マルタ基本情報 【時差・空港編】

ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸の間に横たわる地中海に浮かぶ島、マルタ島。日本とマルタの間にはいったいどれくらいの時差があるのでしょうか。また、マルタにはサマータイムはあるのでしょうか。

マルタと日本との時差は8時間。日本の方が8時間進んでいます。たとえば、日本が夜12時のとき、マルタはまだ同じ日の午後4時です。

マルタはサマータイム制を導入しています。サマータイム期間中は日本との時差が1時間縮まり、7時間になります。先ほどの例でいうと、サマータイム中は日本が夜12時のとき、マルタは同日午後5時です。

マルタのサマータイム適用期間は、毎年3月の最終日曜日から、10月の最終日曜日まで。周辺のヨーロッパ諸国と同じスケジュールですが、ヨーロッパ大陸内にも時差のある国があるので、移動のときは注意しましょう。

マルタ語と英語が公用語になっているため、英語を学ぶ留学の候補地としても人気のマルタ。日本からマルタまでは、いったい何時間くらいかかるのでしょうか。

小さな島とはいえ、マルタ国際空港（ルア空港）という空港を持つマルタ。残念ながら、日本からの直行便はありません。マルタを訪れるときは、欧州各国の都市を経由するのが一般的です。

乗継便を利用の場合、利用航空会社や経由地、経由地での乗継時間によって所要時間は大きく変わります。

時期にもよりますが、ターキッシュエアラインズでイスタンブールを経由する便が短いもので約18時間、エールフランスのパリ経由が約19～21時間ほど。標準的に、20時間前後はかかるとみておきましょう。

マルタは多くの欧州諸国が加盟しているシェンゲン協定の加盟国です。基本的に加盟国間の移動にはパスポート・コントロールがありませんが、近年、セキュリティ上の理由からパスポート・コントロールが行われるケースも増えています。

シェンゲン圏を経由してマルタに出入国する場合、出入国審査は経由地の空港で行います。シェンゲン圏外からマルタに出入国する場合は、マルタの空港で出入国審査を受けましょう。

いかがでしたか。本記事では、マルタを旅するときにぜひ知っておきたい基本情報をお届けしました。地中海に浮かぶ島。想像しただけでロマンがありますね。