出雲で絶対行きたい観光スポット15選！人気のオススメ観光名所をご紹介

島根県の代表的な観光名所の一つ「出雲大社」は、縁結びと福徳に最もご利益のあるとされている神社。
日本にある神社の中でトップに入るほどの多きな敷地には、見どころがたくさんあります。
先ずは、正門である木でできた大きな鳥居、そしてその隣に建てられている出雲大社と彫られている大きな石像です。
そして鳥居をくぐると、なんだか別の世界に入ったように感じる空気の中にある参道。
松の木が並ぶ3本の参道も見どころの一つ。
境内の入り口には大きな石像で建てられた出雲大社の主神様「大国主大神」がお出迎えしてくれます。

手水舎で手と口を清めたらいよいよ拝殿と本殿に向かいます。
出雲大社での参拝の仕方は他の神社とは少し異なり「二拝四拍手一拝」。
神楽殿の大注連縄は、重さがなんと4.5トンもある大きくて立派な大注連縄です。
その他にも、祖霊社や銅鳥居など見どころがまだまだあります。
そして、神話になっている「いなばのしろうさぎ」は、大国主大神に関連している神話になっていて出雲大社内のところどころに46羽のウサギの可愛い像が建てられているのも出雲大社の特徴。
年間約200万人以上が参拝に訪れる出雲大社は必ず寄って参拝していただきたい名所。

出雲日御碕灯台は、世界灯台100選などに選ばれるほどの名高い灯台の一つ。
その理由の一つに、出雲日御碕灯台は石を積み造られている希少価値の高い灯台になっていることがあげられます。
灯台の中に入り、階段で上まで登ることができそこからとてもキレイな絶景が見られます。
日本海に面した場所に建てられている出雲日御碕灯台、そこから見える青い海と青い空のコントラストがとても素晴らしいと評判。

出雲日御碕灯台にある遊歩道を歩いている道中も岸壁やキレイな海が見渡せるなど景観を楽しみながら歩くことができます。
遊歩道の先端まで行くとまた灯台からみる景色とは違う景色が広がっていて深呼吸したくなるほど美しい景色。
夕日の沈む時間に見る灯台や、夜のライトが灯された灯台など一つの灯台ですが見る時間帯で光景や感じ方が変わるのも見どころの一つです。
出雲に行ったら出雲日御碕灯台は外せない観光名所です。

出雲大社のすぐそばにある「島根ワイナリー」は、ワインの製造工場の見学やワインの試飲・レストランなども併設している観光施設。
出雲大社町は、全国でも有名なブドウの産地でそこで育ったブドウは高い糖度があり高品質なブトウとして高い評価を得ています。
そのブドウを使ったワイン製造をしているのが島根ワイナリー。
ワインの製造を無料で見ることができ、様々な種類のワインも無料で試飲できワイン好きにはたまらない施設です。

ワインだけでなく、敷地内にあるバーベキューコーナーではしまね和牛をはじめ国産牛ホルモンや国産牛タンなどを味わうことができます。
軽食やカフェエリアもあり、お土産ショップも併設しています。「見て・遊んで・味わって」をコンセプトに五感に働きかける品々が盛沢山。
ランチメニューも充実しているので、午前中に出雲大社に行き午後はランチも含めてゆっくりと美味しいしまね和牛とワインを堪能するコースもいいですね！

昭和58年に発見された「荒神谷遺跡」は、発見された近くに祀られている三宝荒神から命名された遺跡。
その、荒神谷遺跡から発見された物は同じ形をした銅剣が358本連なって発掘されました。
また、発掘調査を続けたところ少し離れた場所で銅鐸6個と銅矛16本が発見されたそうです。
銅剣に関しては、358本が発見されるまで全国で発見された本数が約300本とされており、一ヵ所で358本もの銅剣が発掘されたことが驚きと共に大発見となった出来事でした。

