羽田空港で仮眠できるおすすめスポット10選！休憩場所を探している人必見

日本最大の規模を誇る東京国際空港は、通称「羽田空港もしくは羽田」と呼ばれ、成田国際空港と並ぶ日本の「空の玄関」です。日本屈指の利用者数を誇るだけあり、いつ訪れても多くの人であふれています。航空サービスリサーチ会社が実施しているグローバル・エアポート・ランキングで、世界高水準の5つ星を3年連続で獲得していることから、充実した機能はもちろん魅力あふれるサービスなど、あらゆる面で注目されています。

利用客目線に立ったサービスやセキュリティ、さらには快適な施設や利便性などのさまざまな点から高評価されているだけあり、国内線第1・第2旅客ターミナル・国際線旅客ターミナルのいずれのターミナルを利用しても快適な時間が過ごせるところが最大の魅力！

レストランやショッピングモールやプラネタリウムなど、子供から大人まで幅広い世代が楽しめるアミューズメントパークのような羽田空港ですが、リラックスできるスポットも充実しています。「フライト前に少し仮眠したい」「トランジットまでの間、シャワーを浴びてベッドでくつろぎたい」と思ったら、空港内にホテルが併設されているのでいつでも気軽に利用できます。

世界基準のセキュリティを誇るだけあって、各フロアに設けられているベンチやソファで休憩して、リフレッシュする方もたくさんいらっしゃいます。羽田空港内の施設をフルに利用して、優雅な旅をお楽しみください。

日中、足を伸ばしてゆっくり仮眠を取りたいときのおすすめは、「FIRST CABIN （ファースト キャビン）羽田空港ターミナル1」です。第1旅客ターミナル到着ロビーにあるところが大変便利！

料金は1時間1,000円～なので、時間単位で利用したい時、少しリフレッシュした後で、次の予定の場所へ移動したい時に最適です。客室は飛行機のファーストクラスをイメージした空間で、全164室用意されています。その内訳は、男性101室、女性63室で、飛行機に乗る前からフライト気分を楽しめると評判です。

また、客室以外にシャワーブースや大浴場も完備されているため、サクッとシャワーを浴びてスッキリしたい時におすすめ！さまざまな人が利用するので、セキュリティが心配という方も、セーフティボックスが用意されているので、安心して仮眠できますよ。

ありがたいことに、無料Wi-Fiがあるため、インターネット使いたい放題というところも、空き時間を利用してメッセージを送りたい時や、少しでも仕事をしておきたいビジネスマンにとってありがたいポイントです。そのほかにも、アイロンの貸し出しサービスや有料のランドリーも用意されているので、時間を有効に利用できますよ。

京急線羽田空港国内線ターミナル駅より徒歩3分でアクセスできる「羽田エクセルホテル東急」は、国内線を利用する方におすすめの羽田空港国内線第2旅客ターミナル内にあるホテルです。利便性に優れていることから、羽田空港内や周辺の宿泊施設の中でも抜群の人気を誇っています。

ホテルのロビーのディスプレイや客室内のテレビから、フライトインフォメーションを確認できるところもターミナル内に設置されているホテルならでは！

ホテル内の客室から滑走路が見えるので、飛行機マニアにとっては、仮眠も取れて飛行機も眺められる理想のお部屋です。そのほかに、フライトシミュレーターが設置されている部屋もあるため、気になる方は予約を入れる際にチェックしてみてください。

こちらのホテルでショートステイを利用して仮眠する場合は、12:00～17:00の間仮眠が取れるプランのほかに、夜間と早朝利用できる3種類のプランが用意されています。

深夜・早朝に用意されているプランは「ナイトタイムリフレッシュプラン」が夕方の17:00～24:00で、早朝6:00～12:00までの「モーニングタイムリフレッシュプラン」の2パターン。実は、羽田空港の国際化に伴い、深夜・早朝の国際線の運航が増加することに合わせて、夜間と午前中に休憩や仮眠ができるように用意されたプランなのです。

気になるお値段は、どちらのプランも共通で、シングルルーム11,000円、ツインルーム14,000円、トリプルルーム18,000円、エグゼクティブルーム20,000円です。

すべてのお部屋タイプに、ホテル内のレストランで利用できるワンドリンク券（ソフトドリンク）が付いています。プランの中には、タルゴジャパンのアメニティが付いているタイプもあるので要チェック！客室は全部で387室ありますが、事前に予約するのがおすすめ。フライトに合わせて、ベストなプランを選んでくださいね。

ラグジュアリーな空間で仮眠するなら、羽田空港国際線ターミナルに併設されている「ザ ロイヤルパークホテル 羽田」がおすすめです。通常の宿泊プランのほかに、1時間単位で部屋を利用できるところが人気！

