新橋のおすすめ観光スポット10選！アクセス方法も合わせてご紹介

サラリーマンの聖地として知名度抜群の新橋が、意外に観光スポットが多いことはあまり知られていません。新橋は、汐留や銀座へのアクセスも良く、サラリーマンが仕事帰りに立ち寄る居酒屋なども多いことから、飲食店の激戦区という顔も持ち合わせています。そんな新橋ですが、今や観光地としても人気の街に！観光名所はもちろん、大企業が運営する施設など、エリア内には幅広い世代の方が楽しめる人気観光スポットが点在していることから、現在では都内でも屈指の観光スポットとして注目されています。新橋らしい雰囲気を楽しみながらの街並みの散策や、新橋駅から少し離れたエリアにある自然に囲まれた観光スポット巡りなどもおすすめです。人気観光スポットへのアクセス方法などもご紹介します。新橋を訪れる際は、ぜひ参考にしてみてください。

新橋のおすすめ観光スポットで最初にご紹介するのは、都心とは思えない自然豊かな「浜離宮恩賜庭園」。都営地下鉄 大江戸線 汐留駅より徒歩7分でアクセスできる都内で唯一、海水の満ち引きにより景色が変化する潮入の池がある庭園です。将軍家の鷹狩り場、天皇陛下の離宮など、その時代ごとにさまざまな役目を担ってきた江戸時代から続く庭園は、2015年に国の特別名勝及び特別史跡に指定されました。広大な敷地が広がる浜離宮恩賜庭園は、春夏秋冬、いつ訪れても豊かな緑で溢れています。普段は、一般300円、シニア150円の入園料が必要ですが、年に一度の「みどりの日」には入園料が無料になるサービスもありますよ。

広大な庭園の中で人気のスポットが「潮入の池」。海水の満ち引きにより、景色がガラリと変化するので、午前・午後・夕方と時間が経過するごとに異なる景色を眺められます。また、庭園内にある樹齢300年を超える「三百年の松」も、外せない見どころの一つです。訪れた人が思わずシャッターを切りたくなるほど見事な松は、江戸時代からこの場所にあるのだとか。時を超えて将軍家・天皇家の方々と同じように、「三百年の松」を眺められるなんて、とても不思議な気分です。都会の喧騒から逃れて、豊かな自然と触れ合いたくなったら、ぜひ足を運んでみてください。澄み切った空気に包まれると、身も心もリフレッシュできるはずですよ。

新橋のパワースポットとして有名な「日比谷神社」は、江戸時代から続く歴史のある神社で、JR新橋駅 汐留口より徒歩5分でアクセスできる交通量の多い、大きな交差点の一角にあります。高層ビル群をバックに真っ赤な鳥居がひと際目立っているので、日比谷神社を探しながら迷ってしまうという心配はいりません。この場所に移転したのが2009年なので、鳥居・社殿・手水鉢などは、比較的新しく、都会的なデザインの社殿が印象的です。

境内にあるお稲荷さんの祠や狐と狛犬からは歴史を感じるので、同じ時代のものかもしれません。また、日比谷神社は、旅の途中で病に苦しむ旅人に境内を開放し祈願させたことから、旅人の無病息災祈願するためのパワースポットとして知られています。長期の出張や旅行に出かける際に、参拝に訪れる方がいらっしゃるようです。こちらの日比谷神社では、9:00～17:00までの間、社務所の右手にある授与所で御朱印やお守りをいただけます。

SNS映えしそうな大きな鳥居の前では、記念写真を撮影する観光客の姿がたくさん見られるので、日比谷神社を訪れたら、素敵な写真を記念に撮影してみてはいかがでしょう。また、参拝者用の駐車場は用意されていないので、車でお越しの際は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

日本で唯一の広告に特化した美術館「アド ミュージアム 東京」も、新橋を訪れたら必ず足を運びたいスポットの一つです。日本で唯一のミュージアムは、JR新橋駅汐留口より徒歩6分でアクセスできるカレッタ汐留の中に入っています。聞き覚えのあるキャッチコピーや、レトロな雰囲気のポスター、古き良き時代の懐かしいCMなど、バラエティに富んだ展示内容は、訪れた人の心を鷲掴みにするはず！