荒神谷遺跡の隣接には「荒神谷博物館」や「荒神谷史跡公園」がありこちらも荒神谷遺跡と並んで観光名所として有名です。
荒神谷博物館では、謎の残る荒神谷について学ぶことができ、映像を通して発掘した銅剣などについて説明を受けることができます。荒神谷史跡公園では、ハイキングを楽しめるほか、バーベキューコーナーもありワイワイと子供も大人も遊ぶことができるようになっています。
このように、荒神谷遺跡は大発見となった銅剣の発掘を知ったり、緑豊かな自然の中でバーベキューを楽しんだりできるおすすめ観光スポットです。

薬師信仰の総本山である「一畑薬師」は、目のお薬師様として有名な寺院。
目のお薬師様ですが、様々な病気治癒を願い全国からお参りに来る来訪者が多数いらっしゃいます。
また、子供の無事成長の仏様としても有名。
一畑薬師は、標高約200メートルの位置にあり雲海の景色も抜群に見渡すことができます。
薬師本堂をはじめ観音堂や八万四千仏堂など、見どころもたくさん。
本殿までの参道はなんと約1300段もある石の階段となっていて、この石段も一畑薬師の特徴の一つ。

八万四千の仏様が祀られている「八万四千仏堂」はその数と雰囲気に圧倒されるそうです。
一畑薬師の宗派は「臨済宗妙心寺派」で、本尊は「薬師瑠璃光如来・釈迦如来・瑠璃観世音菩薩」となっています。
山の上にあるせいか、一畑薬師の敷地に入るとなんとも言えない空気に包まれているような、雰囲気のある寺院です。
特に、目に病気がある方はゆっくりとお参りしながら感謝と共に治癒力を頂戴してきましょう。

弁慶が伝説を残していると伝えられている「鰐淵寺(がくえんじ)」は、どのようにして岩にはめ込んだのかわかりませんが岩の岸壁には蔵王堂と呼ばれる建物があることで話題になったお寺。
宗派は「天台宗」本尊は「千手観世音菩薩・薬師如来」となっています。
絵画や彫刻などの国の重要文化財を多く所有しているお寺でもあり、貴重な品々を見学することができます。
こちらのお寺も一畑薬師と同じく目の病にご利益があると言われています。

鰐淵寺と弁慶は繋がりが多くあると言われており、その一つに釣鐘があり弁慶は本坊へと続く長い石段を釣鐘を担いで登ったという言い伝えがあるそうです。
その他にも、弁慶の自画像などの遺品が残されているそう。

鰐淵寺の秋の紅葉時期にはとても綺麗な紅葉が見られると評判で、長い参道が紅葉で覆われるとそれは素晴らしい景色です。
また、弁慶達が修業の場として利用していたとされる「浮浪滝」までも歩いて行ける距離となっていますので是非、こちらの滝も見逃さないで観光していってくださいね。

日本一の夕日が沈む光景を見られると話題の「宍道湖(しんじこ)」は、島根県出雲市と松江市との境に位置している湖です。
その夕日が沈む素晴らしい景観は「日本夕日百選」に選ばれるほどの美しさがあるとされていて、まさに絶景を望むことができます。
また、宍道湖はしじみ漁が盛んな湖でもあり、早朝はしじみ漁の小舟が多数出航しています。
綺麗な夕日が見られるのは松江市側からとなっているので、注意してくださいね。

宍道湖の広さは、横長で全長約47キロメートルあります。全国の湖の中で7番目に大きい湖で20河川と繋がっており、主な河川は「斐伊川」。
200種類以上の水鳥が常に渡る湖としても有名で、中でも一番多い種類は「キンクロハジロ」とされています。
神秘的で神々の島出雲ならではの景色と言えるほどの素晴らしい景色を夕日とともに見せてくれるのが宍道湖。
出雲へ行ったら必ず見ておきたい景色のトップに入る景観ですので是非、見ていってくださいね。

国の天然記念物に指定されている「立久恵峡」は、立派な岩壁がいくつも連なって建っているのが珍しい光景となり観光名所になっています。
その岩壁の下には吊り橋があり、吊り橋から見上げる岩壁の光景も圧巻です。
岩壁は、約2キロメートルの幅に高さが100メートルから200メートルもある太いローソクのように立ち並んでいて、自然の現象でこのような大きさの岩壁ができあがることに感動します。

