豊橋で美味しいモーニングが食べられるお店TOP22!ちょっぴり贅沢な朝食を召し上がれ
597827views- 住所:
- 愛知県豊橋市今橋町1番地 (豊橋市役所 東館10階)
- 電話番号:
- 0532-51-2430
- 営業時間:
- 08:30 ~17:15
- 定休日:
- 土・日・祝日・年末年始
- アクセス:
- 豊橋市内鉄道「市役所前駅」より公会堂方面へ徒歩3分
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豊橋は2020年の朝ドラでヒロインのモデルとなる古関金子さんが育った街。豊橋のおすすめ名物グルメやお土産、伝統工芸品をご紹介します。豊橋名物グルメには豊橋カレーうどん、豊橋土産に最適なのはボンとらやのピレーネやおつつみフィナンシェ等々。豊橋名物といえば…の納涼ビール電車や帆前掛け、豊橋筆の情報も!
豊橋ってどんなところ?豊橋ってどんな街?愛知県の県庁所在地が置かれている名古屋からそう遠くはないのに、豊橋観光って縁がないし何があるか分からない…。
豊橋には名物グルメやお土産、工芸品など、ひきつけられること間違いなしの個性がギュギュッと詰まっています。東海道新幹線ひかりに乗れば名古屋から豊橋までの所要時間はたった二十分。名古屋観光がメインで名古屋駅周辺にホテルを予約している方でも、豊橋駅発の名古屋駅行きの新幹線の終電は23時29分なので夜遅くまで豊橋の街を楽しむことができますよ。
さて冒頭の疑問「豊橋ってどんな街?」という疑問にまだお答えしていませんね。愛知県豊橋市は「ええじゃないか」発祥の地として知られています。ええじゃないか、は歴史の教科書にも載っているのでご存じの方も多いかもしれません。1867年(慶応3年)、現在の豊橋市にどこからともなく伊勢神宮のお札が降ってきたことにより、厄除けの意味をこめて男性は女装、女性は男装し仮装。上下の身分関係なくお札をまつって「ええじゃないか」と唱えながら、踊り飲んで食べてのお祭り騒ぎが続きました。
普段の様子とはだいぶ違う街の様相や、人々の格好から「ええじゃないか」は江戸時代のハロウィン的イベントみたいだねと言う人たちも。ええじゃないかとは、良いことだという意味。民衆運動だった、または倒幕派によるかく乱作戦だったのでは?など諸説があります。
豊橋の特徴は適度に都会的でありながらも、雄大な自然が残っているところ。豊橋の都会的な便利さと田舎暮らしへの憧れ、そして住みやすさに注目して移住を検討する人も多いそう。改修費を市が補助する「空き家バンク」では、 豊橋で増えている空き家を有効活用した取り組みも始まっています。これからご紹介する魅力的な豊橋の名物を知れば、移住を検討することになってしまうかもしれませんよ。
いま豊橋を話題にしたい理由はもうひとつ。豊橋出身の声楽家・古関金子さんをモデルに描かれたNHKの朝ドラ「エール」が2020年の春に放送開始です。ヒロイン古関金子さんを演じるのは女優の二階堂ふみさん。そして、古関金子さんの夫・作曲家の古関裕而さんを、朝ドラ「エール」で演じるためキャストされたのは窪田正孝さん。古関裕而さんは六甲おろしなど数々の国民的なメロディを作曲した人物として知られています。おしどり夫婦と言われたお二人の物語は豊橋で撮影されるのでしょうか?楽しみですね。
豊橋出身の古関金子さんが生まれ育ち、結婚前まで暮らしていた豊橋の名物やグルメ、お土産、工芸品などを知っていればきっと朝ドラ「エール」を見る楽しみも倍増しますよ。
それでは早速、豊橋のおすすめ名物をご紹介してまいりましょう。最初に皆さんに知っていただきたいのは豊橋の名物グルメ。愛知県のうなぎ生産量は全国第二位。豊橋も県内有数のうなぎの生産地です。つい最近では、うなぎの完全養殖化が成功し話題になっていますね。美味しいうなぎが食べたいけれど、国産うなぎは高い!
