栃木・那珂川の鷲子山上神社で苦労知らず不苦労（ふくろう）に会おう！

栃木県と茨城県、2つの県にまたがる珍しい神社、それが鷲子山上神社（とりのこさんしょうじんじゃ）です。日本で1番大きなフクロウの像をはじめたくさんの像が置かれている為、フクロウ神社とも呼ばれ、そのご利益を得るためたくさんの人が参拝に訪れています。

境内には色々なフクロウの像が置かれています。全長350メートルほどの、福ふくろうロードと呼ばれる道には100体ほどの像が！あじさいや寒椿を見ることもできるので、ぜひじっくりと歩いて、フクロウから幸せをいただきましょう。

樹齢が1000年を超える杉があり、その霊気を目当てに森林浴に訪れる人も多いのだとか。天狗の足跡が付いているという伝説も残る木まであります。

大鳥居の中央に県境が通るこの神社。左が栃木県で、右が茨城県になります。それぞれの県で呼び名も変わるようで、栃木は「とりのこさんしょうじんじゃ」、茨城は「とりのこさんじょうじんじゃ」となります。不思議ですね！

テレビなどでも取り上げられているので、見たことがある人もいるのでは？このまま県境が後ろの石段の先へと続いていきます。

石段の先にあるのが、安養閣とも呼ばれるこの楼門。やっぱり中央が県境で、両県の指定文化財になっています。

ちょっと場所は変わりますが…。初めに紹介した巨大なフクロウの像は、同じ敷地内にある本宮神社の鳥居の先にあります。階段の下から見てもこの迫力です！

横から見た本殿。1788年に再建された本殿は、柱などの装飾がとても豊か！ここも両県の文化財になっています。

807年に創建されたこの神社は、運気上昇・金運福徳・厄難消除など数多くのご利益があるとされています。御祭神は鳥の神様である天日鷲命（アメノヒワシノミコト）。大神様の御使いともされているフクロウ（不苦労）に苦労を運び去ってもらい、幸せをいただきましょう！

巨大なフクロウ像の下には、金運不苦労御柱（金運・運気上昇の御柱）があります。棒で3回たたいた後に抱きつくと良いのだとか！金運にまつわる良い話が絶えないようです。周りには、四神の御柱（除災・方除けの御柱）もあり、ここだけでかなりのご利益がもらえそうですね。

福を運んでもらうために、この袋に宝くじを入れてみませんか？この神社に訪れてから宝くじを買ったほうが良いそうですよ。

御朱印にもフクロウが！色々なお守りにフクロウがあしらわれていて、どれを買うか迷ってしまいます！また、2つの県にまたがっていることから、県境の看板をモチーフにした絆のお守りも人気ですよ。

幸せを運ぶ鷲子山上神社をご紹介してきましたが、いかがでしたか？ご利益を求める人だけではなく、フクロウの像があちこちにあるので、そのかわいさに家族連れやフクロウ好きにも人気があるこの神社。ぜひ皆さんも足を運んでみてください！