立久恵峡は、遊歩道があり岩壁に行くまでの道中に吊り橋が2つあり五百羅漢や千体仏などの観光名所も同時に見ることができるハイキングコースがあります。
春は桜がキレイだったり秋は見事な紅葉が見られたりと、四季折々の景色も魅力の一つ。
また、天狗が居ると代々伝えられてきている立久恵山霊光寺も訪れることができます。
ハイキングコースは、往復約1時間ほどでまわれるようになっていて、時間に余裕のある方は近くに展望台や立久恵薬師の観光名所もあるので立ち寄ってみてください。

出西窯とは、陶器の食器を作っている窯元。
粘土の状態から器の形にしていく工程や焼から仕上がりまですべての作業を見学できる窯元で、出雲の観光名所の一つになっています。
現代は、機械での製造で大量生産が主流のなか、出西窯では職人が一つひとつ丁寧に手作業で作りあげていきます。
出西窯で作られた陶器の特徴は、シンプルだけどどこか温かみがあります。
家庭の手料理も出西窯で造られた陶器に盛り付ければ、一層美味しく、見栄えも数段よくなりますよ。

料理で器を選ぶのではなく、器が料理を完成させてくれるといいます。
工房で見学した後は、隣にある展示販売館「くらしの陶・無自性館」で展示販売されているおよそ数千点もある様々な陶器に触れてみたり、気に入ったものは購入することも可能。
どんなシーンでどんな料理をのせようなどいろいろな空想ができ、見ているだけでもワクワクできそう。
出西窯では、器と言うのではなく「道具」と言うそうで、その道具の使いやすさなどの追及は妥協することなく考案されているそうです。
そんな思いのある陶器を使って、日常を過ごしたいですね。

国の重要文化財に指定されている「旧大社駅」は、明治45年に開業された木造建ての駅舎。
平成2年に廃止されていますが、それまでは出雲大社へ行く観光客で賑わいをみせていて、全盛期は東京や大阪など需要が多い地域には直通電車も走らせていたと言います。
廃止までの旧大社駅は、出雲大社の玄関口ともされていました。
時代の変化と共に、大社線の需要が減り廃線になって駅舎も廃止になりましたが、この駅舎の造りが見事なので壊すことなく現在も残されています。

明治に開業された旧大社駅は、大正時代に改装されました。
しかし、木造で平屋建ての駅舎は全国でもとても貴重な駅舎となっており造りもまた凝ったものだということで重要文化財に指定されました。
駅舎の中は、天井の高い吹き抜けになっていて、その高い天井には豪華なシャンデリアが備え付けられています。
純和風の造りにシャンデリアが魅力的に映ります。
外観は、出雲大社の雰囲気に合わせて造られたとされていて瓦屋根が特徴。
出雲へ行ったら、旧大社駅を見学してみてください♪

日沉宮と神の宮という二つの社を合わせた神社が「日御碕神社」と言います。
天照大神が祀られている「日沉宮」は、神社としての風格がある朱色を基調とした建物が印象的。
日御碕神社は、伊勢神宮とゆかりがあり伊勢神宮の言われは「日の本の昼を守る」ですが、日御碕神社の言われは「日の本の夜を守れ」となっているそうです。
日沉宮と神の宮の本殿や拝殿など多数の場所が重要文化財として指定されています。

日御碕神社は、出雲國神仏霊場の20番にあたります。
神の宮に祀られているのは「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」で、石段を上ったところに本殿があります。
こちらの二つの社には、縁結びと厄除けにご利益があるとされており厄を祓いたい方は心静かにしてお参りをしましょう。日御碕神社にあるすべての建物が重要文化財に指定されている貴重な建物なので、隅々まで見学しておくことをおすすめします。
日頃の感謝の気持ちを込め、参拝してご利益をいただきましょう。

出雲國神仏霊場第18番の「須佐神社」は、強力なパワースポットであることで有名な神社。
祀られているのは、須佐之男命（すさのおのみこと）で子孫繁栄や良縁・家内安全などにご利益があるとされています。
山の奥にある須佐神社は、周りの木々や緑に囲まれていて神秘的にも感じる場所。
神社自体はそれほど古くないシンプルな建物ですが、境内にはすごいパワーを感じると話題になりテレビ取材も行われたほど有名なパワースポットになりました。

