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アイルランドでは、EUの単一通貨である「ユーロ」を使用しています。EU加盟28ヵ国のうち、17ヵ国で導入されている「ユーロ」。
硬貨の裏側は国ごとにデザインが異なります。アイルランドの硬貨に刻まれているのは、アイリッシュのシンボルである「ハープ」の模様♪
※デザインは異なっていますが、どの国の硬貨でもユーロであれば問題なく使用できます。
お隣、北アイルランドで流通しているのはスターリング・ポンドと呼ばれるイギリス通貨。その為北アイルランドまで足をのばす場合はポンドへの両替が必要になります。
日本で両替する際受け取るのは、お馴染み、エリザベス女王が印刷されたイングランド銀行発行のポンド札。しかし、現地には北アイルランド発行の紙幣が存在します。イギリスのポンドとは異なるデザインを目にし戸惑うこともあるかもしれませんが、どちらも同じ価値を持つポンド札ですのでご心配なく♪
ただし、北アイルランド以外であまり出回ることのないこの紙幣。イギリスで使うと嫌がられる場合も…。また北アイルランド発行の紙幣は日本に帰国してから日本円に戻すことができません。おつりなどで受け取った場合はできる限り現地で使ってしまった方が良いでしょう。でも、あまり見かけない紙幣だからこそ、旅の思い出に取っておくのもいいですね♪
空港内両替所のレートの悪さや、現地で両替所を見つける手間を考えると、日本であらかじめ両替して行くのが懸命といえます。ただし現地で両替が必要な場合は、両替商、銀行、高級ホテルなどでできますので、こちらも頭に入れておくと良いでしょう。
アイルランドの銀行の営業時間は、月~金曜10:00~16:00。週に一度だけ17:00まで営業時間が延びる日がありますが、都市によって曜日が異なりますので事前にチェックしておきましょう。ちなみにダブリンでは、木曜日に営業時間が伸びる銀行が多いようです。
土日も営業しているところが多い両替商。空港や主要鉄道駅では日曜でも確実に営業している為、安心して利用できます。
ATMを使用すれば24時間、クレジットカードを利用した借り入れや国際キャッシュカードを使った現地通貨の入手が可能です。日曜や夜間も利用できる便利さが◎。利子は高めですが、両替所で両替するよりもおトクに現地通貨を入手できる為おすすめです。
ヨーロッパのATMの多くは、歩道にむき出しの状態で設置されています。通行人や背後にも気を配り、スリやひったくりには十分注意して利用しましょう。
アイルランドでは盗難や詐欺防止の為、50ユーロ以上の紙幣はあまり出回っていません。日本で万札を両替すると、100ユーロ札でまとめて渡されることがありますが、できるだけ50ユーロ札以下の細かいお札をもらうようにしましょう。少しかさばりますが、現地での使いやすさを考えると決して後悔はしないはずです。
基本的に、アイルランドのレストランやホテル料金には既にサービス料が含まれています。その為必ずしもチップを渡さなければならないという義務感はありません。快い特別なサービスを受けた時には以下の相場を参考にしましょう。
《チップの目安》
■ レストラン トータル料金の10~15%程度。
■ ホテル ベルボーイやルームサービスに対して1回に付き€1ほど。
■ タクシー 料金の10~15%程度。
■ パブ よほどの特別なサービスを受けた場合を除き、基本的にチップは不要。
チップは強制ではない為、それほど神経質になる必要はありません。感謝の気持ちを伝える一つの手段としてさりげなく支払うとスマートでしょう。
お金のトラブルがあると、せっかくの旅行が台無しに。ショックから、その後の旅も思うように楽しめなくなってしまいます。アイルランドは他のヨーロッパ諸国に比べ比較的治安の良い国…。とはいえ、慣れない土地でのお金の管理には十分注意しましょう。大金は持ち歩かない、クレジットカード紛失時の連絡先を控えておく…等しっかりと自己管理を!!ショッピングも含め、楽しい旅行になりますように♪
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