そんなことはありません。創業五十年以上の「豊橋うなぎ夏目商店」は、うなぎ工場の隣に併設されている直売所があるため、新鮮な国産うなぎ蒲焼がリーズナブルな価格で購入できるとあって口コミで評判。
「豊橋うなぎ夏目商店」の国産うなぎ蒲焼はベテランの職人がスピーディな手さばきで開いています。なんと一尾あたりの開きにかける時間はたった15秒!にょろにょろと動き回るうなぎは、手早く開かなければ奇麗にさばけないのだとか。脂ののった分厚い切り身は、中はふっくら皮はサクサク。うな丼のお値段は800円。うな重上のお値段は1,800円。
物産展やイベントに出店するとすぐに行列ができる豊橋の名物グルメ「豊橋うなぎ夏目商店」の国産うなぎ蒲焼は、直売所のほか通信販売でもゲットできますよ。
うどんにそば、ラーメンやパスタ…日本で古来より親しまれているものから外国発祥のものまで、日本ではさまざまな麺類が食べられますよね。バリエーションが豊富なので、気分によってチョイスできるのも充実した日本の麺文化のうれしいところ。うどんが名物の特産品として知られているのは香川県ですが、豊橋で食べられる名物変わりダネうどんも食べてみるべき一品。
豊橋の地域おこしのために2009年に開発が始まった新しいうどんメニュー「豊橋カレーうどん」は、今では堂々と豊橋の名物グルメのひとつに名を連ねています。豊橋カレーうどん大使にはSKE48元メンバー・松井玲奈さんが就任されているのでご存じの方も多いかもしれませんね。
豊橋には多くのお店で豊橋カレーうどんが提供されていますが、特におすすめしたいのが「めん処大清水砂場」の豊橋カレーうどんです。夏野菜のトマトやナス、そしてカマンベールのフライとうずらのフライが、うどんの上にトッピングされた「めん処大清水砂場」の豊橋カレーうどんは目に鮮やかで色とりどり。
実は「豊橋カレーうどん」を名乗るには五つの必須条件があります。それは自家製麺であること、豊橋産のウズラの卵を使用すること、福神漬けまたは紅ショウガを添えること、そして愛情をもって作ること。中でも特に重要な豊橋カレーうどんの条件は、うどんの下にとろろとご飯を入れること。通常のカレーうどんでは残ってしまうカレールー。ところが豊橋名物の豊橋カレーうどんなら、うどんを食べ終わった後にも、とろろとご飯そしてカレーを混ぜて器の底まで完食できるというお楽しみが待っているんです!
