佐世保・九十九島のおすすめスポット4選

九十九島は、佐世保港から北へ約25kmにわたり島々があるエリアで、それぞれの島が個性的で特徴ある形をしています。大半が無人島ですが、実際に人が住んでいる島が4つあります。黒島と高島が最も多く合わせて1000人ほど、続いて前島と鼕泊島に合わせて150人ほどが暮らしています。島の全部の数は200を越えるといわれ、たくさんの島があるという例えで九十九島と呼ばれるようになったそうです。

九十九島で最も景色が美しい展望台として有名です。ここからは、九十九島が180度のパノラマで広がり、季節によって美しい花々も観ることができます。特に、夕方の海と島々のコントラストは大変美しいのでおすすめです。季節の花として、春は菜の花、秋コスモスが咲き誇り、約15万本の花は見ごたえがあります。

ちなみに、こちらの展望台には田中穂積先生と記された銅像があります。彼は、今から100年ほど前に佐世保海兵団の第3代軍楽長に着任し、九十九島の風景を愛した一人だと言われています。1902年には、この九十九島の風景をイメージして、美しき天然を作曲しました。現在では、日本のみならず、中央アジアの方でも彼の曲が演奏されているとか。

九十九島の景色を見るなら、こちらの展望台もおすすめです。九十九島動植物園から徒歩で約15分のところにある展望台で、九十九島が一望できる絶好のスポットです。市街地からもそれほど離れていないので、市内観光の際に立ち寄ってみるのも良いかも!?駐車場完備で、展望台までは少し歩きますが、10分程度です。

ここからは、美しい風景写真が撮れることでカメラマンには人気のスポットとなっています。実は、ハリウッド映画のラストサムライの最初に出てくる島々のシーンは、2003年にこちらから撮影されたそうです。凄いですね。昼のみならず、夜になると、フットライトが点灯するので、安心して夜景を楽しむこともできます。

昭和36年にオープンした動植物園です。石岳の中腹にあることから、以前は石岳動植物園という名前が付いていましたが、平成23年に50周年を記念して名前をリニューアル。平成26年には、新しくペンギン館がオープンし、日本最大の天井水槽や可愛らしいペンギンさんたちを見学することができます。また、植物園も併設されていて、バラ園が人気です。

他にも、なかなか他の動物園では観ることができないツシマヤマネコも飼育されています。植物と動物が両方楽しめるスポットということで、ファミリーには大人気。週末は混雑しますが、季節ごとにイベントがあるので、色々参加できます。すべてのスポットを少し安く入場できる割引サービスや、年間パスポートなどもあるので、行かれる前にぜひWEBサイトをチェック！

海に囲まれた場所ということで、景色や動物達の見学以外に新鮮な魚介類が食べれることでも人気があります。特に、牡蠣がいっぱい獲れることから、こちらでは牡蠣の食べ放題ができます。値段は、現在1600円から2800円までのセットコースがあり、1600円のコースには牡蠣1キロ、牡蠣炙り笹めし、牡蠣チャウダーが付いています。

また、2800円コースには、牡蠣2キロ、イカ一夜干しや牡蠣シューマイ、サザエ3個などが付いています。牡蠣に合うアルコール類の販売があるほか、フランクフルトや焼きおにぎりも追加メニューとして注文できます。アルコールの持ち込みのみ可能なので、気の合った中間達とちょっとしたパーティーなどができるかも♪

いかがでしたか？今回は、九十九島に行ったらぜひ立ち寄っていただきたいおすすめスポットを紹介してみました。美しい景色をはじめ、動植物園や牡蠣の食べ放題など、九十九島を満喫できるスポット達。今回紹介したスポットは、どれも佐世保駅からも比較的近いので、佐世保市内観光の際に一緒に立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね。