【中央アメリカ一広い国で変化に富んだ地形と波乱に満ちた歴史を知る ニカラグア】
東でカリブ海、西で太平洋に面し、南部にニカラグア湖、中部に山岳地帯、海岸部に広大な平野という多種多様な地形を要するニカラグアは、日本との時差-15時間。ロサンゼルス、ダラス、サンサルバトルなどで乗り換え、合計約20時間前後のフライト。太平洋側に位置する首都マナグアは、中央アメリカ第二の都市。地震で崩壊した旧市街は、国立宮殿や廃墟と化した旧カテドラル、共和国広場など見所が少し残っている。新市街には、主な公共施設や娯楽施設が集まっており、中でもロベルト・ウェンベス市場では、野菜が山盛りに裸売りされている光景や雑貨、民芸品がいたるところで販売されている様子を見て回るのがおすすめ。少し足を伸ばすと、革命家アウグスト・セサル・サンディーノの黒いトタンの像がそびえ立つティスカパの丘、ルベン・ダリオ劇場などがある。同じ太平洋側北部には、ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されたレオン・ビエホ遺跡群、レオン大聖堂があり、スペイン文化の影響を確認できる人気スポットの一つ。コスタリカ寄りのサンファンデデルスールの港町、カリブ海のコーン諸島もリゾートとして多くの観光客が訪れる。最新の外務省の安全情報によると全域に危険度1と発令されているので、渡航の際は充分注意すること。