和歌山城を満喫!おすすめのみどころ3選

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和歌山市は観光スポットあふれる魅力的な街。訪れたらどこに行こうか、迷ってしまいますよね。まずは定番スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。イチオシはもちろん和歌山城。和歌山城の見どころを紹介します。

和歌山城とは

和歌山城は、1585年に秀吉が弟である秀長に命じて作らせたお城です。実際に手がけたのは部下の藤堂高虎で、高虎は築城の名人として知られています。しかし、すぐに秀長は郡山城に移り、秀長の城代として桑山重治晴が和歌山城に入りました。

重晴の次は孫の一晴が秀長の城代となりますが、ここで勃発したのが1600年の関ケ原の合戦。合戦で手柄を立てた浅野幸長が城主として和歌山城に入り、さらに1619年には徳川家康の十男頼宜が和歌山城主に。ここに紀州徳川家が誕生します。

和歌山城は「梯郭式平山城」のお城です。梯郭式とはお城の中心である本丸を隅に置いて、その周りの2もしくは3方向を二の丸や三の丸といった区画で囲む配置方法。紀ノ川が掘の役割を果たしています。

出典: www.jalan.net

平山城とは平山に作られたお城で、和歌山城は虎伏山という小高い丘の上に建てられています。そのため別名を虎伏城とも。平山城はお城の軍事的側面と政治的側面を併せ持っており、戦国時代中頃にはこのタイプのお城が主流でした。

天守閣

和歌山城の天守閣は三層になっており、真っ白い壁が特徴的ですが、築城当時の壁の色は黒だったんですよ。1798年に改装された際に、白く塗り替えられています。

天守閣は落雷などで何度か焼失しています。最後に焼失したのは1945年の空襲の際。戦後の1988年になって、再び再建されました。天守閣からは和歌山市内が一望できますよ。

岡口門

岡口門ははじめ表門、つまり大手門として使われていました。それが浅野氏の代になって裏門である搦手門として使われるようになりました。

岡口門は、1621年の改修で二階建ての櫓門として作られました。和歌山城は災害や空襲に見舞われていますが、岡口門は再建された当時の面影を現在まで残しています。1957年には重要文化財として国の指定を受けました。

御橋廊下

櫓のような骨組みが印象的な御橋廊下。二の丸と西の丸とをつなぐ廊下で、お殿様が実際に使っていた廊下なのだそう。そのため壁や天井がつけられ、外からは移動しているようすがわからないようになっています。

両端に段差があるため、11度の傾斜がついています。そのため滑り止めの工夫がされているんですよ。現在の御橋廊下は江戸時代の図面を基に2006年に復元されたものです。

和歌山城
住所:
和歌山県和歌山市一番丁3
営業時間:
09:00~17:30
電話番号:
073-422-8979
アクセス:
和歌山市駅からタクシーで約7分
定休日:
12月29日~31日
入場料:
大人410円

和歌山市のシンボルともいえる和歌山城についてお届けしました。今回紹介した以外にも、見どころがいっぱいあるお城です。和歌山観光の拠点にもなるので、訪れてみてくださいね。

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umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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