- 住所:
- 山口県萩市東田町92
- 営業時間:
- 12:00~14:00
- 電話番号:
- 0838-21-4331
- 営業時間:
- 金・土曜は午後も営業(18:30~21:00)
- 定休日:
- 日・月・火曜
- アクセス:
- 萩駅 徒歩24分
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皆さん「萩」と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。吉田松陰や高杉晋作など維新の志士たち・美しい城下町・優しい印象の萩焼などを思い浮かべる方が多いかもしれません。今回はそんな萩で食べられる美味しいランチを、10種厳選してご紹介していきます。
山口県の萩市は毛利輝元が広島から居城を移したことにより、360万石の城下町として260年間に渡り発展を遂げてきました。そして萩といえば、松下村塾の主宰者・吉田松陰、幕末の風雲児・高杉晋作、薩長同盟を結んだ三傑の一人・木戸孝允などの歴史上の重要人物を多く輩出しています。
そのため、歴史ファンが大勢訪れる場所ではありますが、街並みの美しさも相まって人気の観光地となっています。また、伝統野菜・長萩和牛・むつみ豚・4大ブランド魚などの特産品もあり、観光で疲れた体を癒してくれる美味しいランチを提供するお店もたくさんあるのです。
萩でおすすめのランチとして、まず初めにご紹介するのは「La Ceiba」です。かつて藩主が参勤の際に通った御成道にあたる、田町通の商店街にこちらのお店はあります。自然派のカフェ&バーで、豊かな萩の自然環境を守りながらライフスタイルを提供しているお店。
「持続可能なライフスタイル」がコンセプトのこちらの店内は、ポップかつ温かみのある内装で、テーブル4卓12席・カウンター2席・テラス3卓・6席が用意されています。しかし、人気店のため一人利用の際も、予約や事前の確認がおすすめ。尚、営業日はフェイスブックでも確認できます。
できる限り地産地消・自然の物を、無添加の調味料を使って調理したお料理が味わえる「LaCeiba」。水曜から土曜の12~14時の間で食べることのできるランチメニューは、現在ワンプレートとパスタメニューだけとなっていますが、一皿に溢れんばかりの食材が乗っています。
ある日のランチを見てみると「萩産イカとズッキーニのクリームソースパスタ」「萩産真鯛のポワレ」など、やはり地元の食材がメインになっています。また、店内では自然食品のほかエコ雑貨・オーガニックコスメなども販売されているので、食事後のお買い物も楽しめますよ。
コーヒーに並々ならぬこだわりを持つ「長屋門珈琲カフェ・ティカル」は、萩市の「指定有形文化財建造物 小川家長屋門」の中庭にあります。有形文化財だけあって大変立派な長屋門をくぐり、店内に入るとコーヒーの良い香りが出迎えてくれます。
お店には創業当初から使用しているというキリムが、そこかしこに飾られ良い味わいとなっています。また、素敵な萩焼のカップ&ソーサーで味わえるコーヒーは、一杯ずつ丁寧に焙煎・ドリップして入れてくれるうえ、2杯目は1杯目と同じコーヒーでなくとも半額になるという、うれしいサービス付き。
マイルドブレンド・ティカルブレンドなどブレンド系から、ふくみみ・箱入り娘・勝兵衛などの萩の味まで、店内には常時20~30種のコーヒーが用意されています。もし迷ってしまっても、この道30年以上のマスターがコーヒー選びを手伝ってくれます。
「バタートースト260円」「たまごトースト380円」「夏みかんマーマレードトースト320円」なども用意されているので、コーヒーをメインに歴史を感じられる場所でランチをしてみるのもおすすめです。もちろん、イチジクのケーキ・シフォンケーキ・バイエルンなどのスイーツもありますよ。
「梅乃葉」は、萩市須佐にあるイカ料理店です。少し不便な場所にありますが、生きた「須佐男命いか(すさみこといか)」が食べられます。こちらの店は、須佐のイカを次の山口ブランドにするという熱い思いをもって、本当に美味しいイカを提供しているのです。
また、イカのほかにもウニ・のどぐろなどの高級食材から、鶏の唐揚げまで楽しめますよ。ランチ専用のメニューはありませんが、営業時間中ならどのお料理も頼むことが可能。お店のナンバーワンメニューと言えば「活きイカ定食2860円」ですが、ほかにも数多くの定食が勢ぞろいしています。