2002年のオープン以来、訪れた人の数は200万人を超える人気ミュージアムです。展示エリアのほかに、無料で閲覧できる広告にまつわる貴重な資料などを閲覧できるライブラリーも備えられていますよ。館内は、個人利用のための撮影以外は禁止されているので、ぜひ足を運んで貴重な展示物をご覧になってください。さらに、2020年11月13日（金）より、完全予約制になるので、見学に訪れる際は事前にしっかり予約するのを忘れないようにしましょう。

新橋のおすすめ観光スポットで4番目にご紹介するのは、2001年にイタリアから寄贈された「イタリア公園」です。豊かな緑に囲まれ、園内の至る場所で花々が咲き乱れている新橋の穴場スポットには、ロマンティックな雰囲気が漂っています。新橋の街を散策しながらの休憩に最適な場所！週末のデートなどでも、のんびり訪れたい場所の一つです。また、園内には特徴的なスタイルの彫刻が12体設置されているので、時間のあるときにチェックしてみてください。

公園内をのんびり歩いていると、イタリアから寄贈された彫刻や季節の花々が咲きほこっているので、新橋にいることを忘れ、イタリアに迷い込んだような気分に浸れます。また、庭園に設置されている噴水には「泉」と名づけられた彫刻が置かれているので、陽射しがポカポカした天気の良い日に、噴水を眺めながらくつろいでいると、心が癒されるはずですよ。24時間開放されているので、夜に訪れることのできる観光スポットとしてもおすすめです。

新橋のランドマーク的存在の大型商業施設「カレッタ汐留」には、飲食店をはじめミュージアムなど魅力的なショップが集まっています。JR新橋駅汐留口より徒歩約5分でアクセスできるところも、幅広い世代に支持されている理由の一つです。また、キャニオンテラス・カレッタモールは、渓谷の中を歩いているような癒しの空間となっているので、観光気分も一層盛り上がりますよ。アメリカ・フランスの二人の建築家が設計した外観が素敵で、訪れた記念に撮影している人の姿もよく見られます。

「カレッタ汐留」で外せないスポットが46・47Fにある展望台。新橋周辺の街並みを一望できます。しかも、入場無料といううれしいポイントも！デートで訪れたときは、ぜひ足を運んでみてくださいね。そのほかに、亀の噴水で行われる噴水ショーも見逃さないでくださいね。アカウミガメの学名・カレッタが、「カレッタ汐留」の名前の由来になっているとか。海の中で、ゆったりとした時間を生きる亀のような、余裕のあるライフスタイルをイメージしたそうです。何となく、日々の生活に疲れたときは、「カレッタ汐留」まで、訪れて亀の噴水を眺めながら癒されてみませんか。

新橋観光に訪れたら、ぜひ時間を作って立ち寄ってほしいのが、「劇団四季の専用劇場【海】」。新橋のランドマーク「カレッタ汐留」に入っています。オリジナル作品から海外のミュージカルまで、幅広い作品の公演を多数行っている劇団四季の専用劇場です。2002年の開館以降、多くの演劇ファンが足を運ぶ劇場では、オペラ座の怪人やアラジンなど、さまざまなミュージカルがロングランで上演されているので新橋観光のリストに加えてみてはいかがでしょう。

劇場は、客席数が約1200席用意され、1階客席の一番後ろから舞台までの距離が21mと近いため、ほかの劇場とは臨場感が別格です。今まで、「舞台は観劇したことがあるけれど、ミュージカルは見たことがない！」という方は、足を運んでみてはいかがでしょう。圧倒的な存在感の役者さんに魅了されて、きっとミュージカルにハマってしまうはずですよ。劇場周辺には、上演している演目のポスターや看板が展示され、運が良ければ当日券でミュージカルを観劇できるかもしれません。ぜひ、ダメもとでチェックしてみてください。

新橋の二大パワースポットの一つが、「烏森神社（からすもり）」です。新橋の路地裏にひっそり佇む神社ですが、カラフルでおしゃれな御朱印が人気で、御朱印集めをしている女性観光客が参拝に訪れる姿がよく見かけられます。ビルの谷間にある「烏森神社」は、小さいながらもご利益が多岐にわたり、都内でも珍しい芸能の神様を祀っていることでも有名です。都会のど真ん中にある神社ですが、鳥居・参道・本殿が一直線に見える通りは、静かで荘厳な空気が流れています。人気の御朱印は参拝後にいただけるので、本殿でお参りし、神様へのあいさつを済ませましょう。

