稲取観光おすすめスポット15選~つるし雛・朝市・温泉に三大奇祭の神社まで~
6369views- 住所:
- 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1604
- 電話番号:
- 0557-95-1157
- 営業時間:
- 09:00-17:00
- アクセス:
- 伊豆急行線「伊豆稲取駅」より徒歩20分
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稲取の観光スポットは年間を通して楽しめる場所ばかり。名物のつるし雛や、温泉、朝市、三大奇祭に選ばれた神社まで、遊びつくしましょう!名所15選をご紹介します。
静岡県、東伊豆に位置する稲取には年間を通して訪れたくなるような観光の名所がたくさんあります。伊豆と言えば熱海や下田を思い浮かべがちですが、稲取には、どんな観光スポットがあるのでしょうか?自然がいっぱいで、楽しいお祭りあり、温泉あり、さらに美味しいグルメありの稲取の観光の魅力をおすすめの見どころ15か所と共にご紹介します。
さて、最初にご紹介する稲取の観光の名所は「稲取池尻海岸ウキウキビーチ」です。天然の海水浴場で、例年7月中旬から8月中旬にかけて浜開きがされます。
太平洋に面した、海の天然プールですが、岩場が囲いを作っているために波が押しよせてくる心配もありません。子どもたちも大満足と口コミ評価も高いこちらのスポットでは、カニやヤドカリなどを観察する磯遊びが楽しめます。足元が岩場なので、遊びに行く時にはビーチサンダルなどを持参すると良いですよ。
すぐ上にはプールや、休憩所、売店もあるので一日中遊んで楽しい思い出がたくさんできること間違いなし!有料ですが更衣室もあるので、適宜使用してくださいね。
稲取に観光に来たら是非訪れたいのが、温泉。多数ある温泉宿の中でも特におすすめなのが、ホテル「食べるお宿 浜の湯」です。こちらのお宿は平成28年にリニューアルオープンをはたしたばかり。口コミランキングで、静岡県ナンバーワンの宿と評価されたこともあるホテルなんですよ。期待が高まりますね。
伊豆急行線「伊豆稲取駅」からホテルへの無料送迎車も出ているのでアクセスに困る心配もありません。駅への到着時刻が決まっていれば事前に伝えておけば、駅で車が待機してくれます。
リニューアル時に改装された大浴場「望洋露天風呂」は、ホテル最上階8階に位置しています。全長23メートル、海原を270度のぞむ大パノラマが圧巻です。雄大な景色を見ながら、ゆったりとお湯に体をひたし、日頃の疲れを癒すことができます。昼、夕方、夜、と違った景色を楽しむことができるのも嬉しいですね。
内湯にサウナ、寝湯、立ち湯もあるので、存分に稲取の温泉を楽しんでくださいね。こだわりの魚介料理を楽しめる宿泊プランが大変充実しています。
稲取観光で、はずせないスポットと言えばここ「伊豆アニマルキングダム」。広大な施設はアニマルゾーン、わくわくふれあい広場、スポーツゾーン、プレイゾーンと呼ばれる4つのエリアに分かれており、一日中園内で遊ぶことができます。飼育されている動物の数は猛獣、草食動物、小動物など併せて66種類、600匹。
以前はバスに乗って動物たちの生体を体験するサファリバスを運行していましたが、リニューアルに合わせ「ウォーキングサファリ」を導入。より身近に動物たちの見学を可能にしました。
