雲仙でゲットするおすすめのお土産15選!温泉土産から山海の恵みでお腹も満足!
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- 長崎県雲仙市小浜町雲仙
長崎県にある雲仙地獄。この雲仙という言葉は、元々温泉がなまってうんぜんと呼ばれるようになったと言われるほど、温泉地として知られています。また、地獄と呼ばれるようになったのは、たくさんのマグマのエネルギーが放出されていて、まるで地獄のように見えるためです。今回は、そんな雲仙地獄について紹介したいと思います。
邪見とは嫉妬心の意味を表す言葉で、嫉妬心によって生じた不和を解消するのが、この邪見地獄の湯と言われています。嫉妬心は邪悪で怖いので、まさにこのスポットを表した名前としてピッタリではないでしょうか?モクモクと煙が上がっていますが、観光客向けに歩道もあるので、歩くことができます。
雲仙地獄でもっとも噴気活動が活発だと言われているのが、このスポットです。地面からも噴気の音が聞こえてくるほど、活動的な場所です。この音が地獄に落ちた人たちの叫びのように聞こえることからこのような名前が付いたとも言われています。ちなみに噴気の温度は120度ほどで、この辺り一帯は、高温水蒸気で硫化水素ガスを含んだ強い硫黄の匂いが漂っています。
こちらもなかなか怖い言い伝えがあります。その昔、裕福な暮らしをしていたお糸という女性が、夫を殺した罪で処刑されました。処刑された場所がちょうどこの場所で、そこから突然温泉が湧き始めたことから、このような名前が付いたと言われています。また、家庭を乱すと地獄に落ちるという意味を含んでいるそうです。
実は、このスポットは他のスポットと比べて比較的新しいです。温泉が湧き出るようになったのは、明治時代に入ってからです。このスポットから少し上り坂を歩いていくと、東屋のある展望休憩所があります。そこでは、実際に座って休憩したり、美味しい温泉玉子が売られているので、食べたりすることができます。
このあたり一帯では、地下から噴き出したガスが水中ではじけて、ピチピチと小さな音をたてています。 この音がすずめの鳴き声に似ていることから、このような名前が付いたそうです。可愛い名前が付いていますが、こちらもしっかりとした温泉の湧き出ているスポットなので、高温であることは間違いありません。
ちなみにこの場所から少し離れた熊本県にも、同じような名前のスポットがあります。清流の森という自然公園の中にあって、冷泉ではありますが、近づくことはできても入浴はできません。噴出するガスでスズメやタヌキなどといった小動物が死んでしまうこともあるので、近づく際にはかなり注意が必要です。
豊臣秀吉、徳川家康らが国を統一していた時代、キリスト教を禁じるキリシタン政策がありました。当時、キリスト教者はすべて処刑され、その処刑された場所が雲仙エリアでした。その処刑されたうちの1人、清七という男が処刑された際に、この場所から噴煙が広がったことから、このような名前が付けられたそうです。
この場所は、国道57号沿いにあり、周辺には九州ホテルがあります。清七地獄と駐車場の間には、「湯けむり橋」という遊歩道がありますが、かなり湯煙が多く、風向き加減によって辺り一帯の視界が遮られることもあります。また、かなり強い硫黄の匂いもします。車で行く際には、ちょっと注意が必要かもしれません。
このスポットの名前は、人が持っている八万四千の煩悩によってなされた悪行によって落ちるというのが由来だそうです。なかなか仏教と強い結びつきがありますね。こちらのスポットはまだ活発に湯煙が立ち込めていますが、少し行ったところには、旧八万地獄というところがあります。別名、月面地獄と言われますが、現在活動を休止しています。
いかがでしたか?どのスポットも名前からしてとっても怖いですね。実は、雲仙市では、昼ではなく、夜の時間帯に雲仙地獄を訪れるナイトツアーが開催されています。1日に2回開催されていて、地元のガイドさんも一緒に同伴してくれます。日が沈んだ後に行くので、辺り一帯は真っ暗でスリル感を味わえるコースとなっています。興味がある方は、ぜひ参加してみませんか?
在住歴16年目を迎えたアメリカ在住ライター。今まで訪れた国は25カ国以上。まだまだ行きたい国が沢山!趣味はもちろん旅行!外国語や海外の文化や歴史を学ぶことが好きです!よろしくお願いします。
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