「男命いか釜飯御膳(のどぐろ生姜釜飯)5280円」「梅乃葉定食1760円」「まかない丼・イカとフグの天丼各1540円」「イカ三昧2420円」「のどぐろ炙り丼2200円」「イカ墨カレー美人1530円」「鶏の唐揚げ定食・アラ煮定食各830円」「お子様うどんセット670円」まで用意されています。
まだ棘が動いている「黒ウニ540円」もあり、定食に追加してオーダーする人も多いとか。須佐には美しいストライプ模様の地層が特徴のホルンフェルスがあるので、観光の後に美味しいイカ・のどぐろ・ウニを食べてみてはいかがでしょうか。
うどんチェーン「どんどん」は本部を萩市に置き、山口・島根・広島・岡山・東京で数多くの店舗を展開しています。甘めのつゆにモチモチ麺が特徴のうどんには、毎日のように何十年も通い続けているというファンもいるそう。
「どんどん」の美味しさの秘密は、必ず店舗で出汁を取る・お客さんの波を予想して茹で立てを提供する・ネギは入れ放題・いいものを安くというモットーのほか、たとえばエビは無加水の物を使用したり、添加物を使っていない食材を特注したりするなど素材にもこだわっていることです。
そして、他の地域とは違う萩市だけの「特別」もあります。その特別とは、丸天が入っているうどんがある・わかめむすびに梅や昆布などの具が入っている・粗目と粉末二種類の七味唐辛子がある・肉わかめうどんのことを田中うどんと言う・うどんオーダー率が圧倒的に高いというもの。
「どんどん」にはランチメニューが存在しませんが、いつでも安くて美味しいメニューが待っています。「肉うどん・天ぷらうどん各480円」「肉わかめうどん・カレーうどん各530円」「ぶっかけうどん(温・冷)460円」ほか、豊富なメニューがあります。
萩で一番安いランチが食べられると噂の「明乙悟(アミーゴ)」。安いだけでなく味も良いというこちらのお店は、夜はスナック・昼は定食屋さんを経営しています。店名だけでなく、暗くて広い店内に懐かしい曲が流れる独特な雰囲気もインパクト大です。
パンダが持つ「只今ランチタイム」という看板と激安情報がなければ、中に入るには勇気が必要な店構え。しかし、「明乙悟」で11時から14時の間に食べられるランチは、安くておいしいとSNSや口コミで話題になっているのです。
その話題のランチメニューは、「にぎり寿司セット・海鮮ちらし寿司・海鮮丼・うなぎちらし・メンチカツ定食・肉そば・月見そば・とろろそば・きつねそば・焼きそば・ちゃんぽん・焼きめし・豚みそカルビ丼・かつ丼」これら全てが300円。
地元民一番のおすすめは「刺身定食200円」で、ご飯・お味噌汁・漬物が付いてくるのは驚愕の安さです。ほかにも「さば塩焼き定食・さんま焼き定食・イカフライ定食・ハンバーグ定食各350円」「マグロ山かけ丼400円」「あじ唐定食450円」「えび天丼500円」と、全てワンコイン以内です。
「千代」は、萩でしか味わうことのできない料理が評判の割烹料理店。いかにも割烹らしい造りの店内に入ると、檜を使った一枚板のカウンターが目に入ります。奥には20畳の広々とした和室も用意され、和モダンな落ち着く雰囲気のお店です。
萩産の新鮮な海の幸・山の幸を使った料理はどれも絶品で、地元の人だけでなく観光客からも大人気。ランチ・ディナーの食事はもちろん、「千代」でしか飲めない限定酒の「めで鯛」を目当てに訪れる人も多くいます。
こちらのお店のランチメニューは「うに海鮮丼3800円(禁漁期間中は提供されていません)」「にぎり鮨定食・お造り定食・甘鯛唐揚げ定食各1980円」「お任せ定食椿3150円・橙5250円・牡丹7350円」お任せ定食はコースによって、食材と品数が変わります。
夜の献立をのぞいてみると天然物が楽しめる「真ふぐコース」や、新鮮な甘鯛の刺身・唐揚げ・蒸し物が食べられる「萩のあまだいコース」など、贅沢な食材が並んでいます。「千代」は、萩でちょっとリッチな食事を楽しみたいときにおすすめのお店です。
東萩駅から15分ほど歩いた、レトロな雰囲気が漂う場所にある「はた満」。全国のちゃんぽん店で5位にランクインしたことがある、こちらのお店のイチオシは「戸畑ちゃんぽん」になります。戸畑ちゃんぽんとは、北九州戸畑区発祥の細めの蒸し麺を使ったちゃんぽんです。
海鮮がたっぷり入った麺と、豚骨スープは見た目よりあっさりした味わい。人気のメニューは「極ちゃんぽん」と「ねこまんま」の組み合わせです。ホタテやアサリの海鮮具と細麺を食べ終わったスープに、ご飯・海苔などを投入した「ねこまんま」は、やみつきになる味なのだとか。
