芸能人御用達!広尾の人気レストラン「81(エイティワン)」のパフォーマンス料理が素敵すぎる

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最近増えている、アラカルト料理のない一斉スタートのレストラン。その中でも特に斬新で予約の取れない人気店が広尾にあるってご存知ですか?その名は「81(エイティ・ワン)」、料理界の異端児と呼ばれる永島健志氏の独特の世界観を楽しめる、究極の劇場型プレミアムレストランです。毎日2回の一斉スタートの食事は「公演」と呼ばれ、16名限定の超隠れ家的レストラン・・・気になりますよね!それでは早速ご紹介したいと思います。

出典: ameblo.jp

コードヤード広尾にある予約の取れないレストラン「81」。
店名の「81」は、日本の国際電話番号である81番から付けられました。
一般的なレストランの営業方式とは全く違い、6時頃と9時頃からの一斉スタートのみ。
アラカルト料理はなく、その日のシェフのコースのみ。一回の定員は16名のみの超隠れ家的レストランです。

出典: by-s.me

今は閉店し伝説になっている、三ツ星の世界ナンバーワンを5回獲得獲得したスペインのレストラン「エル・ブリ」で修業を積み、「料理は自由で良いのだ」という事を再確認した、料理に対して独自の持論を持つ永島健志氏がオーナーシェフ。EXILEに居ても何ら違和感のない程の、ワイルド系な風貌が女性ファンを虜にしています♡

店内に気軽に出向くのではなく、コードヤードの入り口前集合。予約客が全員揃い次第、スタッフにより店内まで案内されます。お店までも裏階段を使う徹底ぶりで、隠れ家レストランの雰囲気満載。まるで映画「LIAR GAME」のような演出ですね!!
まず写真のウエイティングスペースへ通され、ここで料理と飲み物の合計金額25000円(現金のみ)を前払いで支払います。

そしてシャンパンを受け取り、準備が整い次第席に案内されます。
店内は真っ黒!!16席のみのコの字カウンターが怪しく黒光りしています。大音量のBGMと暗い店内はレストランと言うよりもクラブ?!

シェフが現れてから扉が開かれるのですが、先に店内の紹介をしたいので、雰囲気のみの写真です。扉の奥には物のないすっきりとしたキッチンが登場!そしてキッチンも真っ黒!!
店内のエアコンも特注で真っ黒にしたほどのこだわり!その理由は、また後程・・・。

この16席のみの「81」には有名人や著名人がこぞって予約をしているそうで、あの前総理大臣の小泉純一郎氏も来店したそうです!あの名言「感動した!」は発せられたんでしょうか?

独特の永島ワールドの開幕

ゲストが揃い、シェフの準備が整ったら扉が開かれ永島ワールド全開の「公演」が始まりまり、永島氏の食に対する理念とお店のコンセプトが説明されます。
店内を黒一色にしたのは「死」をイメージしているそうです。これだけを聞くとゾっとしてしまいますが、「食べることは生きること。でも生きているといつかは死がある。生きるものの死があるから私たちは生きている。」という意味が込められているそうです。

出典: ameblo.jp

墓石と同じ素材を使った黒いカウンターでシャンパンを飲んでいると、「公演」の最初の演出はとても意外な物から始まります。ソムリエがシャンパンを注ぎながら持ってきたのは・・・・。

出典: ameblo.jp

オブラートで包まれたゼリー状のカシス?!
これを口に入れてシャンパンを飲むと・・・アラ不思議!口の中でキールロワイヤルに変身!!

出典: ameblo.jp

そして次に登場したのは薬包紙に包まれた・・・薬?!
いえいえ、薬ではなく中に入っているのはアンゴスチュラ・ビターズの粉末です。
アンゴスチュラ・ビターズと「良薬口に苦し」のビターズ合わせのギャグ?!のようですね♪この粉末をシャンパンに入れても、そのまま食べてもOK!

独創的な演出がとても斬新ですよね!
ドリンクだけでマジックのようなパフォーマンスを楽しませてくれるなら、料理にも期待度が高まります♪

ある日のコース「破壊と創造!秋から冬へ」

この「劇場」のようなレストランの一番の見どころはやはりシェフの調理の様子。
ただ炒めたり煮詰めたりするのではなく、私たちが今まで見たことのないような調理器具まで登場!まるでマジックショーを観ているように楽しめます。

コースの内容は物語の構成になっています。この日のテーマは「破壊と創造!秋から冬へ」。
最初のプレートは、落ち葉をイメージしたザクザクに乾燥させた生ハムとジャガイモと、土の香りを楽しむ試験管スープ。秋の始まりです。

「81」の定番とも言えるこの料理。「カルボナーラの再構築」。
鳥の巣にある卵をイメージしている料理で、何よりも驚くのはここから。
半熟の卵を割ってみるとトリュフの香りが大爆発!黄身に白トリュフオイルを注射器で注入しているそうで、この驚きの体験ができるそうです。巣に見立てたカダノフと、その下に隠されているチーズの濃厚なソースと豪快にかき混ぜて頂きます。

すっぽんのスープ。
旨味がギュッと閉じ込められた繊細で上品なスープに仕上がっています。

秋の食材の定番といえばキノコ!密封容器に入っているのはキノコとトリュフのリゾットです。
蓋を開けると漂う香りの良さにノックアウトさせられます!「81」では必ずこの密封容器が使用されるそうですよ☆

季節が初秋から本格的に秋になり、今度は冬へ・・・。
冬の食材「牡蠣」の登場!牡蠣の下にはリンゴのソルベが隠されていて、程よい酸味を演出してくれています。

冬の味覚カレイとしらすの使用されたプレート、魚のメイン料理です。
料理と一緒にアルコールも6種類出てくるんです!その料理に合わせたスペシャルカクテルで、アルコールが苦手な方用にノンアルコールカクテルも準備されています!さすが!

お肉のメインの「炭焼きの鴨、珈琲パフ。」。見た目にもとても美味しいこのメインの提供される際には、何と店内にスモークが炊かれるんです!!五感を使って料理を楽しむレストラン「81」。
料理をただ食べるのではなく、店内の効果音やBGM、スモークに至るまでありとあらゆる演出を使って楽しめる、新感覚の秘密基地的劇場型レストランです。

81 (エイティ・ワン)
住所:
東京都港区西麻布4-21-2 コートヤードHIROO
アクセス:
広尾駅3番出口から徒歩8分
営業時間:
18:00からと21:00から(完全予約制で16席のみ)
定休日:
日曜日・祝日(※不定休あり)
電話番号:
080-4067-0081
料金:
25000円

まとめ

いかがでしたか?
斬新すぎる劇場レストラン「81」をご紹介しました。
料理の素材や味は勿論、様々な演出が楽しめる予約が取れない究極のレストラン。
決して安くはない価格ですが、一度は独特の永島ワールドを体感してみませんか?

ゆみか

皆さんの旅の参考になりますように…♡

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