雲仙でゲットするおすすめのお土産15選!温泉土産から山海の恵みでお腹も満足!
73786views- 住所:
- 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
- 営業時間:
- 09:00~18:00
- 電話番号:
- 0957-73-3133
- 定休日:
- 年中無休
- 料金 :
- 大 人 700円
- 中高生 500円
- 小学生 300円
- 幼 児 無料
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長崎県雲仙エリア。温泉地として有名なこのエリアには、様々な人気観光スポットがあります。自然公園や山々をはじめ、人気博物館や美術館など、見どころがいっぱい。今回は、そんな中で、特に人気のスポットをピックアップしてみました。
全国でも有数の江戸時代の吹きガラスやボヘミアンガラス、ヨーロッパのオイルランプを専門に扱う美術館が雲仙にあります。19世紀につくられた美しい作品の数々を専門に扱っており、特に女性におすすめの観光スポットと言えます。
さかのぼること江戸時代、ガラスはビードロ・ギヤマンと呼ばれており、かなり貴重でした。そもそもガラス自体は海外から入ってきたもので、昔から長崎県には貿易港があったことから、日本のガラスの発祥地として、全国へ知れ渡ったそうです。
もちろん、展示品を観賞するだけでなく、オリジナルのガラスアートもつくることができます。ストラップやキーホルダー、サンブラストでデザインするオリジナルグラスのほか、とんぼ玉を使ってお手軽につくれる物も。何より自分でデザインできるので、世界で一つしかない作品をつくれます。また、季節に応じて、柿右衛門、鍋島、古伊万里などの陶磁器やアート作品なども展示しているので、アート観賞が好きな人は、1日ここでゆっくりとここで過ごすことができるでしょう。
雲仙ならではの見どころのひとつ、ここ雲仙地獄。高温の温泉と噴気が激しく噴出し、強い硫黄臭が漂うことから、地獄と呼ばれます。この一帯には、約30種類のスポットがあると言われています。この一帯に広がる白い土は、噴気や温泉熱、酸性水の影響で土が変質して白く脱色したもので、そのエネルギー源は橘湾の海底のマグマだそうです。ちょっと不気味な音を立てて吹き出す噴気の最高温度は、約 120℃。噴気孔の周囲には白や淡黄色の湯の花が付着しています。
また、ここはキリシタン殉教の舞台になったところでも知られていて、碑も建てられています。このエリア一帯には遊歩道が整備されていて、歩いてみると結構広く、時間にして約1時間ほどです。ただ歩いて景色を楽しむだけでなく、足蒸しといって足を置くと地熱や噴気を体感できる休憩所や、周辺の地獄を見学しながら温泉卵を楽しめる雲仙地獄見台、地獄の蒸気を使って蒸しあげてつくる温泉たまごを販売している雲仙地獄工房などがあります。特に温泉卵はここの名物でもあるので、雲仙に観光行ったらぜひ買って食べてみましょう。
雲仙市内の景色を眺望するなら、この観光スポットがいち押しです。展望台は、標高は約1080メートルのちょっとした高い峠にあり、春にはツツジ、夏は新緑、秋は紅葉、冬の氷と四季を通じて様々な自然の景色を楽しめます。この展望台までは全長11.3キロメートルほどのスカイラインがあり、有明海、橘湾の海洋美や九重連山を眺めながらのドライブが可能です。また、ここからは26年前に噴火し、当時周辺に甚大な被害を及ぼした普賢岳も見られます。
すでに噴火は終わりましたが、現在の普賢岳を展望する名所がこのスポットです。仁田峠の手前にある第二展望台から、この噴火によって新しく出来た山、平成新山を眺めることができるほか、そこから火砕流が市街地方面まで広がっていた跡をみることができます。この噴火によって発生した火砕流が、市街地の近くまで迫ったことに、誰もが驚きを隠せません。普賢岳の噴火について知らなかった人は、ぜひ実際に自分の目で見て、火砕流の怖さを学ぶのも良いでしょう。
