富山県氷見市を観光!藤子不二雄A先生の生まれ故郷は忍者ハットリくんだらけ
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- 富山県の高岡から氷見にかけての路線
- 電話番号:
- 076-265-5655(JR西日本北陸案内センター)
- アクセス:
- JR氷見線の各駅から乗車
- ※運行状況やダイヤについては、要問合せ
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ドラえもん、パーマン、怪物くんなどのキャラクターで、多くの少年少女を魅了してきたコンビ漫画家、藤子不二雄先生。その片われである藤子不二雄A先生の故郷・富山県氷見市にはA先生が生み出した忍者ハットリくんの姿があちらこちらで見かけられます。さあハットリくんに出会いに、氷見に行ってみましょう!
高岡から富山湾の美しい海岸線に沿って走るJR氷見(ひみ)線に、忍者ハットリくんが描かれた元気いっぱいな列車が走っています。初走行は平成16年で、当時は3両のハットリくん列車が活躍していました。その後平成25年にリニューアルされ、現在は4両が運行中。
デザインにはいくつかの絵柄があり、ツウが見ればいつの年代の作画バージョンなのかということまで、わかるとかわからないとか。車内放送はハットリくんの声で行われるというのもファンにとっては懐かしく嬉しいところ。ぜひ乗っておきたいですね。
ハットリくんや怪物くんの第1話の複製原画をはじめ、プロゴルファー猿や笑ゥせぇるすまんなど藤子不二雄A先生の代表作漫画の原画が多数展示されているという、氷見市潮風ギャラリー。ファンにとってはたまらない空間となっています。
約1000冊の蔵書がある「まんが図書室」や、「デジタルまんがスクリーン」などが用意されていて、親世代も子供世代も藤子不二雄A先生の作品にどっぷりと浸れますよ。ポスターに描かれているたくさんのキャラクターたち…あなたは何人わかりますか?
藤子不二雄A・F両先生を含む、漫画界の巨匠を数多く輩出した伝説のアパート・トキワ荘。ここには、藤子先生が生活していた伝説の「トキワ荘14号室」が忠実に再現された部屋もあるのです…!
ここまでいくとファンの人は滂沱の涙と垂涎に要注意です。
人々でにぎわう商店街のすぐそばを流れる湊川。そこにかかる中の橋は、普段はごく普通の橋なのですが、毎正時になると音楽とともに忍者ハットリくんのおなじみキャラクターたちのからくり人形が飛び出してきて、ミニアトラクションが始まります!
ステージは約4分間。テーマ曲に合わせて懐かしのキャラたちが動き回ります!けっこう凝った演出もあって、見ごたえ抜群。しかも朝の9時から夕方17時まで1時間ごとに催されるので、周辺を散策しながら見るタイミングを合わせられそうですね。
約650年という由緒正しい歴史を持つ光禅寺は、その第49代住職が藤子不二雄A先生の父親だったというエピソードを持ちます。つまり、A先生の生家なのです。
住職が亡くなった当時、息子だったA先生はまだ小学5年生。後を継ぐには幼すぎたため、大本山から新たな住職が来ることとなり、A先生一家はこの寺から引っ越すことになります。
寺の中には、A先生直筆の絵があちらこちらにあるそう。しかも、トキワ荘で手塚治虫先生が愛用していて、その後藤子不二雄A・F両先生に譲っていったという机が置かれているのだとか…!漫画界きってのお宝といっても過言ではありません。ファンなら1度は見ておきたい!
商店街のある潮風通りは、通称「まんがロード」。ハットリくんが弟をおんぶしているものを初め、たくさんの像が並んでいます。
ところで、ハットリくんの弟の名前、ご存知ですか?シンゾウです。お父さんはジンゾウです。ちなみに本人はカンゾウです。モデルの「服部半蔵」からよくぞここまで…という。A先生の遊び心が感じられますね。
こちらは愛犬(?)、獅子丸。ちくわが大好きなヘンテコな犬です。ハットリくんがテレビ放映されていた時代を知るファンは、この獅子丸がちくわ愛を歌っていたエンディングテーマを、今でも覚えているかもしれませんね。
富山県氷見市は、忍者ハットリくんとともに懐かしい思い出にあふれる街です。ファンの人もそうでない人も、ぜひ古き良き日を懐かしみに訪れてみてはいかがでしょうか。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