プエルトリコで外せない!世界文化遺産ラ・フォルタレサとサンファン歴史地区の基本ガイド
12371views- 住所:
- Calle San Sebastián, San Juan
- アクセス:
- コバドンガ・バスターミナル(Terminal Covadonga)から徒歩およそ15分
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青い海が広がるカリブ海。息をのむような絶景が見られるプエルトリコの首都サン・フアンは随一の人気観光エリアです。コロニアル風の街並みや歴史が刻まれた要塞はサン・フアン観光のハイライト。でもこの街には、市民が憩い、観光客が安らげる広場があちこちに点在しています。そう!腰を下ろしてゆっくりするには最適の場所なのです。そこで今回はサン・フアンにある素敵な広場を訪ねてみましょう。
こんじんまりとしたサン・ホセ広場は、つい見落としてしまいがちな小さな広場。それだけに、いつも静かで穏やかな雰囲気が漂っています。その歴史は古く、16世紀の古文書や地図にも登場する由緒ある広場なのです。
広場の中心に建っている銅像はスペイン人のポンセ・デ・レオン(Ponce de León)。コロンブスの探索隊に参加した後、ここに定住してプエルトリコの統治を任された人物です。この方はとても好奇心旺盛だったようで、なんと若返りの泉を探すために、フロリダへも遠征をしたというから驚きです。
広場にはベンチがあるので、ここでゆっとくり休憩をしてもいいですね。広場のまわりは石畳が敷かれていて、とても情緒豊か。白や黄色など、外壁がカラフルな建物が建ち並んでいるので、きれいな街並みも一緒に楽しむことができるでしょう。
スペイン人が築いた新大陸の街の中心には、必ずと言っていいほど広場があります。たいていは、アルマス広場かマヨール広場という名前。覚えておくと街歩きに便利です。サン・フアンのアルマス広場は1521年の建造。旧市街の中心地として造られました。大きな噴水が目印です。
この広場に来たら、噴水の周りにある4体の石像に注目しましょう。いずれも大理石で作られたもので、それぞれ春夏秋冬の季節を表現しているとか。画像の石像はもちろん冬。見るからに震えて寒そう。プエルトリコは常夏で1年中温暖。でも、こうした石像があれば、四季の移り変わりについて知ることができますね。
アルマス広場から眺めた旧市街の街並み。広場はヨーロピアン調の瀟洒でモダンな建物に囲まれている空間。なので、どこを見ても、こんな素敵な光景を目にすることができます。真っ青な昼間の空も爽快ですが、こうした夕暮れ時はどこかノスタルジックな雰囲気が漂っていますね。
木々に囲まれた小さなコロン広場は港に近いエリアにあります。画像の上の方には、港に停泊している大型客船も見えますね。海が近いこともあって、風き抜ける風はとても穏やか。オールド・サン・フアンを拠点にクルーズを楽しむときは、この広場を通って港に行くことが多くなります。広場の位置を覚えておきましょう。
広場の中心にそびえる塔。台座にはCristóbal Colónの文字が。スペイン語だと、クリストファー・コロンブスはこう書くようです。よって、コロン広場はコロンブスの名前に由来しているのですね。もちろん、この島を発見したのもこの航海者です。
開放的で明るいイメージのコロン広場は、夜になるとちょっとロマンチック。ぽわっと浮かび上がる暖色系の照明が温かい空間を作っています。周囲にはカフェやレストランが多いので、食休みにここで座ってゆっくりするのも楽しそう。
オールド・サン・フアン観光をもっと思い出深いものにしたい方は、この広場を訪れてみましょう。アルマス広場やコロン広場ほど観光客は多くないので、のんびりくつろぐには最適のスポット。広場のなかにはヤシの木もたくさんあって、カリブ海の港町の雰囲気が満喫できます。
この広場の魅力は、なんといっても地元の人たちの姿が多く見られること。毎日のように、ボードゲームを広げて楽しんでいる人たちがいます。これはドミノ。直射日光が強いので、場所はもちろん生い茂る木の下。広場にできる木陰は、こうやって活用するのですね。
いかがでしたか?海外旅行というと、見どころになるのは名所やグルメスポット。でも、こうして広場を中心に行動をしてみると、街の様子や雰囲気を肌で感じることができるはず。オールド・サン・フアンの街並みはとくに美しいので、ひとつひとつの光景が鮮やかに目に映ることでしょう。
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