ちょっとした仮眠ができるリフレッシュルームは、シャワー・テレビ・ソファーなどが設置され、旅の始まりや合間にリラックスできる環境が整っています。気になるお値段は、1時間の利用で3,000円、その後1時間ごとに2,000円の追加料金が発生しますが、24時間利用可能です。

防犯面でも安心できるので、仮眠を取ってリフレッシュしたい人に最適なスポット。また、シャンプーやボディソープはミキモトコスメティックスが用意され、綿棒やタオルなどのアメニティが充実しているところが女性にとってうれしいポイントです。

ザ ロイヤルパークホテル 羽田は、国際線のターミナルに併設されていますが、無料のシャトルバスが運行されているので、国内線のターミナルへ送迎してくれるため、国際線から国内線へのトランジットもスムーズに行えます。ちなみに、東京モノレール羽田空港国際線ビル駅より徒歩3分、京急羽田空港国際線ターミナル駅より徒歩約5分でアクセス可能です。

仮眠を取りつつ、優雅なお食事タイムやティータイムを過ごしたいときのおすすめは、「羽田空港第1旅客ターミナル1F POWER LOUNGE CENTRAL」です。1Fの到着ロビーにあり、保安検査を通過する前、到着後の両方で利用できるところが人気のポイント！シャワーを完備しているので、わざわざホテルを予約する必要がないところがラウンジの魅力の一つです。

基本的には、各クレジットカード会社のゴールド会員以上の人が利用できるラウンジですが、非会員でも1,080円を支払えば、利用可能。向かい合う席や隣り合う席の数を極力減らしているので、周囲を気にせずくつろげます。

こちらのラウンジでは、コーヒーやジュースなどのソフトドリンクは、無料で飲み放題となっていますが、ビールやワインなどのアルコール類は有料です。フライト前や到着後にアルコールを楽しみたい場合は、スタッフの方に別途注文する必要があります。

日本らしい風情を感じながら仮眠できるスポットが、国際線の旅客ターミナルにある羽田空港のシンボルともいえる江戸小路内の「はねだ日本橋」の下にある和風のベンチ！江戸小路内の「はねだ日本橋」の下のベンチは、誰でも24時間無料で利用できます。

東海道五十三次の日本橋に似せて造られただけあって、歌川広重、葛飾北斎、東洲斎写楽などの浮世絵好きな海外からの観光客からも注目されているエリアの一つです。

橋の下ということで、明るすぎず暗すぎないという絶妙なライティングということで、早朝便を利用する旅行者にとっては人気の仮眠スポットです。ベンチが硬いところは難点ですが、やや大き目サイズなので、枕の代わりになるものやブランケットなどを用意しておくと、快適な時間を過ごせるでしょう。

出発前にシャワーを浴びておきたい方は、同じ国際線の旅客ターミナルの2Fにあるシャワールームを利用してはいかがでしょう。24時間営業で、ドライヤーやタオルだけでなく、シャンプーやアメニティグッズが充実しているところも人気のポイントです。料金は30分で1,100円です。

旅行や出張の前に、ゆっくりくつろぎたいときにおすすめのスポットが、JALが運営する「サクララウンジ（国内線）」です。

羽田空港内の数あるラウンジの中でも、広いスペースを誇り、ラグジュアリーな雰囲気の内装が施されたエリアには、電動マッサージチェアやプライバシーに配慮された個室のようなスペースも用意されています。出張前ということで、少し緊張気味のビジネスマンにとって、ほっと一息つける空間です。

男性客の利用が多そうに感じますが、女性専用のラウンジや、子供ラウンジも用意されているので、さまざまなシーンで活躍してくれるところも魅力！

「サクララウンジ」の特徴ともいえる一直線に並ぶ窓から、滑走路越しに、天気がよければ美しい富士山も眺められます。ビュースポットの多い羽田空港の中でも、飛行機と富士山を同時に眺められるのは、JALの「サクララウンジ」だけ！

包み込まれるような安定感のあるソファーで、飛行機を眺めながら、ウトウト仮眠するなんて、飛行機好きにとっては至福の時間です。

「サクララウンジ」は、JALのファーストクラス利用者、JMBカードの対象会員、クーポンをお持ちの方は無料で利用できます。また、非会員の方は、3,000円で利用できるので、時間のあるときは立ち寄って優雅な時間をお過ごしください。

ボディチェックが終わった後、2Fの搭乗エリアの近くにあるゲート16番の近くにあるのが「POWER LOUNGE SOUTH」。一歩、ラウンジ内に入ると到着ロビーとは異なる世界が広がっています。

