- 住所:
- 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上562-6
- 営業時間:
- 09:00~21:00
- 電話番号:
- 0465-63-6944
- 休館日:
- 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
- アクセス:
- バス(奥湯河原不動滝行)公園入口下車
- 駐車場:
- 有料・無料あり
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湯河原は、相模湾に面した温暖な気候で風光明媚な観光名所です。遥か昔より、万病に効くという良質な温泉が湧く地として有名でした。特に明治時代中頃から多くの文人がこの地を訪れ、湯河原を舞台とした作品も数多く残っています。雄大な自然の景色と、山海の幸に恵まれた湯河原のおすすめ観光スポットを15選でご案内します。
こごめの湯は、旅情漂う安らぎの郷でゆっくりとくつろげる、町営の日帰り温泉です。
短い湯河原観光の場合は日帰りで温泉を楽しめるのはうれしいですね。
男湯・女湯、それぞれに露天風呂&大浴場があります。
また、無料休憩室や食堂から見る、風情ある温泉場の町並みの眺望も素敵です。
施設としては、大浴場(男湯・女湯)・露天風呂(男湯・女湯)・大広間(無料休憩用40畳)・喫茶室(軽食と飲物11:30~)などが整っています。
こごめの湯では、飲泉(服用)やインハレーション(吸入)と共に、泥温泉の治療が人気となっています。
こごめの湯の温泉は、ナトリウム・カルシウム、塩化物・硫酸泉で、リュウマチ・運動障害・湿疹・更年期障害・高血圧症他に効果があります。
湯河原に伝わるのが狸伝説、傷ついた2匹の狸が傷を癒しに河原の温泉に通い全治したそうです。
そして、夫婦となった2匹の狸が温泉の恩を忘れず、人に化けては人々に温泉のことを伝えたとか。
湯河原温泉は、鎌倉時代には「こごめの湯」、室町時代になると「こごみの湯」、更に江戸時代には「小梅の湯」と呼び名が変わっていきます。
これらの呼び名は「奥地にひそまっている温泉」と言う意味なのですが、「子込め」や「子産め」のように子宝に恵まれるという意味にも解釈され、懐妊の湯として知られていくようになったのです。
ゆとろ嵯峨沢の湯は、温泉街から少々離れた、小高い丘の上に建つ日帰り温泉です。
周囲にはみかん畑が広がり、相模湾を一望できる眺望も素晴らしいですね。
源泉は、敷地内から毎分320Lも湧き出している、弱アルカリ性の単純温泉。
なめらかで優しい肌ざわりのお湯で、身体の芯から温まりますし、館内で飲泉もできます。
男女が日替わりで利用する2種類の浴場があり、露天風呂などの雰囲気も大きく異なっています。
真鶴港直送の新鮮な海鮮や香ばしい鉄板焼きが楽しめるレストランに、湯河原観光の拠点としても便利な、宿泊施設「ゆとろコテージ」もあります。
男女日替わりで楽しめる2種類の浴場が、「ささはなの湯」と「こちょうの湯」です。
「ささはなの湯」では、高さ4mの豪快な打たせ風呂の「大滝の湯」や爽快感が得られる「気泡の湯」、温泉の緩やかな流れに身体を預けながら入浴できる「川風呂」などが楽しめます。
更には、「フィンランドサウナ」やご入浴の合間の屋外ウッドデッキでの休憩も良いですね。
「こちょうの湯」では、温泉の湯気を吸い気管機能を和らげる「洞窟の湯」や、体を温め心身の疲れを取り除く「うたせの湯」など、落ち着いた雰囲気でリラックスタイムが満喫できます。
その他、内風呂の「檜の湯」や、景色が楽しめ休憩もできる「東屋」が設けてあります。
露天風呂・いずみの湯は、総合的な宿泊施設のニューウェルシティ湯河原に接続した施設の一部としてあります。
朝11時から翌朝9時までの22時間営業で、お好きな時間に利用することができます。
店名にもなっている、露天風呂・いずみの湯の浴場施設をはじめ、無料休憩所やリラックスルームなども完備されています。
もちろん、お食事の設備も充実していて、ラーメンなどのポピュラーなメニューから、本格的なお料理までを注文することができます。
湯河原観光で疲れた体を癒しましょう。
露天風呂・いずみの湯の温泉は、万葉の時代から涌き出している豊かな名湯で、露天風呂は開放感に溢れて、とても気持ちが良いです。