このうれしい二層構造にはびっくり。「めん処大清水砂場」の豊橋カレーうどんは、コシのある柔らかい細め麺でカレーとの絡み具合が抜群しかも、とろろの粘り強さもいい感じ。大盤振る舞いなボリューム満点さがうれしい豊橋名物です。
豊橋がある愛知県には、ひつまぶしや天むす、エビフライなど数々の名物グルメがありますが、中でも豊橋の名物グルメ史上もっとも古くから親しまれていたのが、きしめんです。江戸時代後期から明治の初期にかけてそのころには、既に現在のスタイルが確立されていたというから驚き。今回ご紹介したいのは、豊橋駅の朝食として多くの地元の人たちに親しまれている「壺屋のきしめん」です。
もともとは駅構内にあったので入店したくても入場券や乗車券が必要でしたが、リニューアルオープン後は移転し、電車を利用しない人でも立ち寄れる作りになりました。
リニューアル後も変わっていないのが、駅ならではの立ち食いスタイル。壺屋の豊橋駅新店舗もカウンター席のみのご用意。一人でも気軽に立ち寄りやすいので気負いせず、入店してくださいね。さて、豊橋名物・壺屋のきしめんを早速オーダーしてみるとその汁の色の濃さにまずビックリ。濃いたまり醤油の味の中にもほんのりと甘さが感じられ癖になること間違いなし。暑い夏をふっとばすツルツルっとした麺にもとりこになりそうです。
そしてきしめんとともにいただけるもう一つの豊橋名物が「壺屋の稲荷寿司」。実は1888年(明治21年)の創業以来、この豊橋駅で行くひと・来るひとを見てきたのが、かなり甘口の稲荷寿司。そういえばお店の看板にも鳥居のマークがありましたね。壺屋豊橋駅店ではきしめんと稲荷寿司のセットが食べられるので、是非立ち寄って豊橋の名物を一度に二つ味わってみて。
続いてご紹介するのは豊橋発祥の名物です。皆さんはヤマサという会社をご存じですか?昆布つゆや醤油のヤマサでしょ、もちろん知ってるよーと思われた方もいらっしゃるでしょう。ところが豊橋の地に一度足を踏み入れれば、ヤマサといえば「ヤマサちくわ」で決まり!豊橋にほど近い漁場・片浜十三里で獲れた豊富な魚を使って作った老舗の味をいただいてみませんか?
ヤマサちくわの創業は1827年(文政10年)。日持ちを良くするために、ちくわの穴に塩をいれてさらに塩をふった「塩漬けちくわ」は、豊橋から信州方面へと徐々に広がっていきました。
ヤマサちくわ誕生から百九十年以上たった現代、その美味しさは変わることなく豊橋の名物として愛されています。ヤマサちくわが時代に合わせて独自に開発を行いできあがるちくわ…工場から一日に出荷されるちくわの本数は二十万本!出来立てのヤマサちくわが豊橋の食卓に並びます。ところで皆さんこのヤマサちくわをご自分で焼くという工程を体験したいと思われませんか?
そんな密かな願いをかなえてくれるのが、豊橋観光で名物を満喫しがてら子供から大人まで楽しみながら豊橋でちくわを自分で焼くことのできる居酒屋「ヤマサ直営広小路でんでん」です。握りちくわをオーダーすると店員さんが卓上炭火コンロを持って登場。ちくわの上手な焼き方を伝授してくれます。焼き上がったちくわはご自分で食べるだけでなく、広小路でんでん総料理長の口にも。「師範」「名人」「一級」など採点して評価をいただけます。
広小路でんでんのこの「ちくわ焼き検定」はテレビ番組でも紹介され女性芸能人の渡辺直美さんも挑戦していました。さて豊橋名物のヤマサちくわであなたはどの階級をゲットできる?
梅雨が終わりジメジメした時期が過ぎれば仕事帰りや、お友だちとのショッピングの後、もちろん一人でもキュッと一杯いきたくなるのがビール。「とりあえずビール!」を豊橋生まれの名物と一緒に堪能できるのがこちらの「三河赤鶏おいでん」。駅前大通りにお店をかまえJR豊橋駅からも歩いて一分ほどなのでアクセスも抜群。
「三河赤鶏おいでん」にはカウンター席や掘りごたつ席がありますが、夏らしさを感じられる縁側席でのお食事が特におすすめです。近頃縁側って見かけませんよね。懐かしさと共に豊橋名物とお酒を楽しみましょう。
三河赤鶏おいでんでいただける豊橋名物は「鶏焼肉」。豊橋で育てられたやわらかくコクのある銘柄鶏・三河赤鶏を網焼きで焼きましょう。レアでも、じっくり焼きでもお好みの焼き加減を楽しんでくださいね。串にささないのが豊橋スタイルの焼き鳥・鶏焼肉。三河赤鶏おいでんでは、ハラミやロース、ホルモンなど十種類以上の部位を用意しています。
一番やわらかいのがひざ上部位の正肉。歯ごたえを楽しみたい方はもも赤身をどうぞ。総席数100席以上と宴会にも最適な豊橋の居酒屋「三河赤鶏おいでん」はグループ旅行での宴会にもおすすめ。豊橋名物グルメを駅チカで味わいましょう!
