錦糸町駅周辺で喫煙できるカフェ５選

錦糸町駅は、東日本旅客鉄道「JR総武線」と東京メトロ「半蔵門線」が乗り入れる駅です。
JRは総武本線が乗り入れる２面４線の高架駅。東京駅(東・上り)方面に向かい横須賀線へ直行する本線と、御茶ノ水駅(西)方面の支線に分かれる分岐駅になっています。そのため快速と各駅停車はホーム別です！亀戸寄りだけホーム間の乗り換え専用通路があり、エレベータやエスカレーターなど構内の施設はバリアフリーとなっています。
またこちらの駅と千葉駅との区間は、"総武快速線"と"中央・総武緩行線"の四線で、乗換駅としての役割も大きいです。
明治27年(1894年)に総武鉄道「本所駅」として開業し、大正４年(1915年)に「錦糸町駅」に改称。その後関東大震災(大正12年)による全壊と、東京大空襲(昭和20年)による全焼という、２つの大惨事に見舞われています。
また南口の駅ビル"テルミナ"の開業も昭和36年(1961年)と古く、平成29年(2017年)に１階のリニューアルと共に外壁が改装されました。50年を超えてもまだ現役とはすごいですね！
平成15年(2003年)開業の東京メトロ「半蔵門線」錦糸町駅は１面２線の地下駅。「東京急行電鉄」と「東武鉄道」との間で、直通運転を行っています。ちなみに東武鉄道は明治43年(1910年)まで、総武線経由で錦糸町駅に乗り入れていたんですよ！
錦糸町駅の１日平均乗車人数ですが、半蔵門線の開通とスカイツリーなどの開業でグンとUP。JR・半蔵門線合わせて20万人を超えています。

こちらはJRグループが運営するカフェチェーン系のお店。なんと駅から徒歩０分、ホーム上にある駅ナカ・カフェなんです。ちょうど総武快速線が停車する３・４番線ホームの千葉寄りに佇んでいます。JR錦糸町駅の利用者にとって、便利でイチ早く美味しいものに手が届くところはここをおいて他にないでしょう！
座席は13席とちょっと少なめですが、店内は分煙になっていて、喫煙席は７席あります。店内は仕切られてはいませんが、換気がしっかりしているようで、禁煙席側のお客さんからの評判も上々！
快速乗り換えの隙間時間や、わざわざ別のホームから小腹を満たしにやってくるお客さんも少なくありません。駅構内の待ち合わせや、ビジネスマンが営業先への訪問前に軽くランチをとっている姿も…。混んでいても比較的回転が早いので、少し待てば座れます。
とくにモーニングは、トースト・卵・ベーコン・ヨーグルト・ジュースにドリンクも付いて、バランスもコスパも良いです！また定番のドックセットは、ワンコインの440円からとリーズナブル！中でもしゃきしゃきのコールスローサラダが、ぱりっとしたソーセージの上にたっぷり乗った"サラダドック"が人気！野菜も取れて体も喜びます。
期間限定メニューもなかなか魅力的、その上サンドやスープ類のメニューが充実しているので、老若男女問わずぜひ足を運んで頂きたいおすすめカフェです。

こちらは昭和の香り漂う、創業50年の老舗純喫茶。シェルのペンダントライトやレトロピンクの電話機が置かれた店内はどことなく懐かしさを感じます！実はここ、テレビや映画のシーンで撮影されるほど有名なお店なんです。
そしてもうひとつすごいのが、子供だけでなく大人も喜ぶ一品、"ホットケーキ(800円)"！真四角のバターが乗った高さ３㎝ほどの分厚い生地はほぼ真円で、見た目にも美しいキツネ色。外はサックリ、中までしっかり火が通っています。口の中に広がる甘い透明シロップ"氷糖蜜"と濃厚バターのハーモニーは、一度食べたらヤミツキに…！注文を受けてから焼き上げるので20分ほど時間がかかりますが、これを見たらナットクです！プロフェッショナルな仕事に圧倒されてしまいます。
ちなみに人気のモーニング(580円)は、ドリンクにハムやツナトーストなども選べ、12時まで頂けるので軽めのランチや小腹を満たすのにも最適です！
少し暗めの照明にレザー調のおしゃれな椅子が心地よく、"全面喫煙可"なのでくつろいで一服を楽しめますね！お客さんは、待ち合わせのビジネスマンやおひとり様、ご近所の常連さんが多いようです。家族経営のオーナーさん一家も気さくで感じがよく、ほのぼのした人柄が伝わってきます。
こんなステキな癒し空間でのひと時は、いかがでしょうか？

