中を開けると完全再現された美しいのじぎくの姿が。上品なたたずまいでお茶との相性抜群です。平成24年版の五つ星ひょうごにも選ばれた商品なので間違いありません。
8個入り￥993(税込）で購入できます。姫路駅の他、明石駅などでも販売されているので一度手に取ってみてはいかが。
のじぎくは例年11月ごろに見ごろを迎えます。姫路市大塩町には日本一の大群落もあるので、良ければ足を運んでみてくださいね。

姫路おでんとは生姜醤油でいただくおでんのこと。姫路では味付けは濃く甘いタイプと薄味のタイプの2種類のおでんが主流ですが、生姜醤油で食べるとどちらも姫路おでんという定義になるそうです。
そんな姫路おでんをお土産にしたいなら、大正5年創業の老舗かまぼこ店「やまさ」が手掛ける、レトルト包装されているものがおすすめ。やまさの姫路おでんはピオレ姫路おみやげ館にて購入可能で、1人前￥ 680(税込）で販売されています。

お土産にする前に姫路おでんがどんな味がするのか自分の舌で確かめてみたいという人は、同じくピオレ姫路おみやげ館に「姫路の地酒と姫路おでん本舗」があるので一度のぞいてみてください。姫路おでん本舗盛りやおでん単品を地酒とともに楽しむことができます。
生姜醤油も自宅で簡単に作れるので気に入ったら我が家の味にしてみましょう。

播州の銘酒がゼリーになって、お土産として大人気なのが「播州酒蔵 酒めぐり」。名前の通り播州を代表する名酒を気軽に楽しむことができます。ピオレ姫路おみやげ館で購入でき、6個入りは￥2,160(税込）で販売されています。ちょっとした手土産にぴったりな3個入りや自分へのご褒美におすすめしたい9個入りがあるので、贈る相手に合わせて購入してみましょう。

ゼリーになったとはいえ、日本酒が材料になっているので3%未満のアルコールを含みます。未成年や妊婦、お酒の弱い人へのお土産にはできないのでご注意を。倭小槌や富久錦、奥播磨など地酒ファンにはたまらないラインアップになっています。口どけもやわらかいので暑い季節のお土産にぴったりです。地酒ゼリーで播州の四季を感じながら、大人のぜいたくを楽しむことができますよ。

かしこまった手土産を探しているなら、播磨銘菓として名高いはりま家紋も検討してみてください。製造しているのは、第21回全国菓子大博覧会で名誉菊花工芸賞を受賞した経歴もある小川堂安芸国。看板商品はりま家紋は、外はしぐれあんで中は栗入りの小豆あんが入っている上品な和菓子です。パッケージも上品で取引先へのお土産などにもおすすめ！夏は冷やして食べるとより美味しく感じます。

はりま家紋は大サイズと小サイズがあるのが特徴。大サイズには姫路城を作った池田輝政氏の家紋｢揚羽蝶｣、小サイズには千姫の「葵の紋」がとそれぞれ模様が異なるので両方買ってみるのもおすすめです。大サイズで箱に入った9個入りは￥3,900(税込）で販売されています。姫路駅前の姫路山陽百貨店で購入できるのでぜひ手に取ってその高級感を確かめてください。

トム・クルーズが日本での撮影のお土産に持って帰ったと言われ、テレビでも度々取り上げられる人気のお土産「書写千年杉」。気になる中身はバウムクーヘンになっていて小倉クリーム味と柚子あん味の2種類あります。職人が手作業で焼き上げていて生地はしっとりしてふわふわした食感に仕上がっていておすすめ！ピオレ姫路の杵屋にて購入できるので、足を運んでみましょう。

播磨地区で有名な圓教寺の境内にある千年杉がモチーフになっていて、とてもユニークな形をしています。外側にはチョコレートとナッツがコーティングされていて味のアクセントに。2本入りで￥2,592(税込)です。
絵巻播州書写山縁起のハイライトが表装紙に採用されているので圓教寺の歴史についても知ることができます。歴史好きで甘いものが好きな人におすすめのお土産です。

関西を中心に全国展開する御座候は、姫路に本社がある地元企業です。地域によってさまざまな呼び方がされる、小麦粉などで作った生地にあんが入っている丸い和菓子のことを、姫路周辺の人は御座候と呼んでいます。北海道十勝産の小豆が使われ、こだわりを持って手作りされていてとても美味しいと大評判。まだ御座候を一度も食べたことがないという人はぜひ試してみてください。

