ハノーファーの人気観光スポットまとめ!おすすめ観光スポットをご紹介
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- Ernst-August-Platz 8, 30159 Hannover
- アクセス:
- ICE特急でハンブルク中央駅から約1時間15分、ベルリン中央駅から約1時間40分
- 営業時間:
- 月~金9:00~18:00、土・日・祝10:00~15:00
- 休業日:
- 11~3月の日・祝
- 電話番号:
- 0511-12345111
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「ハノーファー」は、ドイツ北西部に位置するニーダーザクセン州の州都。17世紀にハノーファー公国の首都となり、産業も文化も発展してきました。今や世界最大の見本市が開かれる街として有名です!街の中心に森や湖を要し、四季折々に美しい顔を見せてくれる「ハノーファー」。早速散策してみましょう!
ドイツ北西部、ライネ川流域に佇む街。ハノーファー王国の選帝侯ゲオルク1世が、1714年にイギリス王を兼任したため、街にはイギリス風の庭園・建物が残っています。「緑の中の大都市」と称されるほどで、世界最大の国際見本市「ハノーファー・メッセ」の開催地としても有名です。
市庁舎のドームにはハノーバーの市街を一望できる展望台もあります。ドイツは近代になって2度の戦争当事国となった国、市庁舎の建物もその影響を受けました。
建造された頃の1689年には堀と城壁に囲また要塞だった市庁舎と、戦災によりほとんどががれきとなってしまった1945年の模型が飾られています。同じ場所に現在のハノーバーの町を再現した模型も置かれ、ハノーファーの歴史を感じられます。
ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の時代に市庁舎は完成しました。立地条件は沼地のため地盤が弱く、地震のない国なのにと感じてしまうほど基礎工事は大変だったことが伺われます。基礎で建てた杭の数はなんと6062本。市庁舎建物の入り口は、高さ30mを超える素晴らしい吹き抜けのホールになっています。
1913年に建てられた宮殿のような市庁舎。1階の吹き抜け部分のホールから、ハノーファーの歴史に関する品々が展示されていて、天井のドーム部分は、ドームの形に沿うように設置された世界でも注目のエレベーターがあります!とても珍しく、斜めになっているのでスリリングです!
市庁舎の裏手にあるマッシュパーク(Maschpark)には湖があり、その湖越しから観る市庁舎は絶景ポイントで有名です。市庁舎は、設立100年を超えています。でも地元の人々からは「新市庁舎」と呼ばれているのです。
100年以上前の建物なのに「新」ということは「旧」はもっと古いということですね。旧市街にあるレンガ造りの「旧市庁舎」は、増改築や再建などした部分もありますが最も古い現役の部分は15世紀の建物。なるほど「新」は納得です。
1714年に夏の離宮であったヘレンハウゼンを、時の選帝侯妃ゾフィーにより巨大なバロック式の庭園に造り替えられました。4つの庭園から成っており、特にヨーロッパ庭園イチの高さを誇る大噴水とグローサー・ガルテン(大庭園)は必見!幾何学模様に並んだ花壇や彫刻、噴水までも美しく配置されています。
4つの庭園があるヘレンハウゼン王宮庭園の グローサー・ガルテン(大庭園)は、庭園で有名なフランスなどヨーロッパの中で知名度の高い「平面幾何学式フランス式庭園」です。
こちらのグローサー・ガルテン(大庭園)では様々なイベントが開催され人々で賑わっています。イベントの中でも目玉は、ハノーバー王家ゆかりの作曲家、ヘンデルの「水上の音楽」の演奏会。毎年定期的に開かれています。
フランス式庭園がある一方で、素朴な菜園や水族館やハノーファー王家の霊廟などがあるベルク庭園も見ごたえがあります。
フランス式、ドイツ庭園の次は、ゲオルゲン庭園とベルフェン庭園のイギリス式庭園も。ベルフェン庭園は、ヴィルヘルム・ブッシュ博物館などがあり散策にオススメです。ゲオルゲン庭園は、ハノーファー大学の敷地となっていて学生の憩いの場。
ヘレンハウゼン王宮庭園はドイツの中で初期のバロック様式の庭園の姿を最もとどめています。
ヘレンハウゼン王宮庭園 ゲオルデン・ガルデン内にあるドイツ風刺画の変成を知ることができる貴重な博物館。絵本「マックスとモーリッツ」 の作者であるドイツ人画家のヴィルヘルム・ブッシュの作品が、多数展示されています。
メルヘンに満ち溢れている「グリム童話」も、実は悲惨な原話が元になっていますが、「マックスとモーリッツ」はというと・・・最期が悲惨すぎです!
アルフェルトのファグス社は、カール・ベンシャイト という人物が創立した靴工場です。カール・ベンシャイトは、オーストリアの自然療法家アーノルド・リクリの下で自然療法を実践した時期があります。当時の靴業界としては革新的だった、整形外科的な視点から靴型を作ることを学んでいます。
ベンシャイトは1887年に、アルフェルトにあったカール・ベーレンスが経営していた靴型工場に勤務しています。その後1896年、ベーレンスが亡くなると総支配人となります。その頃工場は、ドイツの靴型の生産において屈指の存在に成長していました。が、ベーレンスの息子と不仲で4年足らずで工場を去っています。そして自分で立ち上げた工場がアルフェルトのファグス靴型工場でした。
ヴァルター・グロピウスとアドルフ・マイヤーにより設計され、1913年に完成した靴型工場。大きなガラスを沢山使って作られた外観は、工場内で働く人のことを考えて自然光をふんだんに取り入れられるつくりになっています。劇的に労働環境が良くなった設計が、世界中で注目されました。現在も現役で稼動していますよ!