こちらは珈琲チェーン系でおなじみの喫茶店。店内は隣の座席との間隔が広く、ふかふかなソファー席は居心地も最高！雑誌なども置いてあるので、朝からくつろいでいるお客さんが多いです。
仕切分煙ですが、満席でも禁煙席側はタバコの煙はほとんど気になりません。新聞や雑誌を読みながら一服しているビジネスマンや、ショッピングの合間に立ち寄ったグループ、家族連れなどさまざま。
もともと中部圏が発祥とあって、モーニングが充実しています。ユニークなのは"あんトースト"がセレクトできることです！味噌カツサンドもコメダならではの一品。サクサクの衣にジューシーなカツが、甘い赤味噌のアクセントでより引き立っています。
グラスやカップのマークも独特ですが、アイスコーヒーはオリジナルの銅製タンブラー、クリームソーダがブーツ型のグラス、ジュース類がフタつきの丸ビンに入っているのが面白い！遊び心に満ちていますね。
さっくりホットデニッシュの上にひんやりソフトクリームと甘いメープルシロップが乗った名物"シロノワール"は、疲れた体を癒してくれること間違いなし！ぜひ一度味わってみてくださいね。
カウンター席には電源コンセントも付いているので、スマホ・モバイル端末の充電や、ちょっとした作業にも便利ですよ。

こちらは駅南口から徒歩０分の駅チカ喫茶店です。昭和から続く老舗ですが、昭和レトロな純喫茶ではなく、平成風のナチュラルモダンな雰囲気に改装されています。地下への階段が狭いので、店内に入るとフロアの広さに驚くことでしょう。落ち着いた木目調のテーブルに、座り心地バツグンな椅子がベストマッチ。ゆったりしたソファ席もあり、時間が経つのを忘れてくつろいでしまいそうです。
特筆すべきは、喫煙席が禁煙席の約３倍の60席もあること。ここは愛煙家にとって、まさにパラディーゾ(楽園)！
平日はビジネスマンや近所の常連マダムのグループ、習い事の帰りなどお客さんもいろいろですが、休日は近くの場外馬券売り場・WINSに向かう人が勝馬の予測を立てている姿なども目にします。
単品コーヒーは500円から。アイスコーヒーがジョッキ(ビール生大)サイズ、紅茶もティーポットにたっぷり入っていて、ドリンクのサービスは満点です。厚切りトーストと一緒に卵やサラダも付いてプラス100円のモーニングがダントツの人気！お店自慢のクリームソーダ(700円)もグラスからしてオシャレで、上に乗ったソフトクリームが一味違っています！ふわふわとろ〜り卵のオムライスなどランチも充実しているので、ぜひ味わってみてくださいね！

錦糸町は繁華街のあるJR線の駅南側に飲食店が多く集まっているため、南側カフェのご紹介が続いてしまいました。そこで最後は駅北側のカフェをご紹介。
JR線駅北口を出てすぐ左隣のビル"錦糸町アルカキット"９階にある、駅チカ・カフェがこちら。同じ階には大型の本屋さんがあり賑わっています。ほとんどがこの本屋さんや、アルカキット内店舗の買い物客です。上階で席数が多いので、混む時間帯を外せば比較的空いています。
分煙になっていて、コーヒーで一息入れた後、一服している人の姿もちらほら！
広い店内はドアなどがないオープンスタイルなので、開放的な雰囲気です。フロアに並んだ木のテーブルが印象的で、読書をするのにぴったり。
コーヒーは、日替わり・Ｓサイズが330円からです。バリスタが淹れるコーヒーは酸味とコクが深く種類も豊富なので、どれにするか迷ってしまいます。落としたてのコーヒーは香りもまた格別！美味しいと評判のコーヒー、人気は店名と同じ"アメリカーノ"です。またカフェラテにハートやリーフなどの模様を描いてくれるのも、乙女心をくすぐられますね。
もうひとつのお店の自慢は、手作りサンドイッチと季節のデザート。とくにケーキはショーケースを見ているだけで、全部食べてみたくなります。女子ばかりか、ご年配の男性もコーヒーと一緒にケーキをセレクト！濃厚なコーヒーに甘いケーキは、相性もバツグンですよ。

錦糸町駅周辺で喫煙できるカフェ５選、いかがでしたでしょうか？繁華街のある駅南側や閑静な駅北側の、いずれも駅チカで愛煙家に優しい名店揃いです。
喫煙に対する世間の風当たりが厳しくなる中、デートスポットの「東京スカイツリー」や、現代風下町がコンセプトの「東京ソラマチ」がある墨田区も例外ではありません。「墨田区路上喫煙等禁止条例」によって、タバコのポイ捨てや歩きタバコは禁止！駅や特定の商業ビルなどには喫煙コーナーが設けられていますが、あくまで応急処置としてで、くつろげるという意味からはほど遠いものです。
そこで愛煙家の強い味方、カフェの登場！
雨も何のその、隙間時間にサクッと行ける駅ホーム上のカフェに、プロのバリスタが淹れる極上珈琲が一緒に堪能できるカフェ、喫煙席が禁煙席の約３倍もあるお店、はたまたモーニングの"あんトースト"や、高さ３㎝の名物"ホットケーキ"が絶品の喫茶店！それぞれに特徴がありますが、みなさんならどちらをお選びですか？
カフェは"分煙"スタイル、喫茶店は伝統的に"全面喫煙可"のところが多いですが、ご紹介したお店は嫌煙家サイドから"煙が気になる"と言った話もありません。錦糸町という街に根付き、お客さんからも愛されるカフェばかりです！
今回ご紹介した情報が、少しでも皆さまのお役に立ちますことを心より願っております。