1個￥85(税込）というお手軽さも人気の秘密。姫路駅の在来線改札すぐのところにお店があるので、時間がないという人にもぴったりなお土産です。中のあんも赤あん、白あんと種類があるので両方買うことをおすすめします。
御座候が大好きになったという人は、姫路市内に世界で初めての小豆について取り扱った「あずきミュージアム」があるので、一度足を運んでみてください。

1897年に誕生した神戸を代表するお菓子メーカー「神戸風月堂」。その神戸風月堂の看板商品であるゴーフルを食べやすいサイズにして販売し、昭和37年から超ロングヒット商品として名高いのがプティーゴーフルです。
丸いせんべいにクリームがサンドされていて、老若男女問わず喜ばれるお土産としても有名です。優しい歯触りが特徴的。3時のおやつにお茶や紅茶と一緒に食べると◎。

中に入っているクリームはバニラ味、ストロベリー風味、チョコレート味の3パターン。24枚入りで￥1,080(税込）というプチプライスもうれしいポイント。中に入っている枚数が多いタイプも販売されているので、ばらまき用のお土産を探しているという人にもおすすめしたい名品です。姫路駅を始め兵庫県内の主要な駅や空港などでも販売されているので、兵庫県土産に最適！

姫路城を見るために兵庫県に行くといえば、神戸プリンを買ってきてほしいと頼まれた人もいるはず。モンドセレクションで5年連続最高金賞を受賞した、兵庫県を代表するスイーツです。1993年に誕生して以来口コミでも人気に！甘いものにはうるさい地元の人の心もがっちりつかんだ美味しさをぜひお持ち帰りください。姫路駅内のお土産ランキングでも上位に入る実力派です。

こだわりの製法で卵や生クリームなどの乳製品と砂糖やかんきつ系リキュールが混ぜ合わされているのが特徴です。口どけ、甘さ、味わいも独特だと定評があります。コクがあるのに爽やかという美味しさをぜひお試しください。
家族みんなで楽しみたいなら10個入り￥2,484(税込）がおすすめです。1人でこっそり楽しみたい人には1個から販売されているのでそちらも要チェック！

姫路駅のキオスクには姫路城をモチーフにして作られたキャラクター「しろまるひめ」のグッズがたくさん販売されています。しろまるひめは姫路市制の120周年、姫路城築城の400周年、姫路港が開港してから50周年を祝い、公募されて誕生した可愛い女の子のキャラターです。スイーツやぬいぐるみ、キーホルダーなどさまざまなグッズが展開されています。姫路らしさを大事にしたい人におすすめ。

しろまるひめはイベントなどで姫路城や姫路駅前に登場することもあるので、出会った際にはぜひ写真に取って思い出にしてみましょう。兵庫県内で行われたキャラクター総選挙で1位に輝くなど、姫路だけではなく兵庫県内からも人気のあるキャラクターです。愛くるしい表情に癒やされるという人も多いはず。ぜひしろまるひめのグッズをまとめ買いして地元の人に紹介してみてください。

室町時代に中国から伝わったと言われている張子。姫路では、明治初期に盛んに作られるようになったのではと考えられています。城下町であった姫路には張子の反古紙がたくさんあり、姫路藩の絵師が大阪で修行を積んで姫路に広めたのだとか。
姫路張子は他の地域とは違い全国では珍しい瓦型で作るのが特徴的。強度が強く軽いので、子どもや郷土品ファンへのお土産に最適です。

姫路駅前すぐの姫路・西はりま地場産業センター1階で購入できて、お値段もさまざまです。お面などは3000円前後で購入できるものもあるので、演劇などで使うという人へのお土産にもおすすめです。お面の他や獅子頭、三ツ山、動物の置物など160種類以上あると言われているので、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。現在は5代目の松尾哲さんが姫路張子を手掛けています。

姫路駅周辺で購入できるお土産をご紹介してきました。姫路駅周辺にはアントレマルシェ、キオスク、ピオレ姫路、姫路・西はりま地場産業センター、姫路山陽百貨店などお土産を購入できるスポットもたくさんあります。気になった商品があれば一度手に取ってみましょう。