こぢんまりとした店内にはラジオが流れ、コミックがずらりと並んだ昔懐かしいラーメン屋という趣。特にランチメニューなどはありませんが、営業時間内であれば何時でも美味しい麵や餃子が楽しめます。
メニューは「極ちゃんぽん980円」「ちゃんぽん780円」「デラックスらぁめん900円」「らぁめん700円」「餃子280円」「めし・ねこまんま各150円」など。通常の太麺とは一味違った、戸畑ちゃんぽんのモチモチした麺の食感を、萩で楽しんでみてはいかがでしょうか。
「がんこ庵」は明倫学舎から城下町に向かう途中にある蕎麦屋。11時開店で蕎麦がなくなり次第に終了するという営業形態なので、ランチの利用が中心ともいえるお店です。観光が終わってから行こうと考えている方は、早めに訪れることをおすすめします。
萩市の中でも一二を争う蕎麦店であるこちらの店は、靴を脱いで店内に上がると畳の部屋にテーブルや椅子などが用意されている和モダンな雰囲気。そんな「がんこ庵」では二八蕎麦も味わえますが、なんと言っても人気なのは十割蕎麦です。
厳選した国産玄蕎麦を石臼で挽いているこちらの蕎麦は、コシのある美しい細麺が特徴。また、新旧の萩焼の器で提供されるのもポイントで、「毛利そば」を注文すると、有名窯の古い萩焼に盛られてくるので驚いてしまうかもしれません。
一番人気のメニューは「十割蕎麦の天ざる2200円」で、大きな海老天2尾・野菜天・果物天にシラスが付いてきます。珍しい果物天の中身は、リンゴとバナナなど。お店の提案通り、一口目はそのまま・二口目は塩・その後は薬味で味わうのが蕎麦本来の味が分かる正解の食べ方です。
「ミドリヤファーム」は、萩特産の見島牛・見蘭牛などのこだわり牛肉のほか、むつみ豚やハム・ソーセージ・コロッケなどを扱っています。その「ミドリヤファーム」が経営する、「見蘭牛ダイニング玄」がおいしいと好評です。
道の駅にあるとは思えないほどクオリティの高いダイニングで、こちらの名物であるハンバーグを目当てに、11時の開店時には行列ができていることもしばしば。そして、行列に並んでいる間にオーダーを伝えるのですが、その時点で売り切れになってしまう品もあるそう。
「見蘭牛ダイニング玄」でおすすめのランチといえば、島見牛100%のハンバーグ「極2050円」。ただし、年に数頭しか流通しないという希少なこちらのハンバーグは、土日限定なので平日には食べられません。ちなみに島見牛とは、日本に2種類しか残っていない在来牛のうちの一つです。
ハンバーグメニューは「至高の赤900円(むつみ豚100%)」「究極の黒1100円(見蘭牛・むつみ豚)」「至極の金1300円(見蘭牛100%)」など。ほかにも「むつみ豚の豚丼850円」「見蘭牛の牛すじカレー900円」「見蘭牛のステーキ丼2030円」などがあります。
豪邸を改装して作られた「畔亭」は、情緒あふれる萩の街にぴったりな和カフェです。800坪ほどある日本庭園では、春の桜・夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色など移りゆく四季を楽しむことができます。そんな庭園を眺めながらのランチは、上質なひとときを約束してくれるはず。
もともと素敵だったお店ですが、東京でバリスタとして修行を積んだ息子さんがUターンした際に、店内の一部をリニューアルして木目を生かした和モダンなカウンターが誕生。本格的なラテアートが楽しめる「カフェラテ500円~」「チーズケーキ500円」なども人気です。
「畔亭」おすすめのランチメニューは、「長萩黒毛和牛ハンバーグプレート1650円」です。プレートには、和牛とむつみ豚のハンバーグに、ご飯・スープ・アイオリポテト・ニンニクのコンフィを和えたポテトサラダや、バーニャカウダソース付きグリル野菜も付いてボリューミー。
ほかにも、「むつみ豚のカツレツプレート・本日の地魚プレート各1540円」「半熟煮卵としらすネギトロ丼・半熟煮卵とむつみ豚丼各1320円」などもあります。近くには県立萩美術館などもあるので、芸術に触れた後に優雅なランチを食べてみてはいかがでしょうか。
明倫学舎・城下町・木戸孝允旧宅・松下村塾・吉田松陰墓所・松陰神社・伊藤博文旧宅・菊屋横丁・博物館・美術館など、萩には見所が盛りだくさん。そして観光に疲れたら、美味しいお店の中から自分好みのランチを選んで一休みしてみてください。
※記載内容は公開時点の情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。
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