バングラデシュ基本情報 【気候・服装編】

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バングラデシュは南アジアにある、イスラム教徒が多く住む国。首都はダッカで、インドと国境を接しています。高温多湿でモンスーン気候の国です。ここではそんなバングラディシュの気候と服装について紹介しましょう。

バングラディシュとは

バングラディシュは南アジアにあるイスラム教の国です。南はインド洋に面し、三方はインドに接しています。国土の大部分は、ベンガル湾沿いに形成されたデルタ地帯で、大小さまざまな河川や水路が網の目のように走っています。水に恵まれた肥沃な土地ですが、河川が氾濫することも多く、しばしば大きな被害に見舞われます。

バングラディシュの気候

バングラディシュの気候は高温多湿。季節により降水量が大きく変化する熱帯モンスーン気候です。季節は3つのシーズンに分けられ、3月から6月までが夏、6月から11月までがモンスーン、12月から2月が冬となります。

夏は最高気温が40℃前後まで上がり、とても蒸し暑くなります。バングラディシュは国土のほとんどが平野で地域による気候の差は少なく、4月が最も暑い季節。一方、1月が最も寒い季節となり、この時期の気温は16℃から20℃くらい。夜には10℃を下回ることもあります。

3月から5月には激しい雷雨が降ることが多くなります。時には台風並みの強風が吹くこともあり、モンスーンの季節には時速160㎞以上もの強風になることも。海に面した地域では高波の被害も毎年のように発生しています。

湿度は3月が最も低く55%~80%、また最も高い7月は94%~100%となっています。

バングラディシュの洪水

バングラディシュでは毎年のように大雨による洪水の被害が発生しています。バングラディシュでは年間降水量が2300mmと非常に多く、特にモンスーンの季節には大量の雨と風が吹きます。また、5月や10月の季節の変わり目にはサイクロンや竜巻も起こり、大きな被害をもたらしています。

ベストシーズン

バングラディシュのベストシーズンは、一般的に11月~3月です。雨も少なく、気温も低いので観光に適しているといえるでしょう。

バングラディシュでの服装

ベストシーズンの11月~3月は気温が20℃前後となります。半袖でも十分過ごせますが、紫外線が強いので長袖があると安心です。また室内は冷房が効いていることが多いので、上着やカーディガンなどがあるといいでしょう。

モンスーンの時期には雨具が必携。傘よりもレインコートのほうがいいでしょう。あまり激しい雨のときは、屋内で待機することも必要です。

バングラディシュは観光で訪れる人が少なく、街中を外国人が歩いているととても目立ちます。バングラディシュはイスラム教の国なので、女性は肌を露出した服装やぴったりとした服を着ることは控えたほうがいいでしょう。

最後に

バングラディシュでは日本人に親しみを持っている人も多いようです。バングラディシュを訪れる際には治安に気を配り、楽しい旅行にしてください。

MINK

いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!

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