美人の湯・蔵王温泉のおすすめ旅館4選！山形県最古の名湯で癒されよう！

「深山荘高見屋」は、享保元年に創業した老舗旅館。蔵王温泉街を見下ろすような高台に建つことからこの名がつきました。築100年以上という純和風建築の建物は重厚感があり、歴史と風格が感じられます。

宿の自慢は趣の異なる2つの温泉。黒塗りの壁や木を使った「長寿の湯」は、歴史ある湯治場の雰囲気を再現しています。もう一方の「せせらぎの湯」は、蔵王の大自然と宿の横を流れる川のせせらぎを楽しみながら入浴ができる贅沢なつくりです。

どちらの湯も創業以前からこの地に湧き出しているという自家源泉を使用しています。内湯と露天風呂の他、木、石、土などの自然素材を使った9つの浴槽があり、良質の温泉を心行くまで楽しむことができますよ。

山形を代表する歌人、斎藤茂吉ゆかりの宿として知られているのが「和歌の宿　わかまつや」です。客室数27のアットホームな温泉宿は温泉街の高台にあり、客室の窓からは蔵王連峰を望むことができます。

斎藤茂吉が「霊泉」と讃えた蔵王温泉。こちらの宿の自慢は、18トンの蔵王・目透石をくり抜いて作られたという「大石くり抜き風呂」。硫黄の匂いが漂う弱酸性の温泉を、源泉かけ流しで堪能することができます。

お風呂あがりには「湯上り処」でほっと一息。壁一面に飾られているのは宿泊客が詠んだ歌の数々。館内にはいたるところに、この宿を訪れた人の思いのこもった歌が大切に飾られています。あなたも旅の思い出に一句いかがですか？

白樺の森と湖に囲まれた瀟洒な「蔵王四季のホテル」。大きな窓から木漏れ日がさすモダンなロビーが印象的です。洋風なイメージのホテルですが、客室や温泉は純和風。そのギャップも魅力的ですね。

「離れ湯百八歩」と名付けられた温泉は、ホテルから歩くこと百八歩ほどのところにある別邸。天井から床まで総木造りの贅沢な温泉はため息のでる美しさです。露天風呂は重厚な石造りになっており、湯船からは蔵王の絶景を一望できます。

ロープウェイ乗り場から徒歩1分。山登りやスキーにも便利な立地にある人気のお宿が「ホテル喜らく」です。すべての客室からは雄大な蔵王連峰が見渡せ、四季折々の景観を楽しむことができます。

100%源泉かけ流しの温泉は24時間入浴が可能。2015年4月には女性用露天風呂がリニューアルされ、檜造りの浴槽で乳白色の美肌の湯を楽しむことができます。

山形県、蔵王温泉の宿4選を紹介しました。弱酸性の硫黄泉が特徴の蔵王温泉。「美人の湯」とも名高い歴史ある温泉には、名湯と呼ばれるにふさわしい温泉宿がたくさんあります。みなさんも旅情そそられる蔵王温泉にでかけてみませんか？