人気なのは、動物たちへの餌やり体験。ホワイトタイガーやライオンには、柵越しに串に刺した肉を与えることができるんですよ。大きな猛獣が間近にやってくるなんてスリリングで迫力満点ですよね!その他にもサイに触れる広場やウサギやハリネズミなどの小動物と触れ合えるスペースもあるので、小さなお子さまも、きっと楽しむことができますよ。
8月には4年ぶりにホワイトタイガーの赤ちゃんが2頭誕生しました。一般公開されていますので、この機会に是非会いにいってみてくださいね。
稲取には、江戸時代から「つるし雛」の風習があります。ひな祭りのために、女児をもつ母親や祖母が、娘の成長と良縁を願いながら、人形を一針ずつ手作りするというものです。一時は風化しかけた慣習でしたが、地元の人々の努力によって、現在も存続しています。「稲取文化公園 雛の館」では、このつるし雛を見ることができます。
伊豆地方でいち早く春を告げる河津さくらと同じ時期の1月から3月に「雛のつるし飾りまつり」が行われますが、秋には特別展示がされるので、こちらも必見です。
秋の特別展示には、春には公開されない「秋の豊作を願ったつるし雛」や「四季を彩るつるし雛」が展示されます。つるし雛の種類は、多産を願う「桃」や悪い男性がよりつかない様に…と願う「とうがらし」、神さまのつかいとされる「うさぎ」など30種類以上。それぞれの人形に意味があるのが面白いですね。
稲取観光の名所「稲取文化公園 雛の館」には足湯処も設置されているので、ゆったりと過ごすことができますよ。
稲取に観光に訪れたら、ぜひ稲取の名産品を手にとりたいですよね。そんな方におすすめなのが、土曜・日曜・祝祭日に東伊豆町役場庁舎駐車場で開催されている「稲取漁港・朝市」です。最寄り駅の伊豆稲取駅からは歩いて5分とアクセスも良いので、稲取に到着したら、まず最初に訪ねてみるのが良いかもしれません。
市場に並ぶのは地元で栽培、収穫された野菜や果物、そして新鮮な魚介類など。活気あふれる市場の雰囲気に元気をもらえそうですね。
「稲取漁港・朝市」で、常に人気で時には多くの人で行列ができるのが、炊き立ての「稲取キンメダイの釜飯」です。このボリュームで700円!あら汁までついてくるんですよ。とてもお値打ちですよね。稲取で水揚げされるキンメダイは一本釣りで釣られたもので非常に価値が高いことで知られています。朝市では、地元ならではのお手頃な価格で干物を買うことができますよ。
また、地元稲取で人気のパン屋さん、藤辺製菓の人気商品「ドーナツ」も朝市で購入することができます。
続いてご紹介する稲取の観光スポット「どんつく神社」は、事前情報がないとちょっと驚いてしまうかもしれない名所ですよ。こちらの神社の御神体は2.2メートルもある男性のシンボルの形をしたお神輿。2000年もの昔から、稲取の地で信仰されており、夫婦和合や子孫繁栄、そして無病息災の神さまとして鎮座しています。
「どんつく」という名前の由来は、厄災をドンと突いてしまう、というところからきているそう。小さな神社ですが、インパクトのある御神体を見にぜひ参拝してみたいですね。
また、毎年6月には、このお神輿が稲取の街を練り歩く「どんつく祭り」が開催されています。祭り当日、夜もふけた頃、ほら貝の厳かな音色と共に男衆にかつがれた、お神輿が登場。休憩時間には、女性が御神体にのって街をゆく…という一場面も見られました。どんつく祭りは観客参加型なので、飛び入りでお神輿をかつぐこともできますよ。
「伊豆三大奇祭」のひとつとも言われる、どんつく祭りですが、2019年の開催は神事だけの予定とのこと。祭り目当てに稲取に観光する人が殺到すれば、再開もあるかもしれません!