2011年に世界遺産に登録されました。工場に隣接の大倉庫が展示室になっていて、一般に公開されています。
ヴォルフスブルクと聞くと、「ヴォルフスブルク・フースバル」を連想する方もいらっしゃるでしょうか。ヴォルフスブルク・フースバルといえば、ドイツ・ニーダーザクセン州のヴォルフスブルクに本拠地を置くサッカークラブチームです。
ヴォルフスブルクは、自動車メーカーが本社を置いている地域。フォルクスワーゲンがスポンサーの一つになっているチームです。第一次世界大戦後、ナチス政権のもとでフォルクスワーゲンを生産するために街は都市計画され建築されました。
当時の市の名前は「歓喜力行団の車市」という物騒な雰囲気の名前でした。ナチス政権下では軍事産業と自動車産業で急速に発展していきます。
第二次世界大戦が起こると、強制収容所のユダヤ人やロシア人捕虜などが軍事物資の生産のために作業要員として動員され酷使された過去があります。ドイツが敗戦すると連合軍が占領して市の名前は、近隣の城堡ヴォルフスブルクから改名されました。
ハノーファーから特急で約30分の町。日本でも有名な自動車、フォルクスワーゲンの本社を構えています。この町を訪れたら、是非行っていただきたいスポットが「アウトシュタット」と呼ばれる複合施設。
遊園地や博物館、ホテルまで揃っていて、しかもそれらが全てフォルクスワーゲン本社の敷地内にあるというから驚きです!
車の出来る工程を実車を使って解説されたり、ベントレー、ランボルギーニなどVW傘下の名車がずらりと展示されていたりと、じっくり見ていくうちに大人も子供も自動車博士になれそうなくらいの充実ぶり!フォルクスワーゲン社の自動車愛をふんだんに感じられるスポットです。
ハノーファー州立歌劇場は、ドイツでも歴史のある歌劇場であるとともに演劇の舞台としても使われています。5つの大きさの違うホールのある規模の大きな劇場です。客席は650席の大きなホールと、400席の中規模ホール、200席の比較的小規模の会場が2つあります。
ハノーファー州立歌劇場は、全体の年間予算が約60億円~62億3,000万円。ハノーファー州からの予算配分はなく、ニーダーザクセン州が負担しています。日本の県立や市立といった公共施設では、ちょっとあり得ない感覚かもしれません。
歌劇場はオペラ部門、演劇部門、劇場管理部門で編成されていますが、予算のほとんどが建物の維持・管理費に費やされています。実際の講演などのために使われている予算は年間約7億888万円といったところ。各地で劇場が閉鎖されているドイツでは、予算の削減や縮小から逃れられず人件費の高騰なども厳しい現実的な問題になっています。
ハノーファー市は姉妹都市に日本の広島があります。姉妹都市企画として演劇公演の交換視察という取り組みがありました。そこで原爆を素材にした劇を視察してきたメンバーは、原爆をテーマにした劇をもとに同時の視点で創作しバルホーフのオープニングに上演しています。
原爆を投下したパイロットの一人が、ドイツの小説家ギュンター・アルデスの文通相手だったこともあり資料が多く残っていたのです。世界的に有名になったコメントで「広島の空は晴れ、広島市はいいターゲットだ」と言った人物が文通の相手です。
劇は敗戦国(日本)を舞台に、同盟国であり敗戦国ドイツの舞台で上演されたという不思議な縁を感じます。
マルクト教会は石造建造物でレンガで覆われています。教会の建物を装飾している様々な彫刻は、焼成粘土で作られたもの。教会の主塔は98mで、教会全体の長さはおよそ60mあります。この一帯の地域、ヴィースバーデンでは最も高い建築物でランドマークになっています。
マルクト教会は、建築当初の姿をしています。とはいえ、改修や復元は繰り返し行われています。1900年にはそれまで暗く、ぶ厚く塗られた色彩だった教会建物の内部は、明るい色で塗り直されました。戦争による損傷も受けていて、第2次世界大戦の後の1949年に再建されています。建物部分の修復をきっかけに、中央窓にある3つのステンドグラスも作り変えられました。
現在教会で見られる内部の彩色は、1963年から64年に塗り直されたものです。
マルクト教会は、中央駅から徒歩圏内にあるの教会です。観光客がどっと押し寄せるといった教会というよりは、ひっそりたたずんでいる風情があります。
金の装飾で演出するような荘厳さや派手さはありません、ですが街並みに溶け込んでいながらもどこか印象的です。教会内部もキラキラゴージャス感満載というより、シックな雰囲気静かで厳かな空気感があります。
教会の大きさに比べると立派なパイプオルガンも見どころ聴きどころのひとつ。このパイプオルガンは、毎週土曜日に演奏会が開かれています。マルクト教会は、ハノーファーの名所を周る「赤い糸巡り」のルートにあります。
希望すればパイプオルガンの演奏スケジュール表ももらえますので、ぜひ本場の教会音楽とパイポオルガンの音色を聴いてみてください。
ハノーファーは、フランクフルトやミュンヘンなどの主要都市へのハブ都市として知られています。ハブ都市ならではの立ち寄り方もあって、旅行プランが組みやすい都市でもあります。ドイツ旅行の思い出を添えに、ハノーファーへ降り立って巡ってみてはいかがでしょうか?
旅行と食べ歩き大好きの神戸っこです☆センス溢れる記事を目標に頑張ってます!