さてここまでご紹介してきた豊橋名物で皆さんの心に響く逸品はありましたか?ここからは豊橋名物グルメの中でも、お土産にも最適なお菓子に注目していきましょう。
「豊橋と言えばなにが名物のお菓子ですか?」と地元の方々にたずねたらきっとまず一番に教えていただけるのが「ボンとらやのピレーネ」。1950年に豊橋の地で創業した「ボンとらや」は50年以上愛されつづけ現在では愛知県内に十四もの店舗をかまえています。一日3,000個もの数を売り上げるという豊橋名物の「ピレーネ」とはどんなスイーツなのでしょうか?
「ボンとらやのピレーネ」は卵をふんだんに使って作ったやわらかくしっとりとしたスポンジが自慢の豊橋名物お菓子。ピレーネ専用にブレンドされた四種類の生クリームをきめ細かいスポンジにたっぷりのせたら、ひとつずつ丁寧に四隅からつつみ完成。ピレーネの甘すぎない生クリームに魅了されてリピート買い決定!
美味しそうだけどピレーネっていくら?手間のかかった豊橋名物は高いのでは…と思われた方もご心配なく。ピレーネの値段はスタンダードなバニラ味で162円。ピレーネの味には他にもチョコレート、ぶどう、パンプキン、ブラックサンダーなどがあり、それぞれにお値段が違います。
豊橋市おとなりの店舗「ボンとらや豊川本店」ではピレーネ食べ放題を実施しているピレーネカフェを併設しているので、豊橋名物をたらふく食べたい方は立ち寄ってみて。
豊橋では名物を売るお菓子屋さんも老舗が多いのが特徴。こちら「若松園」は江戸時代にすでに前身となる若松屋が豊橋市札木町の旅籠街にお店をかまえていました。
「氷壁」「天平の甍」などの小説で知られる小説家の井上靖さんも自伝作品「しろばんば」の中で取り上げたことのあるという若松園のお菓子・黄色いゼリーは、日向夏の果汁と甘夏の果実のサッパリとした夏にぴったりの清涼菓子。幼いころにこの黄色いゼリーをいただいた井上靖さんは文中に「言葉でいくら説明しても、説明出来ないほどのおいしさ」と評しています。
「若松園」で黄色いゼリーと共に人気なのが、豊橋の和菓子老舗だからこそ名物となったんだろうと納得のいく「ゆたかおこし」。1928年(昭和三年)に誕生したこちらの「ゆたかおこし」は昭和天皇ご即位の際に豊橋名物として献上されたお菓子のひとつです。もち米で作った香ばしいおこしにはさまれているのは、白あんと大豆、抹茶を使った、甘さ控えめのすはまあん。
おこしに施されている鳥は浜千鳥。手拭いや浴衣の柄としてもよく伝統模様として使われているので、日本人にはなじみがありホッとするデザインですよね。「ゆたかおこし」の賞味期限は未開封の状態で一カ月。箱に入って販売されているので豊橋名物の菓子折りを大切な方へのお土産にいかがですか?