日が暮れて夜になれば、周囲の雰囲気も違ったものになり、お昼間とは異なるお湯を楽しめますね。
露天風呂・いずみの湯は、源泉掛け流しで、温泉と合わせてサウナの利用もOKです。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸温泉で、弱アルカリ性の温泉ですね。
神経痛・筋肉痛・関節痛などの節々の痛みや慢性消化器病・冷え性・疲労回復などにも効果があり、その他様々な症状に効能があります。
温泉を利用した9つの足湯の泉が、足湯施設の独歩の湯です。
湯河原ならではの観光スポットですね。
園内は、日本列島をモチーフに風水を応用して造られています。
9つの泉、つまりは、様々な効能をもつ9種類の足湯があるんですよ。
まず足を温泉に浸し、多種多様の刺激で足の裏をマッサージすることで、健康回復の源となります。
暖かい温泉で体も足も温め、足の裏側を刺激することで、どんどんと疲れが取れていきます。
体全体に元気が蘇ってくるのが実感できる、他の温泉施設とは少々異なる、リラクゼーション効果を味わってみてください。
独歩の湯は、公園にある足湯と言った感じなので、清潔にこだわる方は日帰り温泉へ行く方が良いでしょうね。
タオルの販売もしていますので、手ぶらで行っても大丈夫です。
9か所の足湯には、下に石が敷き詰められていて、そこを踏むことによって足裏が刺激されるのです。
湯船の底の石がいろんな形状になっていますし、泡が出たりもしているので、お気に入りの足湯の泉を見つけてください。
日陰の場所が少ないので、日差しの強い時間は避けた方が良いのと、段差が多いので足元には注意をしてください。
湯河原温泉では、毎週日曜日に朝市が開かれています。
もし、日曜の朝に湯河原におられるのでしたら、早起きをして朝市に出かけてみませんか
スタートは午前6時、でも3時間程で終わってしまうので、ゆっくりしていたらお店がどんどん閉まってしまうので急ぎましょう。
もう25年以上も続いている朝市で、その間荒天の日以外ずっと、休み無く開かれているんです。
湯河原観光朝市開催の場所は、落合橋近くの湯河原観光会館前広場です。
朝市では、湯河原ならではの海の幸・山の幸、そして、この地でしか買えない特産品も揃っています。
更には、ほとんどが製造直売や生産直売なので、金額的にもお得感がありますね。
地元の方々でもあるお店の人との会話をしたり、値切交渉をしたりするのも朝市の楽しみです。
ただ、湯河原の観光朝市は、有名な輪島の朝市のような、日本各地の知られた朝市と比べると、かなり見劣りがするように思えます。
雑誌やネットで見るような、規模の大きい朝市のような訳には行きませんが、湯河原のような素朴さも良いのでは。そのあたり納得の上訪れてくださいね。
万葉公園へは、湯河原駅からバス利用で20分弱、車を使うと7分ほどで到着できます。
距離的には湯河原駅から約3kmなので徒歩45分位、万葉公園にハイキングに行くのなら、駅からスタートしても良いのではないでしょうか。
温泉街の中心にも近い万葉公園、たくさんの万葉植物が植栽されている公園でもあります。
園内には、万葉時代の雰囲気そのままに建てられた万葉亭や、万葉集の中において出湯を詠った歌碑に、国木田独歩碑などの見所がたくさんですね。
更には、熊野神社までもが園内にあり、こちらは温泉の神様として、地元の皆さんに親しまれている神社です。
湯河原温泉街の中心部にあり、艶やかな朱塗りの橋を渡って入る、千歳川沿いの緑地公園が万葉公園です。
園内には、万葉集に登場する草花がたくさん植えられていて、観光のついでに散策ができますね。
その草花の中、昔ながらの建物である万葉亭を見て、千歳川のせせらぎに耳を傾けながら、ゆっくりと公園を歩いていると、まるで温泉に入っているかのごとくリラックスができます。
公園の端っこになりますが、足湯施設の独歩の湯があり、隣接して日帰温泉のこごめの湯と、本物の温泉にも浸かって更なるリラックスはいかがでしょうか。
幕山公園は、四季を通じて自然を楽しめる湯河原の観光地です。
散策路には、小川や池を配置してあり四季の花も楽しめるので、季節を味わいながらの、のんびり散歩にいかがでしょうか。
小川の生物観察をしたり、四季の草花や植物の観察も、更にはバードウォッチングも最高ですし、大自然の中にどっぷりと浸かってのご家族一緒で楽しい自然体験ができますね。