訪れる参拝客に人気なのが「心願色みくじ」は、赤は恋愛・良縁、黄色は金運というように、おみくじの色で占える運勢が異なります。「烏森神社」オリジナルなので、参拝に訪れなければ占えないユニークなおみくじです。また、毎年ゴールデンウィークの5月4～6日の間に、烏森例大祭が開催され、神社の道路で見事なお神輿が担がれます。ゴールデンウィーク期間中に、新橋を訪れる機会があったら、都会のど真ん中でお祭り気分に浸ってみてはいかがでしょう。JR新橋駅烏森口より徒歩2分でアクセスできるので、大変便利ですよ。

新橋の歴史を肌で感じられる「旧新橋停車場」は、鉄道発祥の地を象徴するスポットの一つです。こちらの「旧新橋停車場」は、場所や建物の造りもなるべく1872年当時に近づけているところが人気のポイント！新しい建物にもかかわらず、レトロな雰囲気が漂い、懐かしい気持ちにさせてくれます。また、「旧新橋停車場」の中は、博物館的な役割を持っているため、鉄道に関する常設展や企画展が行われています。

観光客はもちろん、鉄道マニアにとっても一度は訪れてみたいスポットといえるでしょう。ちなみに、入場は無料ですが、「旧新橋停車場」内は、撮影禁止となっているので注意してくださいね。また、停車場にはレストラン「銀座ライオン」が隣接しているので、ゆっくり展示物を観覧した後は、ランチやディナーも楽しめます。広々とした店内は、総席数が250席を超えるので、訪れる人の多い休日でも比較的スムーズに食事を楽しめる穴場スポットです。飲食店が軒を連ねる新橋の中でも、気軽に食事を楽しめるスポットなので、リストに加えておくと、いざというときに重宝しますよ。

「パナソニック 汐留美術館」も、新橋で人気スポットの一つに数えられます。こちらの美術館は、2003年4月にパナソニック東京 汐留ビルの4Fに開館しました。フランスの画家・ジョルジュ・ルオーの作品を約240点もコレクションしていることで有名です。汐留美術館では、ルオーの初期から晩年までの絵画や「悪の華」「ミセーレ」「流れるサーカス」などの版画作品も鑑賞できます。

さらに、ミュージアムショップでは、オリジナルグッズや展覧会図録の購入も可能なので、自分用はもちろん絵画好きの方へのお土産にもおすすめです。JR新橋駅 汐留口より徒歩8分でアクセスできるので、新橋の街並みの散策を楽しみながら、「パナソニック 汐留美術館」を訪れてみませんか。世界で唯一、ルオーの名を冠する「ルオー・ギャラリー」で、ルオーの貴重な作品を鑑賞することができます。きっと、ここでしか、見ることのできない新しい世界があなたを待っていますよ。

新橋のおすすめ観光スポットで最後にご紹介するのは「SL広場」。サラリーマンの街として知られる新橋ですが、実は日本の鉄道発祥の地なんですよ。街頭インタビューなどでも登場する機会の多い「SL広場」は、待ち合わせ場所としても利用される新橋を象徴するスポットで、JR新橋駅 日比谷口を出てすぐの広場のことを指しています。日本の鉄道開通100周年を記念して、蒸気機関車を新橋駅前に展示したのが1972年。現在は、中国地方を走っていた「C11 292」という蒸気機関車が展示されています。

展示されているSLは、一日3回決められた時間に汽笛を鳴らすので、事前に時間をチェックして、なかなか聞くことのできないSLの汽笛を聞いてみませんか。また、「SL広場」では、イルミネーションの点灯をはじめ、年間を通じてさまざまなイベントが開催されています。特に、11～12月にかけて行われるイルミネーションで彩られたSLの美しい姿は、新橋の冬の風物詩といっても過言ではありません。駅のすぐ近くなので、新橋観光に訪れたら、ぜひ足を運んでみてください。

今回は、東京屈指の観光スポットとして注目されている新橋のおすすめの観光スポットをご紹介しました。大人の街として知られる新橋には、豊かな自然に触れられる都会のオアシス的スポットの「浜離宮恩賜庭園」や「イタリア公園」のほかにも、芸術に触れられるミュージアムなど、魅力的な観光スポットが点在しています。ぜひ、新橋の名所や人気スポットを訪れて、素敵な大人時間をお過ごしください。