豊橋名物でお土産にもおすすめのお菓子はまだまだありますよ。豊橋の名物和菓子で美味しいそして可愛いと評判なのが青柳総本家の「カエルまんじゅう」です。1879年(明治十二年)創業の青柳総本家も、豊橋で和菓子作りを続けている老舗のひとつ。1922年(大正十一年)には当時の看板商品であった「青柳ういろう」が東京博覧会に出品されました。
青柳総本家の「青柳ういろう」は現在でもお店を代表するお菓子で、昭和天皇ご成婚の際に献上された「上がり」という味が特に人気です。上がりの名前の由来は献上されたことと、上質なこしあん・上がりあんを使っていることからきています。
ところで皆さんは、青柳総本家大須本店の暖簾のモチーフに気がつきましたか?よーく目を凝らしてみると丸く描かれた柳の枝にカエルが飛びつこうとしているのが分かります。これは愛知県出身の日本画家・杉本健吉氏によるデザイン。そしてこのカエルのモチーフから創業百十周年を記念して誕生したのが青柳総本家の「カエルまんじゅう」です。
「旅行や出張から無事に帰る(カエル)・福が帰る(カエル)」という語呂合わせにもなっています。箱の裏側に切り抜いて楽しいカエルペーパークラフトのついた六個入りは、お子さんがいるご家庭へのお土産にもおすすめです。梅雨の時期にカエルのモチーフはぴったりですね。
青柳総本家のKITTE名古屋店は、カエルまんじゅうプリンが食べられるイートインカフェスペースもありスタイリッシュな雰囲気。限定のカエルまんじゅうTシャツやスクイーズなど限定商品が販売されることも多いので、興味のある方は来店してみてくださいね。
ここまででご紹介した豊橋名物のなかには、全国生産量日本一の食品を使ったものがあります。これからおすすめする豊橋名物にもこの豊橋産の食べ物が使われています。さて一体それはなんでしょうか?
答えはうずらの卵!冒頭におすすめした豊橋カレーうどんも必須条件として、うずらの卵がトッピングされていましたね。豊橋は温暖な気候で交通の便が良いことから大正時代からうずらの養鶏農家が増えていきました。うずらの卵を使って作られた洋菓子ブランド・豊橋穂の菓の「おつつみフィナンシェ」は、お土産にも最適。うずらの卵のお菓子ってどんな味?と好奇心旺盛な方にプレゼントしたら喜ばれそうですね。
「おつつみフィナンシェ」の名前はしっとりとしたフィナンシェを作るために、ホイルにくるんでオーブンで包み焼きされていることが由来となっています。甘すぎない上品な味のカスタードクリームが入っていて、焼き菓子が好きな方にはきっと喜んでいただける豊橋名物です。メープル味が好評につき第二段としてオレンジショコラ味も発売されました。同じくうずらの卵を使った「豊橋うずらサブレ」もザクザクとした食感で人気。
「おつつみフィナンシェ」には、うずらの卵以外にも豊橋名物が隠れています。それはパッケージにデザインされた豊橋市の吉田神社が発祥の手筒花火。手筒花火については後程くわしくご紹介しますね。「おつつみフィナンシェ」は、豊橋駅のキヨスクや愛知県内のサービスエリアなどで販売されています。
豊橋で人気の和菓子には美味しいだけではなく、どこか懐かしい子ども時代を思い起こさせてくれる商品もあります。1782年(天明二年)創業の「備前屋」は豊橋の二つお隣の岡崎市発祥の和菓子老舗店で、厳密には豊橋生まれではありませんが、豊橋駅のキヨスクでも買うことのできる銘菓で、豊橋観光に行った際にはぜひ手に取っていただきたい一品なのでご紹介させていただきます。
備前屋のおすすめ和菓子は「手風琴のしらべ」。まずこの手風琴のしらべの読み方が気になりますよね。てふうきんのしらべと読みます。手風琴は楽器アコーディオンの和名です。
