本物のハワイがここに!ハワイ島(Big Island)の観光スポットまとめ
18532views- 住所:
- Hawaii Volcanoes National Park, HI 96718
- アクセス:
- ヒロから車で1時間
- 定休日:
- なし
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ハワイ島は現在も火山活動を続ける火山の島です。燃える火口が有名な「キラウェア火山国立公園」から海まで伸びるドライブウェイがあります。溶岩の軌跡を辿り、ハワイ諸島の始まりの姿を見に行きましょう。
キラウェア火山国立公園から、溶岩の軌跡を辿るように海へ降りていくドライブルートが『チェーン・オブ・クレーターズ・ロード』です。噴火した溶岩が流れて時間が経ち、どうなっているのかを見ることができます。火口付近は注目されがちなのですが、その麓はなかなか目にする機会のない貴重な光景なので、是非ともご覧になってみてください。
その名の通りクレーターの密集地を抜けていくルートです。多くのクレーターがありますが、これらは噴火口ではなく、地下の空洞や水蒸気爆発によってできた窪みだそうです。
途中までの深い森を抜けると、徐々に溶岩の大地が見えてきます。現実離れしたその光景は、まるでゲームの世界のようです。ほんとにモンスターが出てきそう!初めて見る者には、それぐらい異質な空間なのです。時を忘れていつまでも眺めていられる"絶景"です。
この辺りは雨が多いので虹が出ることは珍しくありません。真っ黒な溶岩と七色の虹のコントラストは、ファンタジックなムードをより一層高めてくれます。非常に珍しい美しい風景なので、是非写真に収めて帰ってください。
しばらく見物していると、驚くべきことに、真っ黒な大地の間から結構植物が生えていることに気が付きます。この世の終着地点のような光景にも見えますが、そこにはしっかりと緑が繁る準備があるのです。自然に根付いている植物ですが、人には感銘を与える光景に見えますね。この地域は雨がよく降り陽ざしも強いので、溶岩植物も育ちやすい環境であると言えます。溶岩周辺はハワイの固有種が多いそうなので、是非立ち止まって観察して見て下さい。
広い溶岩大地を通って海へ出ると、行き止まりのゲートが見えてきます。かつてはここからトレイルして流れる溶岩を見られたそうですが、今は通行止めとなっています。溶岩の向こうには、1990年に溶岩にのまれたカラパナの町があり、現在復興中です。火山の活動次第でこのあたりの状況は変わりますので、キラウェアを訪れる場合は最新の情報をご確認ください。
ぜひ見て欲しいのがこの「ホレイ・シーアーチ」です。500年ほど前に崖から溶岩が流れ落ち、波で柔らかい部分だけ削れてアーチ状になったものです。当時の溶岩の流れをイメージできますね。いつか削れて崩れてしまいそうです。
ハワイ島はハワイ諸島の中で一番新しく、今も火山活動によって流れ出した溶岩で面積を少しずつ広げています。反対に一番古いのは最も北西にあるカウアイ島。ついでオアフ、マウイの順に古く、この地域の火山島はこうして順番に徐々に北西へと移動していくのです。
繰り返しになりますが、火山は今も活動中です。ひとたび噴火が起これば、人々はその対策に奔走しなくてはなりません。観光客を惹きつける大自然のスペクタクルですが、地元の方々はこの地で火山と向き合って生きていかなければならないのもまた事実なのです。
また、火山活動によってキラウェア周辺の観光状況も変わる可能性があります。旅行の際は最新の情報をご確認ください。
『チェーン・オブ・クレーターズ・ロード』は各種ツアーもありますが、レンタカーで行くこともできます。その際は車の燃料に注意してください。国立公園内で、途中に立ち寄れるお店や電話ボックスなどは何もなく、さらに帰りは高さ1100mのキラウェア山を登らなくてはいけません。燃料には十分余裕を持って行って下さい。また、曲がった山道なのでそんなにスピードは出せませんので、時間には余裕を持って計画することをおすすめします。飲み物はもちろん、休憩の為に軽食を持参するのもよいかもしれません。足元はでこぼこなので歩きやすい靴、服装で行きましょう。
溶岩は時間が経つと冷えて固まり、不毛に見える真っ黒な岩の大地に植物が生えてきて、何万年と時を経て緑の島へ変化していきます。溶岩はすべてを飲み込んでしまいますが、それは同時に「始まり」でもあるのです。500万年前にできた一番古いカウアイ島は現在「ガーデンアイランド」と呼ばれるほど緑豊かな島。40万年前にできた新しいハワイ島も、いずれそうなる日が来るはずです。
たまに海外旅行に行く主婦。
海好き。南国大好き。
スキューバダイビング少しやります。
思い出に残っている場所…マウナケア山(ハワイ)、ハミルトン島(オーストラリア)
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