こちらも同じく展望台です。愛野町の国道57号沿いにある観光スポットで、雲仙市の入口付近にあります。標高約100メートルほどのところにあり、ここからは橘湾や雲仙岳などを眺められます。ここへ行くと、天皇陛下御展望の地という看板が立っていますが、実際にこの場所には昭和天皇が3回ほど訪問されたことがあるそうです。元々、この場所の名前は、1925年に秩父宮殿下によって付けられたとのこと。1925年ということは大正時代になるので、少なくとも90年以上前からこの場所は展望台として有名なんですね。
現在では、この美しい景色を次世代に残そうと、長崎百景の一つとしても選ばれています。ちなみに、日本史が好きな人ならご存知の江戸時代後期の有名な漢詩人、頼山陽の詩に、「雲か山か呉か越か水天髣髴青一髪 万里船を泊す天草灘煙はほうそうに横たわって 陽漸く没す暼す大漁の波間におどるを 太白は船に当たりて月よりも明らかなり」というのがありますが、この中で紹介されている泊と天草灘は、この海上のことを意味しているそうです。料金は無料なので、気軽に立ち寄ってみましょう。
雲仙や島原半島周辺の自然、歴史、温泉といった幅広い情報の展示施設です。雲仙地獄や温泉地の近くにあり、地元の観光情報などが欲しい場合には、案内パンフレットが無料でもらえます。また、登山をしたい人はどのようなルートで行ったらいいか、あるいは散策中のちょっとした休憩場所として、また、途中で偶然出会った野鳥の種類などを調べたい場合にも利用できます。何よりも無料で利用できるのが魅力です。また、この一帯では珍しく、無料の駐車場も完備しています。
こちらの施設は、基本的にゴールデンウィークや夏休み、冬休み中もオープン。また、幅広い世代の人に利用してもらおうと、バリアフリーも完備しています。車椅子のレンタルサービスや手荷物預かりの有料サービスもあり、こちらのサービスの利用料金は300円です。また、かつて「雲仙公園ビジターセンター」と呼ばれていた別館でも、雲仙の歴史や噴火の様子などを撮った写真の展示などがされています。両方のスポットとも、Wifi利用が無料です。
お父さんお母さん、そしておじいちゃんおばあちゃんまで含めた三世代観光で一緒に楽しめるのが、ここ雲仙おもちゃ博物館。館内は少し狭いですが、昔ながらのおもちゃや玩具が2000点以上展示されています。特に昭和時代のものが多く、凧やメンコ、野球カード、昭和のアイドルたちのブロマイド、ブリキ人形など、昔懐かしいグッズを展示。1階と2階で分かれていて、2階が博物館、1階が駄菓子屋さんです。なので、ちょっとお菓子が食べたくなったりしたときでも、ここで手軽に手に入ります。
実は、この雲仙エリアは、明治時代まで外国人向けの保養地として知られていました。そのため、洋館タイプの建物が数多く建てられ、その中でも一部の保存状態のよいものは、現在でもお店やレストランとして利用されています。この博物館も、そんな明治時代に建てられた建物内にあります。現在の入場料は小学生以下は無料、小学生以上は1人200円です。子供の頃にちょっとタイムスリップしてみたい人にはピッタリの場所。なかなかこれだけのコレクションが見学出来る場所は、全国的にみても少ないかもしれません。
雲仙の温泉街にあり、ちょっとした高台に位置する資料館です。周辺は緑に囲まれていて、昔ながらの平屋敷の建物が並んでいます。敷地内の展示エリアには、湯太夫展示館と歴史資料展示館があります。湯太夫展示館は、1844年に建てられた本多湯太夫邸宅です。本多湯太夫とは、湯太夫の特別な称号を与えられ、地元の小浜温泉発展の礎を築いた本多家代々受け継がれる邸宅です。この邸宅は、少なくとも160年以上前に建てられたと言われています。ここでは、そんな本多湯太夫の功績や歴史などを展示しています。
もう1ヶ所の歴史資料展示館では、小浜の歴史、交通、温泉の特色などの紹介がメイン。また、今はもう無い温泉軽便鉄道や小浜鉄道株式会社などの歴史も紹介されています。温泉地として有名な小浜であることから、敷地内には 小浜温泉の源泉が湧きだしていて、真っ白いモクモクした湯けむりが立ち上っています。 季節ごとにイベントが開催されることもあるので、観光のタイミングがよければそういった地元の催し物に参加するのもおすすめです。