何といっても印象的なのは、広めでゆったりとしたソファーと大きめのテーブル。食事をするもよし、大きな窓から駐機されている飛行機を眺めるもよし、すこし疲れたときは仮眠だって可能です。

子供連れや一人でも利用しやすいと評判のラウンジの人気メニューは、朝の時間帯に用意される焼き立てのクロワッサン。無料のソフトドリンクを片手にバターの香りがするクロワッサンを味わっていると、少しずつワクワクしてくるから不思議です。

そのほか、雑誌や新聞コーナーが用意されているので、出発までの間、退屈せずに有意義な時間を過ごせるところもラウンジを利用するメリットといえるでしょう。夜の出発便なら、空港の美しい夜景も眺められますよ。

東京モノレール羽田空港第1ターミナル駅よりターミナル徒歩5分、第1ターミナルの登場エリア内にあるのが「POWER LOUNGE NORTH」。出発保安検査場通過後のゲート16番の近くにあるため、利便性の面でもGood！

広々としたラウンジ内には、ゆったりくつろげる奥行きの深いソファがたくさん並べられています。こちらのラウンジの魅力は、大きなガラス窓越しにJALの飛行機や国際線ターミナルから離陸する海外の飛行機の姿を眺められるところ。

ほかのラウンジとは異なる景色を眺めながら、ウトウトと仮眠できるなんて、飛行機マニアにとっては至福の時です。ラウンジでは、朝食の時間帯にはクロワッサンやベーグルが用意されているので、軽く朝食をいただいた後に仮眠するのもありですよ。

ゴールド会員以上は無料で、非会員の方は大人1名1,080円、4～12歳540円、0～3歳は無料で利用できます。ベビーカーでの入店も可能なので、いつも忙しいママもゆっくりくつろげるため、ぜひご利用ください。

お金をかけずに仮眠したり、くつろいだりするときのおすすめの場所の一つが、国際線ターミナルの1F「エントリープラザのベンチ」です。

広いフロアの隅に設置されたベンチは、あまり多くの人が近くを通らないので、意外にゆっくり仮眠できるため、羽田空港を利用する方の定番の仮眠スポットなんですよ。みずほ銀行のすぐ近くにあるので、初めて利用する人も探し周る必要がありません。

また、24時間営業しているAirローソンが近くにあるので、喉が渇いた時、おなかが空いた時も、すぐに対応できるところも人気のポイント。充電コーナーも設置されているので、スマホやタブレットの電池切れの心配もありません。

わざわざ、ホテルやラウンジに行くのも気が引けるという方は、ぜひ利用してみてください。便利なスペースなので、思ったよりも過ごしやすいと評判ですよ。

「すこし休みたいけど、仮眠するのにホテル代を支払うのは...」と思っている方へのおすすめは「国際線ターミナル5Fのベンチ」です。

世界でも高評価を得ている羽田空港なだけに、きれいなことはもちろん施設内のあらゆる設備がハイクオリティで、設置されているベンチやソファーも例外ではありません。羽田空港でお金をかけずに仮眠するならベンチが最適です。

空港施設内の各フロアにベンチやソファーが設置されていますが、いずれのエリアも多くの人でにぎわっている国際線のターミナルの中で、展望台のある5Fは落ち着いた雰囲気が漂い、こぢんまりしたスペースなのでリラックスして仮眠を取れます。目が覚めたら、展望台で外の空気に触れてリフレッシュしたり、飛び立つ飛行機を眺めているだけでも癒やし効果満載です。

競争率が高いので、早朝便に搭乗するための仮眠なら、遅くても21:00までにベストポジションをキープしてください。ちなみに、国内線ターミナルから国際線ターミナルへの移動は、4分おきに発車する無料連絡バスがおすすめです。

いかがでしたか？今回は、羽田空港で仮眠できるスポットをご紹介しました。「羽田空港に到着したけれど、次の予定まで中途半端に時間が空いてしまった」という時は、空港内の施設を利用して快適な時間を過ごしましょう。

仮眠してリフレッシュしたい場合は、ホテルのショートステイ、軽めの食事を済ませながら有意義に過ごしたい場合はラウンジが最適！また、お金をかけずにゆっくり過ごしたい方には、各フロアに用意されているソファーやベンチでの休憩がおすすめです。

羽田空港は飛行機に乗るだけでなく、搭乗するまでにもさまざまなサービスを提供し、快適な旅のサポートしてくれます。自分の旅のスタイルに合ったリフレッシュ方法を見つけて、すてきな時間をお過ごしください。