幕山公園の入口付近には、フィールドアスレチックの器具も揃っています。
四季を通じて楽しめる幕山公園ですが、湯河原梅林とも呼ばれるように、この公園はやっぱり「梅」。紅梅・白梅の梅林でとても有名なところです。
時期は2月上旬〜3月中旬くらい、まだ少々寒いのですが、幕山公園の山麓斜面には、紅梅・白梅がまるで梅のじゅうたんのような姿を見せてくれ、その光景はまさに絶景と言えます。
紅梅・白梅が咲き乱れ、梅の香りに包まれる時期、普段は入場無料なのですが、「梅の宴」の開催期間だけは、入園料200円が必要となります。
時は平安時代末期の治承4年(1180年)、源頼朝が以仁王の令を受け挙兵、伊豆国目代山木兼隆の殺害には成功するも、平氏方との間で行われた石橋山の戦いで大敗を喫し、敗走して山中に逃げ込み、隠れ潜んだのがしとどの窟です。
天然の岩屈内には、大小20体余りの石仏が並んでいて、独特の雰囲気をかもし出しています。
しとどの窟のある辺りは、「土肥椙山観音像群」と呼ばれる多くの観音や石塔が立ち並ぶところで、夏でも涼しく感じる、俗界から隔離されたような雰囲気に溢れた場所です。
しとどの窟は、現在では神奈川県の指定史跡にもなっています。
湯河原の観光で日本史に触れてみるのもいいですね。
しとどの窟のある周辺は、観光の穴場というにはあまりにも強烈な雰囲気に溢れています。
お昼でも薄暗い山道を降りていくとあるのですが、明るい昼間でも人の立ち入りを拒むような空気が充満しているようですので、決して夜などには訪れないようにしましょう。
歴史的にも見る価値ありの秘境的存在ですが、絶対に明るいうちに戻るようにしてくださいね。
頼朝はその後、船で安房国へ落ち延びて再挙し鎌倉幕府を立ち上げることに成功するので、怨念がどうのとの場所ではないのですが、石仏や観音像など、長い歴史の中で、何かがあったのでしょうね。
昭和11年2月26日、日本近代史上稀に見る大事件 「2.26事件」が発生、この事件で東京以外での唯一の現場だったのが、湯河原の光風荘なのです。
湯河原にある老舗旅館の伊藤屋さんでは、元別館である「光風荘」において、資料館として建物を公開しており、「2.26事件」の遺品や写真、新聞などの資料が展示されています。
建物内部の見学は、湯河原観光ボランティアによって施設案内が行われていますが、平日見学の際には、事前の予約が必要となります。
「2.26事件」の当日、東京から離れた湯河原にある伊藤屋の元別館光風荘には、前内大臣の牧野伸顕伯爵が静養のために、ご家族&使用人の方々と共に滞在中でした。
牧野伯爵は、天皇側近として国政の中枢にあり、青年将校たちの襲撃の対象となっていたのです。
2月26日早朝、湯河原に到着した河野大尉以下8名の別働隊が、雪の中の光風荘を急襲。
しかし、護衛官や地元消防団員らの活躍で牧野伯爵は脱出に成功しました。
襲撃の結末は、河野大尉は部下の下士官と共に重傷を負って逮捕、その他伯爵付きの看護婦さんや地元消防団員の皆さんなど、多くの方々が負傷しています。
事件後、襲撃の中心人物だった河野大尉は、収容先の熱海の病院において、差入れの果物ナイフを使って自決しています。
湯河原は、遥か昔の万葉の時代より、知られた古い観光温泉地です。
そして、歴史があるだけでなく、多くの画家や文学者の皆さんが、この地を愛し訪れているんです。
町立湯河原美術館は、竹内栖鳳や安井曾太郎、三宅克己など湯河原にゆかりの画家の方々の作品を集めた美術館です。
平成10年、湯河原にある老舗旅館を改装、「湯河原ゆかりの美術館」としてオープンしました。
そして平成18年、美術館の名前を「町立湯河原美術館」に変更しての再オープンしました。
「町立湯河原美術館」としてのスタートの際、合わせて行われたのが、「平松礼二館」の新設でした。
平松礼二画伯は、日本画壇の第一線で活躍する高名な画家です。
美術館の敷地内にある日本庭園は、自然の山々に囲まれた好条件のお庭で、春は桜・夏は新緑・秋は紅葉と、四季折々の景色を楽むことのできる、癒しの庭園となっています。
更なる見所は庭園の池、平松画伯がモネ財団から譲られた、貴重な「モネの睡蓮の株」を育成しているんですよ。
モネが描いた睡蓮の絵は、数多く残っているのですが、どの池の睡蓮なのでしょう、それとも、あのたくさんの睡蓮の絵は1つの池だったのでしょうかね。
それにしても、絵の中の池に浮かぶ睡蓮の株が、日本に来て実際の池で花を咲かせているなんて、不思議ですね。
