プエルトリコで外せない!世界文化遺産ラ・フォルタレサとサンファン歴史地区の基本ガイド
12371viewsカリブ海に浮かぶプエルトリコはリゾート地として知られています。首都サンファンの旧市街は世界遺産にも登録されていて、見どころたっぷりの島国です。ここではプエルトリコの気候や訪れる際の服装などについて紹介しましょう。
プエルトリコとはカリブ海・ドミニカ共和国の東隣に浮かぶアメリカ合衆国の自治連邦区。人口は約380万人で、主都サンフアンとその周辺には人口の3分の1が住んでいます。現在はアメリカ領となっていますが、長い間スペイン領だったため、スペイン文化が色濃く残っています。
島の大きさは、四国の半分程度。火山によってできた島で、川が多く流れています。国内最高峰のセロ・デ・プンタ山 (1,338m) をはじめ1,000m級の山があり、国土の3分の1が山岳地帯となっています。プエルトリコには世界一大きなラム酒の鋳造所や世界最大の天文台の所在地として有名なアレシボ天文台などがあります。
プエルトリコには、かつて「カリブ海最強の要塞」と言われた史跡がいくつも残っていて、現在では観光地となっています。ラ・フォルタレサとサン・ファン国定史跡は、1983年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
プエルトリコは熱帯海洋性気候に属します。一年を通じて気温の変化が少なく、平均気温は26~27度。4~11月が雨期にあたり、この時期には降水量が多くなります。日中は気温が高く蒸し暑いのですが、夜は貿易風の影響で気温が下がり過ごしやすくなります。
また7月~10月はハリケーンもたびたび発生するため、この時期は旅行を避けたほうがいいでしょう。1月~3月頃は雨が少なく、プエルトリコ旅行のベストシーズンとなります。
プエルトリコは一年を通じて暑く、夏服で過ごすことができます。室内は冷房が効いているので、一枚羽織れるものがあるといいでしょう。雨季には朝夕、気温が下がることがあるのでジャケットを用意してください。
プエルトリコでは日焼け対策も忘れずに。帽子、サングラス、日焼け止めは必ず持参してください。暑いときは無理をせず、ゆっくりと観光するのもおすすめです。
リゾートホテルでは、昼間は水着やサンダルで過ごしても、夜は少しお洒落をしてレストランを訪れる人も多くいます。高級なレストランを訪れる歳にはTPOをわきまえた服装をしましょう。男性は長ズボンや襟付きのシャツなどがあるといいでしょう。また、ビーチサンダルでは入店できないバーもあるので注意してください。
プエルトリコの首都サンファンは、欧米から多くの観光客が訪れる人気のリゾート地。スペインの占領時代に作られた美しい街並みも注目を浴びていて、歴史的スポットとしても人気を呼んでいます。
カリブ海を巡るクルーズ船の寄港地にもなっていて、シーズン中には、街は多くの人で賑わいます。機会があったら、ぜひこの美しい島国を訪れてみてくださいね。
いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!
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