稲取へ観光に行くワイン好きさんに是非おすすめしたいのが、こちらの「JA伊豆太陽みかんワイナリー」。敷地内には工場があり、無料で見学とワインの試飲をすることができます。看板商品の「伊豆みかんワイン」の原料は、地元稲取で生産された温州みかん。みかんの糖度があがる11月から3月にワインの仕込みを行っています。
瓶詰め作業は年間を通して週に2度ほど行われているので、仕込みの時期でなくとも、訪れてみてください。
5年もの歳月をかけて製品作りに取り組んだという「伊豆みかんワイン」。どんな味なのか気になりますね。甘口はフルーティな味わいで女性に人気。そして辛口はサッパリとした喉ごしです。ワインの他に、ジャム、ゼリーなど加工食品も販売しているので要チェックですよ。12月から5月には期間限定で「さくらのお酒」も購入できます。
「伊豆みかんワイン」の価格は甘口が1本1072円。辛口が1378円です。通信販売もしているので、もっと買っておけば良かった…という方にも安心です。
春の稲取観光で欠かせないスポットといえば「ストロベリー金指園」。例年12月から5月にかけてイチゴ狩りが楽しめるとあって、ハイシーズンには家族連れやカップルなど多くのお客さんで賑わいを見せています。ハウス内で体験できるので、雨にぬれる心配もなし、ベビーカーもOKなので、小さなお子さんも楽しめますよ。また3歳以下は無料というのも嬉しいポイント。
1200平方メートルのハウスで栽培されているのは、「章姫」そして「紅ほっぺ」という二種類のイチゴです。
「紅ほっぺ」は1993年に静岡で生産が始まったブランドで、サイズが大きく、甘みと酸味ともに強いのが特徴です。30分間の食べ放題は日によって値段が異なりますが、大抵1000円から2000円で体験することが可能です。午後には、その日に食べられるイチゴが減っている可能性があるので、午前中早い時間の来園がおすすめです。
「ストロベリー金指園」のイチゴは高設栽培されているため、収穫するのに、かがむ必要がありません。足腰の弱い方にも安心ですね。
稲取へ観光にやってきたら、エコな取り組みをしているスポットも訪ねてみませんか?日本では水力発電、火力発電、原子力発電など、様々な方法で市民の電力がまかなわれていますね。近頃では、ソーラーパネルによる太陽光発電システムが導入され始めるなど、環境に優しい発電が注目を集めています。
自然いっぱいの稲取で取り入れられているのが、自然に吹く風を使って電気を生み出す風力発電です。東伊豆町と河津町の境の三筋山山頂付近に「東伊豆町風力発電」はあります。
「東伊豆町風力発電」の発電所が運転を開始したのは平成15年。三枚のプロペラが回る風車は、高さ59.5メートル、羽の長さが45メートルと圧巻の大きさです。風車の真下まで見学へ行くと、風を切る音が聞こえてきます。晴れた日には伊豆諸島や房総半島を見渡すこともできるので、景色も最高ですよ。夏休みには風車内部を見学する見学会も開催されています。
稲取のある、東伊豆町の再生可能エネルギー供給密度は全国でもトップクラスだそう。最先端の技術が身近に感じられる名所です。
伊豆急行線・伊豆稲取駅から歩いて2分の場所にある「済広寺」は、別名を「かやの寺」といいます。別名の由来は境内に鎮座する樹齢750年の、かやの大木。木の高さは18メートル、根回りは6メートルもあるというから驚きです。自然の雄大さに頭が下がりますね。この、かやの木を間近で見ることで、無病息災が叶うと言われています。
天然記念物に指定されている、かやの木は8月になると実を結びます。かやの実入りのお守りも販売されているんですよ。
本堂へ足を踏み入れると、巨大な「まに車」が目の前に現れます。「まに車」とはチベット仏教で使用されている宗教用具のことで、チベット語ではマニコロと呼ばれています。一度回せば般若心経を一度読んだこととなり、苦厄から開放され、徳を得ることが出来ると言われています。また、逆回しすると悪い業が巡ってくると言われているので気を付けて!
「宝物館」にはビルマ独立に貢献した稲取の住人へビルマの首相から贈られた「平和釈迦如来」が奉納されています。パワースポットと名高い「済広寺」はアクセスも良いので、稲取観光の際は是非立ち寄ってみて。
「東伊豆クロスカントリーコース」は伊豆随一の桜の名所として知られています。芝生の両脇に植えられた桜は毎年3月下旬から4月上旬頃に見ごろを迎え、多くの観光客で賑わいます。敷地内に植えられているソメイヨシノの数は110本。桜をめでる「花見の宴」期間中には、ゴザの貸し出しや、お汁粉のサービスも。ゆったりとお花見が楽しめそうですね。
春のお花見の時期以外にも、「東伊豆クロスカントリーコース」には、とっておきの楽しみ方があるんですよ。
