アルジェリア基本情報 【治安・情勢編】

アルジェリアは「北アフリカのパリ」とも呼ばれ、美しい街並みと雄大なサハラ砂漠の自然を楽しめる魅力的な国。国内には7つの世界遺産があり、ローマ時代に作られた壮大な遺跡も残されています。

首都アルジェには高級ホテルもあり、ヨーロッパと変わらない快適な宿泊を楽しむことができます。また地中海沿いにはリゾートホテルもあり、アフリカの自然を楽しみながらのんびりと休暇を過ごすことができます。高級ホテルには英語を話せるスタッフもいて、観光ガイドも手配してもらうことができます。

アルジェリアは、砂漠、サバンナ、地中海と変化に富んだ風景を楽しめます。

アルジェリアを旅行したいと思った時、まず心配するのが治安ではないでしょうか。アルジェリアはアフリカの中でも比較的治安がよく、観光も安全だと言われています。ただ、隣国のリビア、マリ、ニジェールは情勢が不安で、国境沿いを訪れるのは控えるべきでしょう。サハラ砂漠や北部は治安も安定しています。

アルジェリアでは比較的安全に観光地を巡ることができます。

アルジェリアの人たちは日本人に親しみを持っている人も多く、とてもフレンドリーです。アルジェの街やリゾート地を歩いていても、危険を感じることはあまりありません。また、外国人を狙った強盗も少なく、観光を楽しむことができます。

それでも、旅の基本的なルールは守りましょう。財布をズボンのポケットに入れない、必要以上に大金を持ち歩かない、また華美な服装は避けるなど注意しましょう。また、夜間はできるだけで歩かない、暗い夜道を歩かないなど心がけるようにしましょう。

また観光バスで観光地を訪れることもあると思いますが、貴重品を車内に残さない、カメラや携帯は常に持ち歩くなど置引きに注意しましょう。車での移動の際も同様で、長距離を移動の際は気が緩みがちですが、常に注意をしておいたほうがいいでしょう。

モスクなど宗教的施設や軍事施設など、写真撮影が禁止の場所もあるので、撮影する前に現地ガイドに確かめたほうがいいでしょう。また、イスラム教の人たちはお祈りをしている姿や女性たちは写真に撮られるのを好みません。カメラを向けないようにしましょう。また観光地によっては、撮影できる場所が限られている場合があるのでガイドの指示に従いましょう。

アルジェリアは比較的治安がいいとされていますが、テロの可能性も否定できません。無理な行動は慎み、安全なエリアで観光を楽しんだほうがよさそうです。基本的なルールを守り、楽しい旅にしてください。