湯河原の郷土資料館は、湯河原観光会館内の2階にあります。
温泉で有名な湯河原は、文学にはとても縁深いものがあって、何故か明治時代から、多くの作家が訪れている地なんです。
国木田独歩・夏目漱石・芥川龍之介・与謝野晶子・島崎藤村・谷崎潤一郎などの、素晴らしい方々が明治時代よりこの地を訪れていて、様々な文士作家の作品なども残っていることもあり、各資料の紹介パネルが展示されています。
日本各地に郷土資料館はありますが、どこも集客のための流行の展示ではなく、その土地の風土や文化を伝えていくための資料展示がほとんどです。
湯河原の郷土資料館でも、著名な文人の方々の資料以外に、湯河原文学散歩地図・湯河原近代文学史要・湯河原今昔写真パネルや神社仏閣・石仏写真などの展示が主で、真面目にその土地のことを知りたい方にとっては、非常に貴重な資料となるのではないでしょうか。
どの地域にも特有の風土があり、それを未来に伝えていくという施設は大切ですよね。
一方的に敗戦の責任を負わされることとなる日本国、ポツダム宣言受諾後の昭和20年9月2日、米戦艦ミズーリ号の船上にて降伏文書の調印式が行われ、太平洋戦争は正式に終結するのです。
その時、日本側の代表として降伏文書に調印をしたのが、当時の外務大臣であった重光葵(しげみつまもる)でした。
その重光葵氏の外交官及び政治家としての足跡を資料として残してあるのが、重光葵記念館です。
記念館の建物は当時の別邸とは異なっているとか、しかし、様々に植物が生い茂るお庭は、重光氏が存命だった頃の雰囲気を残しているそうです。
重光葵記念館の展示室は1階の3室分で、まず目に付くのが、式典中の上海で爆弾テロにより失った右足を補う義足。皇室から贈られたもので、ミズーリ号に出向いたときもこの義足を履いていました。
そして、戦時中の最高戦争指導会議の記録に、戦後の著作「昭和の動乱」の草稿、日ソ交渉時の日記など、近代日本外交史における貴重な資料ばかりです。明治・大正・昭和と、日本の近現代史に、湯河原という小さな街は大きく関わってきました。
当初は、文化人の皆さんの場として愛されていたのですが、世界情勢と共に、「2.26事件」や太平洋戦争の終結などの政治に関係することまでが湯河原に起こっていたのです。
今後の日本の進む道を考える前に、是非湯河原の観光地、重光葵記念館で重要な何かを感じ取ってください。
人間国宝美術館は、人間国宝と呼ばれる方々の作品を展示する美術館です。
人間国宝の皆さんが製作した名品を、常時展示している日本唯一の美術館なんですよ。
湯河原に観光に来たら外せない場所ですね!
陶磁器・人形・漆工芸・金属工芸・染織品・ガラス工芸を中心として、優秀な作品を選別し、展示しています。
そして、湯河原町在住の陶芸家・細川護熙氏の近作を紹介する特別室もあります。
人間国宝の作品を実際に見ることはなかなかないので、是非とも訪れてみて、ご自分の目でしっかりと見てください。
人間国宝美術館では、日本人にとって馴染み深い日本の現代美術の中で、重要無形文化財保持者の方、つまり「人間国宝」の栄誉をお持ちの人々の作品を展示していますので、じっくりと鑑賞をして、大きな感動をいただきましょう。
人間国宝美術館において、技を極めた達人だけが到達できる最高の「日本の美」を鑑賞して、現代社会において忘れがちになっている日本人の心を、もう1度思い出してみませんか。
芸術の最高点に到達された方が作られる作品には、何かを語りかけてきたり、素朴に輝いているような、奥深い心の息吹が感じられますね。
出典:youtube
ポーラ美術館 イントロダクションムービー 〜秋編〜
ポーラ美術館は、「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに、2002年、箱根・仙石原に開館しました。
美しい自然のなかで観るモネやルノワールなどの印象派を中心とした西洋絵画、日本の絵画、ガラス工芸や世界的にも貴重な化粧道具コレクション。
ヒメシャラが群生する森の遊歩道で、思う存分リフレッシュしてください。
みなさまのお越しを心からお待ちしております。
http://www.polamuseum.or.jp/info/enjoy/
ポーラ美術館では、ポーラ・オルビスグループのオーナー故鈴木常司が、40年余を費やして収集した美術作品の数々を展示しています。
