姫路でおすすめの人気お土産32選！伝統の名産品から最新スイーツまで全部教えます！

そうめんのブランドの中で特に有名なのが、播磨の小京都・龍野で生まれた「揖保乃糸」でしょう。厳選した小麦と赤穂の塩など、こだわりの原料をもとに600余年受け継がれてきた伝統の製法で、職人が丹念に作る姫路・播州地方の名産品です。

揖保乃糸は、引き伸ばしと熟成を何度も繰り返して乾燥させる手延べ製法により、滑らかな舌触りとコシ、もちもちとした食感が特徴。製造時期が限られる特級は、上質な小麦粉を使い、揖保乃糸の特徴がきわだつ逸品です。つゆで食べる以外にも、和洋中のどんな料理にも合うので、年間を通して大活躍。高級感のある木箱入りは、目上の人へのお土産や贈答品におすすめです。

JR姫路駅のホームに店舗を構え、70年にもわたり姫路市民や観光客に愛され続けてきた「まねきのえきそば」。戦後の物のない時代に姫路駅で気軽に食べられる麺類を作れればと考案されたのが、かんすいを入れた黄色い中華麺と和風だしを合わせたえきそば。

一見ミスマッチのようですが、弾力のある麺と味わい深い和風だしが相性抜群で、シンプルでさっぱりとした味わいが人気です。実際に食べてハマった人は数知れず、乾麺タイプの天ぷらそばを買って帰る人も多いのだとか。麺好きな人はもちろん、姫路のソウルフードの代表格・えきそばをぜひお土産にしてはいかがでしょうか。

ヤヱガキ酒造は1666年から続く老舗酒造会社です。山田錦と林田川の名水・千寿の水と職人の技が融合した姫路を代表する銘酒・八重垣でも知られています。「八重垣 純米酒 姫路城本丸」は、ラベルデザインに姫路城図屏風が描かれているので、贈答やお土産として購入するのにも最適。

米の甘みが感じられる穏やかな香り、柑橘系のようなはっきりとした酸味とフルーティな甘味があり、女性でも飲みやすい味で、冷酒や熱燗まで幅広く楽しめます。300ミリのボトル缶は、ぽってりしたかわいいフォルムで、姫路城が描かれておりお土産にちょうどいい大きさ。外ふたはおちょこになっているというすぐれものです。

姫路を中心に西日本ではその名が知られているイトメン。限られた地域でしか販売されていない「チャンポンめん」は、1963年創業以来変わらないおいしさで、知っている人には懐かしいインスタント麺です。中にはやや細めの無塩製麺と粉末スープ、エビとしいたけのかやくが入っています。

無塩製麺特有のコシと旨みが、さっぱり塩味にやさしい甘味とだしのコクが感じるスープがよく合います。チャンポンめんですが、長崎ちゃんぽんとはまったく異なり、タンメンに似たような味です。袋麺のほかカップ麺、醤油やみそなどのバリエーションも楽しめます。地域限定のソウルフードは、お土産にもってこいですね。

兵庫県中西部、姫路市安富・峰山山系の美しい自然と清らかな水が香り高い柚子を生み出しています。ゆずの収穫は秋の終わり、大切に育てたゆずを1つ1つ丁寧に収穫し、安富の工房で丁寧に作った柚子100パーセントの天然果汁ドリンクです。

「柚子のしずく」は無添加でビタミンたっぷり、柚子の風味が香る自然の味。組合のお母さんたちの手作り感がいっぱいで癒されます。毎日の健康維持や、休憩時間におすすめのお土産です。工房内には柚子ドリンクのほかにもゆず胡椒、ゆず茶、ゆずマーマレードなど柚子三昧の商品がずらり。どれにするか迷ってしまいます。

姫路駅から姫路城に伸びる大通り沿いにあるヤマサ蒲鉾の店頭で、マスコットキャラクターの女の子が手にしているのが「さっちゃんのちぃかまどっぐ」です。チーズの練り込まれた蒲鉾をドーナツ生地のような甘い外皮で揚げた、その場で食べられるファーストフード。

甘いふわふわの生地とチーズが溶けあって、アメリカンドッグとはひと味違うおいしさ。1本からでもテイクアウトできるのがうれしいですね。お土産として持ち帰りもできるので、レンジでほんのり温めると、クリーミーな味が楽しめますよ。子供のおやつにも最適で、手軽に買えるのが魅力です。

国産の穴子と、国産ごぼうを上質なすり身で巻いた「国産一本穴子巻き」。選りすぐりの素材を創業から変わらない手作り製法にこだわり、職人の手によって一本一本丁寧に製造しています。贅沢に穴子丸ごと1本とごぼうを一緒にすり身で手巻きし、一度蒸したあとさらに揚げるという手間暇をかけて旨みを封じ込めています。

すり身の原料は白ぐち、いとより、はも、すけそうだらで、それらを絶妙なバランスで配合しています。ふっくらとした食感で、噛めば噛むほどすり身の旨みが溢れるおいしさ。お酒好きのおつまみとして、お弁当のおかずの一品としてもおすすめの姫路ならではのお土産です。

姫路駅で手軽に買えるお土産から、そのお店にわざわざ行かないと買えないお土産までさまざまありました。時間がない時にさっと買えるのもありがたいですが、足をわざわざ運ぶのもプレミア感があり、うれしくなりますよね。

渡す相手のことを思い浮かべながらいろいろ選ぶのは大変ですが、相手に喜んでもらえるとちょっとうれしいもの。そんなお土産探しの参考になればと思います。ほかの人のお土産だけでなく、自分や自宅用のお土産もお忘れなく！