- 住所:
- 千葉県野田市野田688-10
- アクセス:
- まめバス「北、新北、中、新南(花井経由)ルート・上町」下車徒歩約1分
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千葉県最北端の野田市は古くからしょうゆの生産が盛んで、現在、国内シェアトップの生産量を誇るキッコーマンの工場があります。 今回は日本の食文化には欠かせない、しょうゆの歴史について学べる場所と、野田ならではのコラボレーションが味わえるイタリアンのお店も併せてご紹介しましょう。
野田でしょうゆ造りが始まったのは戦国時代後半の16世紀。飯田市郎兵衛の先祖が甲斐武田氏に「溜まりしょうゆ」を納め、これを「川中島御用醤油」と称したことが始まりとされています。
石碑のある飯田家の工場跡は通りから少し入ったところにあり、小さな稲荷神社のとなりに二つの石碑が並んでいます。こちらが「野田醤油発祥の地」と刻まれた石碑。すぐそばの黒い石碑には、野田で初めてしょうゆを醸造した飯田家があったことが書かれています。
野田市郷土資料館は1階に周辺から出土された埴輪や土器など野田の歴史的遺物が、2階には、しょうゆ製造の歴史に関しての展示されています。
同じ敷地内にあるのが野田市市民会館。大正13年に完成した旧茂木邸で、その後キッコーマンの前身、野田醤油を経て市に寄付され、昭和31年に市民会館となったそうです。
趣のある建物は主屋と茶室があってどちらも国の登録文化財。手入れの行き届いた日本庭園も登録記念物に指定されています。現在は市民の茶会や歌会に利用されているのだそう。
市民会館といえばホールを連想しますが、こちらの市民会館は一味違いますよ。
東武野田線の野田市駅を出るとキッコーマン野田工場内に開設している「キッコーマンもの知りしょうゆ館」があります。六角形の中に「萬」の文字が書かれたおなじみのロゴマークが見えて、駅のホームから何となく漂っていた香りはこれだったのか、とすぐにわかりますよ。
約1時間の見学コースでは大豆から作るしょうゆの製造過程を映像と展示で学ぶことができます。お土産にしょうゆもいただけちゃうんですよ!
館内の「むらさき屋」ではキッコーマンの商品とここでしか買えない限定品が販売されています。
「まめカフェ」ではうどんやここならではのしょうゆソフトが。アイスの甘さとほのかにしょうゆの香りが口の中に広がって美味しいですよ。またここではせんべい焼き体験やしょうゆの味比べもできるので、ぜひ見学の後にお立ち寄りください。
地元で人気のイタリアンとしょうゆのコラボレーションが味わえるお店。しょうゆとオリーブオイルが見事にマリアージュしたパスタや市内で獲れた新鮮野菜をふんだんに使ったパスタはどちらも味わい深い味です。目の前で仕上げるリゾットや窯で焼き上げたピッツアなど定番のメニューも充実。
デザートは「おしょうゆジェラート」がおすすめ。食感も煎り大豆の粒が入っていて、キャラメルのような味わいで一度食べるとクセになりますよ。
野田市内にはしょうゆと共に栄えた多くの建造物や史跡が残っています。東京都内からも電車で1時間半ほど、気軽に行ける距離ですね。
普段何気なく使っているしょうゆについてあらためて学べる野田市をぜひ訪ねてみてはいかが。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆
埼玉県との県境に位置する千葉県野田市のイオンタウンの中には天然温泉があります。その名も「七光台温泉」。加水を行っていない源泉かけ流しの天然温泉は野田市民だけではなく県外からも利用客が訪れる癒しの空間です。今回は「七光台温泉」についてご紹介しましょう。
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