展示作品の種類としては、19世紀のフランス印象派やエコール・ド・パリなどの西洋絵画が400点、日本の洋画・日本画・東洋陶磁・日本の近現代陶磁・ガラス工芸・化粧道具など、多岐に渡る幅広いコレクションとなっています。
モネの「睡蓮の池」やルノワールの「レースの帽子の少女」、ピカソの「海辺の母子像」など、まだまだ見逃せない収集品がたくさんあります。
新しい湯河原の観光スポットとして注目されています。
ポーラ美術館では、美術品の鑑賞の他にも、素敵なところがあります。
「風の遊ぶ散歩道」と名付けられた森の中の遊歩道で、2013年のオープンで、ブナ・ヒメシャラの群生地である富士箱根伊豆国立公園内の自然を堪能できるんです。
野鳥は四季を通じて訪れ、絶えることのないさえずりは耳に心地よく、散策中に小動物を見かけることもあって、自然に包まれた心が癒されますね。
遊歩道の全長は670m、散策所要時間は20分位で、開放時間は4月~11月が9:00~16:30、12月~3月が9:00~16:00となっていますが、天候によって閉鎖することもあるのでご注意を。
「風の遊ぶ散歩道」は野外になるので、歩きやすい服装をされることをおすすめします。
出典:youtube
箱根ガラスの森美術館│クリスタル・ガラスのアーチ 光の回廊
クリスタル・ガラスのアーチ 光の回廊
展示期間:通年
庭園からヴェネチアン・グラス美術館エントランスへ続く橋にかけられた、高さ約9m、全長約10mのクリスタル・ガラスのアーチ。
約16万粒のクリスタル・ガラスが箱根を渡る風にゆれ、様々な表情を見せてくれます。
秋の紅葉シーズンになると、太陽光と風向きの関係で、特に激しく眩い輝きを放ちます。
湯河原の観光で外せないのが箱根ガラスの森美術館です。
箱根ガラスの森美術館は、箱根の仙石原に位置する、日本で初めてのヴェネチアン・グラス専門の美術館となります。
敷地内にある森は緑に溢れ、中央の池を囲むようにヨーロッパ風の建物が建っています。
箱根ガラスの森美術館は、ヴェネチアングラス美術館と現代ガラス美術館の2つに別れ、それぞれが特徴のある展示を行っています。
庭園では、マガモたちが住み着いていて人気者になっていますし、光の回廊やガラスの噴水などの数々のオブジェがとても美しいです。
ヴェネチアン・グラス美術館、入口へは木の橋を渡って入るのですが、入った瞬間から、最盛期のヴェネチアにタイム・スリップです。
15世紀~18世紀にかけて、ヨーロッパの貴族たちを夢中にさせたのがヴェネチアン・グラスで、最高峰の技を尽くした極限の美で、繊細で優美な輝きを実際に見ることができます。
主な展示品は点彩花文蓋付ゴブレット(1500年頃)、ヴァンジェリスティ家紋章文コンポート(16世紀末~17世紀初)など、まだまだ至宝の名品がたくさんあります。
もう1つの美術館、現代ガラス美術館では、19世紀以降のヴェネチアン・グラスを中心に、紹介されています。
19世紀以降のヴェネチアン・グラスも、素晴らしいものばかりで、目を奪われてしまい時間を忘れてしまいますね。
今回は、湯河原のおすすめ観光スポットを15選でご紹介しました。
古くは万葉集にも詠まれている湯河原は、秘湯の趣を持つ素朴な温泉場でした。
明治の中頃より、藤木川沿いに立ち並ぶ宿に、文人たちが訪れ始めました。
しばしば訪れた国木田独歩は、この地の風情を愛し、いくつかの作品を残しています。
夏目漱石は、遺作「明暗」の重要な舞台として、お馴染みだった湯河原を選びました。
芥川龍之介もまた、俗世間を避けて、この地を訪れています。
疲れた心を、湯河原で湯癒していたのが、与謝野晶子・島崎藤村・宇野浩二らです。
戦後も小林秀雄・丹羽文雄・大岡昇平などの多くの作家が、逗留して創作の筆をとっています。
昭和に入ってから、温泉地として急速に発展したのですが、文人の皆さんの安らぎの地であることに変わりはなく、多くの著名な皆さんが、この地を好み訪れています。
河原は、今もなお作家たちの創作の場であって、交遊の場として愛されつづけているのです。
ベトナムのホーチミン市に住んでいます。在住歴は6年半です。ベトナム人ばかりのローカル地区で、愛犬&愛猫と一緒に生活しています。大陸の風に吹かれて、のんびり自分らしくの毎日です。
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