ベールに包まれた神秘の国!トルクメニスタンの基本情報&観光ガイド

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未知が多い国トルクメニスタン。国の大半は砂漠ですが、砂漠の中に大理石でつくられた白い街並みが印象的です。世界一のギネス記録が多い、地獄の門、ピラフ発祥の国…などなど、未知数MAXトルクメニスタンの驚きを探ってみました。

トルクメニスタン

トルクメニスタンは、中央アジア南西部にある共和制の国家。
砂漠が国土の85%を占め、豊富な石油・天然ガスを国家資源として持つ。
20世紀末から21世紀にかけてソ連から独立をし、現在では永世中立を唱えている国の一つ。

首都:アシガバート(英:Ashgabat)
人口:520万人(2013年 国連人口基金)
言語:トルクメン語
民族:トルクメン系
ウズベク系(9%)、ロシア系(3.5%)、カザフ系(1.9%)、その他アゼルバイジャン系、タタール系
宗教:主にイスラム教スンニ派

面積:48万8千平方km(日本の約1.3倍)

4つの「世界一」首都アシガバート

世界最大の観覧車「宇宙(Alem)」

大きな八角星形のデザインの観覧車は高さは46.7メートルの屋内観覧車です。ゴンドラは鉄骨で組まれた巨大なガラス製ケース内に収容されている。

世界最大の星形建造物 「ウェディングパレス」

国営放送局が所有している大きな星形の建造物です。中では結婚式など行われたり、一部は宿泊施設ともなっているなど多目的である。レストランは一般客も利用できる。

世界で一番大理石の建造物の多い街 「アシガバード」

トルクメニスタンの首都アシガバートの新市街は、どこを見渡しても真っ白な建物が立ち並んでいる。見る者はその巨大さと迫力に圧倒される。

トルクメニスタン絨毯(Antique Turkmen Rugs)

トルクメニスタンの名物といえば、やっぱりトルクメン絨毯。
織物は「エジプトにはピラミッド」そのように「トルクメニスタンにはトルクメン絨毯」、といわれるほどトルクメニスタンと切っても切れないものである。

歴史は古く、紀元前6世紀からトルクメンカーペットの模様は何世紀もかけて発展し、とても独創的な美しい赤が伝統色です。部族によって異ったモチーフを持っており、先祖代々後世へと受け継がれている。
特に有名な5つのモチーフは、国旗にも使われている。

最大の見どころは“地獄の門”

タルヴァザ地獄の門(The Door to Hell)

トルクメニスタンのダルヴァザ付近の地下には豊富な天然ガスがある。地質学者がボーリング調査をし天然ガスに満ちた洞窟を発見。採掘中に場所が崩落。直径およそ90mの大きな穴がでてきた。

そこから噴出する有毒ガスの放出を食い止めるため、ガスを燃焼することで消火を試みました。しかし可燃性ガスが地下から絶え間なく吹き出ているため、延々と燃え続けてしまっている。

迫力の“地獄の門”をご堪能ください

この地下にある天然ガスの埋蔵量が不明なため、今後いつまで燃え続けるのかわからない。

トルクメニスタン出身「双子アイドル2SUNNY」

2SUNNY (左からシェケル、シリン)は、ベールに包まれたトクルメニスタン出身の双子アイドル。その彼女たちが現在ウクライナで活躍中!

“ピラフ”発祥の地(特産品のメロンは400種類も)

“ピラフ”は中央アジアで“プロフ”と呼ばれ、トルクメニスタンからシルクロードにのって各国に伝わったとされる。水っ気のあるチャーハンのようなご飯の上に、お肉が乗っかっているのが定番。

肉汁たっぷりのサモサ、コンソスープにパンと羊肉入りのドグラマ、国の誇りをかけた特産品とも言われるメロン。トルコメニスタンは食文化も大いに楽しむことができる。

トルクメニスタンへアクセス

出典: foodaday.com

世界遺産も多いトルクメニスタンへの入国は簡単ではなく、観光ビザを取得にトルクメニスタン側の招待状、旅程の提出、現地ガイドの同行が必要となる。自由旅行なら5日のトランジットビザを取得する方法もある。

公衆交通機関はすべて無料。(資源の恩恵を光熱費無料で国民に還元している。)

トルクメニスタン語はGoogle翻訳にもなく、情報収集と解読が困難を極める。また、ニヤゾフ前大統領時代はインターネット禁止だったこともあり、情報も限られているため、トルクメニスタン政府観光局サイトに記載されるツアーを参照することをオススメします。

在トルクメニスタン日本大使館・総領事館

住所:
Turkmenistan
Embassy of Japan
Trading Centre “Paytagt”, Street 1945, building 60 Ashgabat, Turkmenistan 744000

電話:(993-12)477081, 477082
ファックス:(993-12)477083

※旅券について、IC旅券作成機未設置公館のため作成に日数を要します。

日本人の99%以上が行かないといわれる国トルクメニスタン。少しハードルは高い気がしますが、きちんとした手続きを取れば大丈夫。いつもの旅に飽きた方は、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。

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