九十九島水族館海きららの見どころ＆可愛い海の動物たち

JR佐世保駅からバスで約30分程度で行けるこちらの水族館には、クラゲ類100種以上、沿岸のカニ類60種以上、貝類120種など、たくさんの海の生き物達が飼育されています。館内では、それぞれのテーマによって分かれていて、様々な海の生き物達の展示をはじめ、体験プログラムやツアーなどに参加できますよ。

こちらの水族館の魅力といえば、何と言っても大水槽。九十九島の南に位置する九十九島湾は、ユニークな形をした海岸とたくさんの島々に囲まれていて、暗礁、砂浜、干潟などがあり、それを再現した国内でも珍しい屋外型です。そして、水槽内には約120種類、13000匹もの多くの海の生き物が飼育されています。

ファミリーや子供達に人気なのが、イルカと身近にふれあえる九十九島イルカプール。現在、2頭のイルカが飼育されていて、イルカの知能や運動能力を紹介するプログラムを1日3回開催しています。場所はイルカプール2Fで、時間は、10:20、13:20、15:20で、一回あたり20分程度です。可愛らしいイルカにぜひ会ってみませんか？

西日本最大級だといわれているクラゲ館。九十九島エリアで生息する約100種類を超えるクラゲを常時入れ替えて展示しています。ただクラゲを見学するだけでなく、光や音楽、映像を使って幻想的な世界を体験することも。また、地下1階には、クラゲ研究室が設けられていて、研究者達による調査や研究がおこなわれています。

一般的に温帯から亜熱帯域を好むと言われているアオウミガメ。こちらの水族館でも、可愛らしいアオウミガメ達が4頭飼育されています。現在、ウミガメの数は年々減少していると言われていて、国際希少野生動植物種や絶滅危惧種に指定されているとか！こちらの水族館では、ウミガメの研究や保護活動もしています。

同名のお笑いコンビがいますが、実際ハリセンボンを見たことがある人って少ないと思います。名前どおり、とげがたくさんある魚。よく針千本と呼ばれることもあるので、実際に体中にトゲがいっぱいあると思いきや、実際には350本前後だそうです。普段はおとなしい魚ですが、敵が来たりすると威嚇のために体を膨らませてトゲを出します。

生きた化石と呼ばれるカブトガニ。昔からその姿が殆ど変わってなく、日本の一部の県では天然記念物に指定されています。ここでは繁殖を行なっていて、生まれた卵や赤ちゃんカブトガニをみることができますよ。また、地元の学生さんたちと一緒に、九十九島の干潟に生息するカブトガニの調査や保護活動なども積極的に行っています。

海きららならではの体験コースと言っても良いかと思います。アコヤ貝から真珠を取り出す体験を有料でできます。毎日開講していて、参加費は一回600円。取り出した真珠は、リクエストによって手作りのアクセサリーを作ることができます。せっかく海きららへ行った思い出に、体験してみると良いかもしれませんね。

また、海きららへ行った際に、ぜひ一緒に体験していただきたいのが遊覧船です。水族館の入場券と遊覧船がセットになった少しお得な料金プランがあり、船は、個人から団体旅行まで様々なお客さんのニーズに合わせて選べます。どの船も、非日常的な空間で美しい九十九島のパノラマビューを眺望できますよ。

今回は、九十九島水族館海きららの見どころや海の動物達について紹介してみました。九十九島ならではの動物達にも会えるということで、年々来場者の数は増えているとか。また、水族館以外に森きららと呼ばれる動植物園も近くにあります。みなさんも九十九島を訪れた際には、ぜひ海きららへ出掛けてみてはいかがでしょうか？