バルカン半島に位置するアルバニアは風光明媚な国として知られています。首都ティラナは一年を通じて温暖な気候で観光を楽しむことができます。ここではそんなアルバニアの気候や、訪れる際の服装などをご紹介しましょう。
アルバニアは東ヨーロッパのバルカン半島南西部に位置した国です。モンテネグロ、マケドニア、コソボ、ギリシャと国境を接し、西はアドリア海に面しています。南北に340㎞、東西に150㎞と小さな国で、国土の約7割が海抜高度300m以上の山岳地帯。セルビア、マケドニアの国境沿いには2000m級の山々がそびえ立っています。
アルバニアは美しい自然の景観や独特な建築物などが多く、見どころの多い国です。アルバニア南部のサランダには「ブリトンドの遺跡」があり、ローマ時代の建築物を見ることができます。また、「ベラットとギロカストラの歴史地区」という世界遺産もあります。
最近、アルバニアで話題になっている観光スポットに「ブルーアイ」と呼ばれる泉があります。サランダにある神秘的な色合いを持った美しい泉で、地元では水に沈んだドラゴンの目の色とも言われています。アルバニアに来たらぜひ訪れてみてください。
ティラナはアドリア海から20㎞ほど内陸に入ったところにあります。1年を通じて温暖で、冬でもマイナスになることはほとんどありません。夏は暑く30℃を超すこともありますが、湿度が低いためカラッとした暑さです。10月~5月は平均気温が10℃前後で、雨が多くなります。
1年を通じて、東京と同じような服装で大丈夫です。夏は日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めは必須。水分を多く取るなど暑さ対策も必要です。また、急な雨に備えて雨具もあるといいでしょう。
ティラナは緑が美しい都市です。
アルバニアの内陸部の高地は大陸性気候です。冬には降雪もあります。1年を通じて、沿岸部よりも気温が低く、冬は-10℃まで下がります。このエリアを訪れる際にはしっかりとした防寒対策が必要です。
アルバニアのベストシーズンは、天候が安定している5月~10月です。この季節には、アルバニアの美しい自然を満喫することができます。
アルバニアは小さな国で、ツアーでもボスニア・ヘルツェゴヴィナやモンテネグロなどバルカン半島の国々と併せて訪れることが多いと思います。同じ地中海性気候でも、地域によって気候が異なるので、服装の準備はしっかりと行ってください。また、夏でも朝夕は涼しくなる地域、半袖の上に羽織れるものがあると便利です。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナは、夏は平均気温が20℃、冬は平均0℃前後となります。サラエボでは50㎝以上の積雪になることも。モンテネグロはアルバニアと同じように夏は気温が高く、冬は雨が多くなります。山間部は夏にも夜の冷え込みが厳しくなります。
いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!
数あるヨーロッパの国の中でも謎に満ちた国と言われているアルバニア。社会主義時代を経て民主化されたアルバニアは、実は治安が良く美しい風景が残っています。1990年代まで鎖国をしていた影響もあり、独特の雰囲気をもつアルバニア。そんなアルバニアにある、2つの都市からなる世界遺産「ベラットとジロカストラの歴史地区」をご紹介します。
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