その境内には、樹齢1200年以上経つ杉の木があり樹木の胴周りはなんと6メートル以上もある巨大な杉の木。
1200年以上も須佐神社にあり、その歴史を物語るかのように生えている根はとても立派で力強さを感じるものがあります。この、杉の木の皮を剥いで持ち帰る方々が増えてしまったため今は柵で囲われてしまいました。
しかし、この巨大な杉の木周辺からもパワーが感じられるそうなので、参拝して強力なパワーもいただいてきましょう。

古代出雲歴史博物館は、2007年にオープンした出雲の歴史が学べる博物館。
出雲大社のすぐ隣に建てられた古代出雲歴史博物館では、出雲大社の歴史を中心に出雲について詳しく知ることができます。
古代出雲歴史博物館に展示されている品には、荒神谷遺跡で発見された「銅剣358本・銅矛16本・銅鐸6個」があり、その他にも国宝が多数展示されています。
この古代出雲歴史博物館でしか見ることのできない展示物ばかりなので、見学はしておいて損はありません。

出雲には数々の神話がありますが、古代出雲歴史博物館ではその神話の紐を解く鍵となる博物館でもあるそうです。
出雲の神話に興味がある方は、今までは神話だったものが現実の話であるかもしれないので博物館を隅々まで見学してみましょう。
館内には神話回廊などの展示室をはじめ、空中歩廊や展望テラスなど素敵な空間もあります。
また、ちょっとした休憩にカフェコーナーもあり、ゆっくりと博物館に滞在できるので心行くまで出雲を知ることができます。

出雲の神話の一つ「国譲り」の舞台になったと言われている稲佐の浜。
夏には、海水浴が楽しめ、一年を通して観光客で賑わう海岸でもあります。
そして、出雲大社の神事の一つである「神迎祭」を行う海岸。
神迎祭とは、旧暦の10月に毎年行われ、全国にいらっしゃるすべての神様をお迎えする神事。
すべての神様をお迎えするのにふさわしいとも言える、美しさはもちろんのこと、ずっと居たくなるような雰囲気のある稲佐の浜です。

稲佐の浜にある「弁天島」は、海神である豊玉毘古命を祀っている大きな岩でできた島。以前は弁財天様を祀っていたそうです。
そして、稲佐の浜から少し山間に行ったところに国譲りの話し合いが行われたとされる「屏風岩」があります。こちらも観光名所の一つになりますので、稲佐の浜に行ったときにはお忘れなく。稲佐の浜の魅力は、キレイな砂浜に青い海と空がありそこに存在感抜群な弁天島を見ながら沈みゆく夕日を眺められるところにあります。

道の駅キララ多伎は、日本海を一望できる海岸際に建てられた道の駅。
名産品のショップをはじめレストランなどがあり、目の前には広大な海が広がっていて絶景のスポットとしても大人気となっている道の駅です。
駐車場も普通車が157台停められる広々とした駐車場で、車の中で休憩する場所としても最適。
足の洗い場も完備されているので、そのまま海岸で砂遊びをしても安心。
そして、駐車場には電気自動車用の充電スタンドも完備されています。

道の駅キララ多伎に入ると、フードコーナーでは名物の海鮮たこ焼きといちじくソフトクリームが販売されていて人気メニューとなっているそうですよ。
地元名物グルメは旅の思い出にもなるし食べておきたいですね。
お土産コーナーでは、多岐の名産品「いちじく」の商品がズラリと並んでいます。
その他にも、ガッツリ海鮮が食べられるレストランや焼き立てパンが食べられるベーカリーコーナーもあります。浜辺で景色を見ながらパンを食べればより一層の美味しさになることでしょう。
休憩するだけではもったいないほどの景色が臨めますので、こちらでゆっくりと過ごすことをおすすめします。

いかがでしたか？出雲にはたくさんの観光名所がありますが、その中でもここは外せないという観光名所ばかりを特集としてご紹介しました。神々の島出雲で出雲大社をはじめパワースポットとなっている神社へも参拝し偉大なパワーをいただきましょう。そして、ご紹介した観光名所で心身共に癒されるような絶景をお楽しみくださいね。