こちらも歴史的な雲仙の観光スポットです。鍋島直茂の兄であった鍋島信房によって築かれた陣屋で、1637年に勃発した島原の乱では、幕府方の重要拠点として利用されました。このスポット以外にも周辺一帯の神代小路地区は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような美しい景色を楽しめます。正面に堂々と建つこの建物は、元禄時代に建てられたそうです。500年以上前に建てられた建物を囲むように、昔ながらの長屋門と石塀があり、水路や日本庭園などもあります。
特に庭園部分は、定期的に手入れされているため、春にはツツジ、冬にはヒカンザクラなどを見学することができます。庭園の奥の丘から見下ろすと、全体が見渡せるので、写真を撮りたい方にはおすすめです。この高台はかつて、神代城の敷地の一部で、城は別名鶴亀城とも呼ばれます。1584年、城主の神代貴茂が暗殺され落城。現在、お城としての形跡はほとんど残っておらず、地元の人が所有する土地になっていますが、一部歴史的な石碑や横堀などは残っています。
真知子岩って何だか可愛らしい名前ですね。この岩はすでに紹介した雲仙地獄にあります。このエリアは、1953年から1954年に撮影された「君の名は」のロケ地として使用されていました。元々この映画は、ラジオドラマとして始まったものです。有名女優の岸恵子が主演しましたが、彼女の演じた氏家真知子がこの岩に手をついたことから、このような名前が付いたそうです。「君の名は」は、菊田一夫が原作の作品で、当時とっても人気でした。そのため、この作品がリリースされると、多くの若い女性達が観光でこの場所を訪れたそうです。
ラジオドラマとして放送されていた頃、主人公の真知子が勤めるホテルとして、このエリアのすぐ近くにある雲仙観光ホテルが出てきます。主に外国人観光客を対象にしたホテルでしたが、この映画をきっかけに国内からの観光客が急増しました。現在でも、ホテルのロビーには、ロケ当時の写真が飾られています。少なくとも50年近く前の作品なので、現在、この作品を知っている人も少なくなったとか。それでも、島原半島を代表する人気スポットとなっています。
地元の人達の間では大変有名なお花見スポットとして知られています。別名、小浜町公園とも呼ばれます。まだまだ全国的に有名なスポットではないので、来年お花見の時期に雲仙を観光する予定のある方には穴場です。小浜温泉街の東側にあり、小浜からドライブウェイが通じているので、車で行くことができます。また、少し高台にあるため、ここから温泉街の全景と橘湾を一望することができます。あまり広くはありませんが、駐車場も完備されており、料金は無料です。
例年、桜の見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてです。この公園は24時間オープンしていて、桜の満開の時期には日が沈む時間帯になると、ぼんぼりも点灯されます。ただ、他のお花見スポットと違って全体的にライトアップされるというわけではないので、本格的な夜桜風景を楽しむのは少し難しいかもしれません。また、大きなイベントが開かれるわけではないので、売店や屋台はありませんがトイレはあります。なので、ちょっとしたドライブの帰りに立ち寄ってみたりするにはちょうど良い場所ではないでしょうか。
こちらも同じく展望台ですが、ちょっと面白い風景をみることができます。みなさん、棚畑を知っていますか?畑は畑でも山の傾斜面に沿って畑面の配分が階段風になっているところのことです。全国的にみても、なかなか棚畑があるところは珍しく、その中の一つが雲仙のこの場所になります。また、この場所は、長崎県だんだん畑10選にも選ばれています。ここでは、毎年1月から3月にかけてじゃがいもの栽培のため、透明のビニールが張り出されるそうです。このビニールが張られた景色がまた素敵です。
出典:youtube
そのため、毎年棚畑の時期は、観光客だけでなく特にカメラマンの間で人気のシーズンです。展望台周辺から美しい棚畑の景観を撮影するために、アマチュアやプロのカメラマン達が多く訪れ、三脚を広げて長時間の撮影に挑んでいる様子が多く見られます。天気の良い日は、この展望台から橘湾や対岸の長崎市方面まで一望することも。もし、写真に興味があったり、お気に入りのカメラを持っているのであれば、みなさんも行って写真を撮ってみると良いかもしれませんね。時期に関係なく、素敵な写真が撮れると思いますよ!
