二礼・四拍手・一礼！八幡杜の総本山！大分の宇佐神宮を参拝してご利益をいただこう☆

大分県宇佐市にある宇佐神宮。「八幡さま」「八幡宮」といわれる全国の八幡杜の総本山です。伊勢神宮に次ぐ「第二の宗廟（そうびょう）」として皇族にゆかりがあり、八幡大神・比売大神・神功皇后といった天皇の先祖神さまをお祀りしています。

それでは早速、宇佐神宮を参拝してみましょう。手水舎で手と口をすすぎ清め、八幡鳥居をくぐったら、うっそうとした木々の間を抜けて、上宮を目指します。

参道にある西大門を抜けると、荘厳な雰囲気と美しい朱色が華やかな本殿が現れます。本殿は、左から、一之御殿・二之御殿・三之御殿とわかれており、順番に「二礼・四拍手・一礼」で参拝します。実はこの参拝方法は、全国で出雲大社と宇佐神宮だけという珍しい方法なんですよ。

境内の左側に位置する一之御殿。八百万（やおよろず）の強い神力を持つといわれる八幡大神が祀られているのが、こちらの御殿です。八幡大神は、勝利の神様としても知られており、スポーツなどの勝負事はもちろん仕事や金運などにもご利益があるといわれています。

二之御殿に祀られている比売大神は、宗像大社の三女神と同一といわれ、女性の守護神です。学問や芸術、財運や交通安全など、幅広いご守護があるほか、恋愛や縁結びにも御利益があるといわれています。

お腹に赤ちゃんが居ながら、三韓征伐を指揮して勝利に導いたという伝説がある神功皇后。そんな頼もしい母神を祀っているのが、三之御殿。参拝すれば、安産子宝の御利益があるといわれています。

上宮を下っていったところにある下宮。上宮の御分神が祀られています。宇佐神宮では、『下宮参らにゃ片参り』といわれるほどなので、こちらもぜひ参拝していきたいところ。上宮と同じく、「二礼・四拍手・一礼」で一之御殿からお参りしていきましょう。

時間に余裕があれば、宇佐神宮の南にある御許山山頂の大元神社へ。3つの巨石を祀っているこちらの神社は、宇佐神宮の奥宮といわれています。険しい山道にある参道を入っていくと、大きなご神木がお出迎え。霊験あらたかな雰囲気の奥宮から目には見えない不思議な力を頂けそうです。

宇佐神宮にはこのほかにも見どころがたくさん。境内の東側にある呉橋やご霊水のある菱形池など幽玄な景色を堪能することができます。また数多くの末杜も鎮座しているので、ご利益にあやかりたい方は、ひとつひとつ訪れてお参りしてみましょう。

八幡社の総本宮、大分県の宇佐神宮をご紹介しました。広大な境内には、ご紹介したほかにもたくさんのパワースポットがあります。みなさんも大分県を旅行の際は、宇佐神宮でパワーを頂いてみてはいかがですか？