【メソポタミア文明発祥の天然資源に恵まれた肥沃な大地 イラク】
日本との時差は6時間。直行便がないため、イスタンブールなどを経由し合計約15時間のフライトを経て入国。メソポタミア文明発祥の肥沃な三日月地帯として知られてきたイラクは、遺跡や世界遺産の宝庫と言っても過言ではない。世界遺産として登録されているのは、北部にあるオリエント様式とギリシアローマ様式の融合した建造物が残存するパルティア帝国の都市ハトラ、アッシリアの首都跡のアッシュール遺跡、アッバース朝の宮殿や巨大モスクの残るサーマッラーの考古学都市、クルド人自治区の主都アルビールの旧市街地にあるシタデルという古い城塞であるアルビールの城塞。外務省の海外安全ホームページの最新情報によると、国土の全域に退避勧告と渡航中止勧告が発令しているため、渡航する場合は必ず安全情報を確認すること。