現在は雲仙市となっていますが、元々は千々石と呼ばれていた場所にあります。このエリアには、地元で有名な二つの滝があります。一つは、この仙落としの滝になります。この滝は観光客でも行きやすいように、滝の近くまで道路があるので、車で行くこともできます。ちなみに、なぜこのような名前が付いたかというと、その昔、仙どんという名前の人が、この滝に落ちたことから名前が付けられたとか。イメージ的には仙人が落ちたのかな?って思った人もいると思います。ただ、道はつくられているものの、初心者の場合、たどり着くまでかなり時間がかかるかもしれません。
周辺にはこれといった目印がないため、雲仙の麓やキャンプ場へ行く地図や看板を頼りにして行くのがおすすめ。たどり着くにも結構大変なことから、観光客は少なく、週末でも数人程度の人しかいない日もあります。ちなみに、その時期の降水量によっても滝の水にかなり変動があるそうです。真夏の暑い日には水が無かったり、逆に、梅雨の時期などには大量の滝が流れていることもあります。昔は、この滝で地元の子供達はよく遊んでいたそうですよ。今は、神秘的で何となくパワースポットみたいな感じでしょうか。
加持川下流にかかる滝です。国道57号線から雲仙にむかう途中の県道128号線沿いの山中にあります。かなり山奥で、雑木林に懸かるこの滝は、水量も多く何段かに分かれて流れ落ちます。また、足場も悪く木々に覆われているので、観光するにはちょっと大変かも。上記の滝同様、こちらも初めて訪れる人には、たどり着くまでに時間がかかるかもしれません。こちらの滝の方は、途中までは車で行けますが、近くまで行ったらそこから少し歩かないといけません。ちゃんとした道ではないようなところを少し進んでいくと、この滝が見えてきます。
出典:youtube
この滝の名の由来もまたインパクトがありますよね?一説には、稚児同士の争いから、僧同士の内乱となり、稚児をこの滝へ投げ入れたという言い伝えが残っているそうです。ただ、この説に関する内容の詳細は無く、直接の資料もないため、絶対的な証拠があるわけではありません。一方で、この言い伝えが始まったのがちょうどキリシタンが島原半島に浸透し始めた頃にあたると言われているので、キリシタン伝道が原因であった内乱だという説もあるそうです。場所といい名前の由来といい、今なお多くの謎が残る滝です。
小浜温泉近くの金浜地区にある橋です。今から170年ほど前の1846年、当時地元の有力者であった岡右衛門が架けたと言われる橋を、1993年に大幅リニューアルしたものです。きれいなアーチ型をしていて、穏やかな橘湾へ流れ込む金浜川のほとりにかけられています。周辺河川も整備されているので、流れる水の質もよく、橋の下を流れる美しい川では放流されている鯉を観察したり、実際に川遊びをしたりすることもできます。
出典:youtube
小浜温泉から近いといっても、距離にして約2キロメートルはあると思います。県道30号線を北上し、国道251号線へ右へ曲がると、すぐ左手に見えてきます。本道から少し中に入ったところにあり、民家の近くにあるため、なかなか探すのが大変かもしれません。橋の長さは14.5 メートル、高さは3.6 メートルほど。一帯は河川公園として整備され、駐車場も完備しているので、橋の見学と一緒に周辺も観光してみると良いでしょう。また、この橋の歴史を見守ってきた、橋畔のアコウの樹もみることができます。
普賢岳を望む自然豊かな諏訪の池のすぐ近くにあります。ここでは、四季を通じて様々な動植物を見たり、この建物の3階の大型望遠鏡で美しい天体を観測することができます。この望遠鏡は、九州でも最大と言われているそうです。特に、週末や夏休みの時期には、特別に夜の19:30~21:30の時間帯だけ無料で星空観察会が開催されています。お子さんがいるファミリーでの観光にはおすすめです。このエリアでしか見れない、特別な天体や満天の星空をみることができるので、忘れられない思い出が作れるでしょう。
また、元々この一帯は、日本で初めて認定された雲仙天草国立公園内にあるため、休暇村施設も完備されています。ここでは、サイクリング、スワンボートなど外で遊べるようなレンタル遊具の貸し出しサービスがあります。もちろん、暑い夏にはプールもオープンするそうです。宿泊施設もあり、アウトドアアクティビティーを楽しんだ後は、大浴場でゆっくり疲れを癒したり、レストランで美味しい地元の料理を堪能するのもおすすめ。また、天気が良いにはキャンプ場を利用することもできます。小さいお子さんも大歓迎です。
いかがでしたか?今回は、長崎県雲仙エリアにあるおすすめ観光スポットを紹介してみました。メジャーな人気スポットから、地元の人しか知らないようなちょっとマイナーなスポットまで色々紹介してみたので、みなさんの中にはお気に入りのスポットが見つかったという方もいるのではないでしょうか?温泉地として有名な雲仙エリア。温泉と一緒に、地元のスポットを色々見学してみませんか?
在住歴16年目を迎えたアメリカ在住ライター。今まで訪れた国は25カ国以上。まだまだ行きたい国が沢山!趣味はもちろん旅行!外国語や海外の文化や歴史を学ぶことが好きです!よろしくお願いします。
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