実は「東伊豆クロスカントリーコース」は、日本で初めて常設されたクロスカントリーのコース。一周5キロほどのコースは、ハイキングにも最適です。400メートルほどの芝生をぬけると、森林浴を楽しめる松の林へたどり着きます。さらに行くと稲取岬が眼下に広がります。澄んだ空気に心が洗われるようですね。
秋の心地よい風を全身で受けながら、自然をいっぱいに感じられる稲取観光は魅力満点!施設内にはお手洗いも常設されていますよ。
稲取観光で「東伊豆クロスカントリーコース」を訪れたら、隣接する「稲取ふれあいの森」にも是非立ち寄ってみてください。お子さんが楽しめる遊具があるので、特に家族連れの方には、おすすめですよ。多くの子どもたちを虜にしてやまないのが、こちらのツリーハウス。映画で見覚えがあるような風情ですね。大人でもワクワクしてしまいます。
実はこのツリーハウスは、ツリーハウスの第一人者とも呼ばれる小林崇さんがプロデュースして建てられたものなんです。
さらに目をひくのが、この長い黄色い滑り台。なんと長さは50メートルもあるんです!滑っても滑っても楽しみが終わらない、夢のような遊具ですね。その他にもブランコやミニアスレチックなどがあり、体を動かせるので日頃の運動不足を無理なく楽しく解消することができそうです。入場料無料なのも嬉しいポイント。
例年10月中旬には、クロスカントリー大会が開催されるので、混雑を避けたい方は事前に確認をしてからお出掛けしてみてくださいね。
「稲取細野高原」は、年間を通して稲取の自然を満喫できるとあって人気の観光名所です。東京ドーム26個分、125ヘクタールにも及ぶ土地は、行政が管理を任されている私有地なので、決まった利用料金がありません。園内に協力金と書かれた募金箱が設置されているので、入場の際はお気持ちを入れてください。
春には、ワラビやゼンマイなどの山菜取りを楽しむことができます。また秋には、黄金に輝く一面のすすきを堪能することができます。
例年10月上旬から11月上旬には「秋のすすきイベント」が開催されます。期間中には、スタンプラリーや自然観察会、フォトコンテストなどのイベントが開かれるので必見です。有料のパラグライダー体験もできるので、一度体験してみたかった…という方は、この機会にぜひチャレンジしてみて!フラっと訪れた稲取の観光地で人生観が変わるかもしれませんね。
夕日をうけて黄金に輝くすすきは、幻想的。写真におさめたり、イベントに参加したり「稲取細野高原」で日本の秋を堪能してくださいね。
稲取観光で新しい体験をしてみませんか?「稲取マリンスポーツセンター」は、年間を通してダイビング教室を開催している人気のダイビングスクール。未経験でも心配御無用。インストラクターが丁寧に指導してくれると口コミで評判の教室です。美しい太平洋を望む専用のダイビングプールもありますよ。
体験ダイビングから、プロフェッショナル養成コースまであり、コースが大変充実しているのが特徴です。
もっとお手軽に稲取の海を楽しみたいという方には、1時間30分の「お手軽スノーケリング体験」がおすすめ。インストラクターから、屋外プールでレクチャーを受けた後に海へ出発。6歳から70歳まで幅広い年齢層を受け入れているので、自信がないから…とあきらめないで。きっと素晴らしい体験ができますよ。
体験は大人ひとり7020円。講習費用や、プール使用料、機材代は全て料金に含まれます。水着や日焼け止め、タオルは持参してくださいね。
最後にご紹介する「まると水産」は伊豆稲取駅から歩いて1分ほどの場所に位置する磯料理店。稲取港の定置網で水揚げされた新鮮な魚介類を、リーズナブルな価格でいただくことができます。店長みずからが包丁を持ち、お客さんに満足してもらえるように、と毎日厨房を取り仕切り、腕をふるっています。
テーブル席、個室、大広間があり、地元の魚を使った絶品料理を楽しむお客さんで賑わいをみせています。
「あじのたたき」1200円、夏季限定の「とび魚のお造り」1200円、「金目鯛の姿煮」4000円など、豪華な一品料理が、稲取「まると水産」の自慢です。干物や煮つけは、店頭販売もしているので、お土産に購入して自宅でいただくのも、おすすめですよ。通信販売もしているので、気になる方はぜひ問い合わせてみて。
稲取観光で、お腹いっぱいに新鮮なお魚料理を味わいたいなら、好立地の「まると水産」を訪ねてみてください。
稲取の観光で、おすすめの名所15選をご紹介しました。東伊豆に位置する稲取には、自然を感じられるスポットがたくさんありましたね。温泉や、朝市、高原に、ちょっと珍しい御神体を祀る神社など、見どころが満載です。稲取観光で楽しい思い出をたくさん作ってください。
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