「手風琴のしらべ」は、バター香るパイに北海道産のこしあんをたっぷりと包んだ和風パイ。幾重にもなったパイの層がアコーディオンのジャバラに見立てられています。和洋折衷のお菓子とあって紅茶にも日本茶にもマッチしますよ。食べる前にオーブントースターで少し温めるとより美味しくいただけるので、おすすめ。
手風琴のしらべのお値段はひとつ120円。控えめな甘さのあっさりとした上品な味わいで、お土産にいただくとうれしいと評判の良い商品です。特におすすめしたいのが「手風琴のしらべ詰め合わせ・紙風船いり」。
手風琴のしらべの詰め合わせには紙風船が入っており、これが童心をよみがえらせてくれるので少しノスタルジックに浸れてすてきと人気。こちらは人気イラストレーターの内藤ルネさんと限定コラボレーションした「六角手風琴箱入り手風琴のしらべ」。JR名古屋駅のショップ・グランドキヨスク名古屋では「手風琴のしらべ詰め合わせ」五個入りと八個入りを販売しています。どちらにも紙風船が入っていますよ。豊橋名物と共にご購入くださいね。
ここからご紹介するのは豊橋名物の伝統工芸品や豊橋名物に関連したグッズです。先ほども少しお話にでた、手筒花火発祥の豊橋市の吉田神社。吉田神社は鎌倉幕府の初代征夷大将軍・源頼朝が強く信仰した神社。源頼朝をしのぶための祭礼が毎年7月中旬に行われます。そしてその祭礼の前々夜に手筒花火による奉納が、そして前夜に打ち上げ花火が催されます。
このお祭りは「豊橋祇園祭」と呼ばれ2019年は7月19日に手筒花火奉納がそして20日には打ち上げ花火が、さらに21日には祭礼が行われる予定です。
十八世紀に始まった豊橋の手筒花火は伝統行事として地元の人たちが大切に守ってきたお祭りです。火薬をつめる竹の切りだしから、その奉納さらに打ち上げ作業にいたる全ての工程に豊橋の方々の心が詰まっています。手筒花火を扱うための講習をうけた氏子たちが大きく太い大筒に火をつけ吉田神社にいたるまでの道、一軒一軒の家の前を練り歩くことから「豊橋祇園祭」は始まります。
ドカン!というごう音や立ち上る火柱、降り注ぐ火の粉は圧巻の迫力!豊橋観光をお考えの方はぜひこの豊橋祇園祭の花火も目的にしてみて。桟敷席の販売も行われています。吉田神社の社務所では豊橋祇園祭の特製グッズ・ミニチュア手筒やTシャツそして手拭いが販売されています。残念ながら豊橋祇園祭の日程には行かれないよという方は、スサノオノミコトをおまつりした社殿にお参りして、豊橋名物の手筒花火とお祭りの様子がデザインされた御朱印帳をありがたくご自分用に頂戴するのも、おすすめです。
豊橋は街を走る路面電車も名物のひとつです。豊橋観光では路面電車に乗って地元の雰囲気をたっぷり満喫しましょう。豊橋鉄道市内線の路面電車は豊橋駅前が始発。駅前大通り駅や札木駅に停車しながら終点の赤岩口や運動公園前を目指します。終点まえの井原駅から運動公園前駅の急なカーブは日本一急なカーブ。あまりに急なために曲がる時に路面電車の車体が台車からおおきくはみ出るほど!
豊橋名物の路面電車は冬には車内でおでんが食べられる「おでんしゃ」に。そして夏には6月から9月までは町並みを車窓から楽しみながらビールとカラオケを堪能できる「納涼ビール電車」に変身します。
豊橋夏の名物の「納涼ビール電車」は予約専用ダイヤル(電話)から予約をすることが可能です。インターネットの公式ページからは現在の予約状況を確認できますよ。一人や二人など個人で乗ることも、最大三十名で貸し切りにするのもOK。貸し切りならば暑気払いという名目で仲間を集めるのも楽しそうですね。「納涼ビール電車」の往復は一回1時間20分。
キリンの生ビール飲み放題やおつまみ弁当、カラオケ歌い放題などがセットになっており、オプションでヤマサちくわのオーダーもできますよ。車内で行われるじゃんけん大会で優勝した方には、こちらの「納涼ビール電車キーホルダー」が進呈されます。残念ながらじゃんけんに勝てなかった方でも車内販売や新豊橋駅などの各駅、通信販売で購入が可能です。豊橋の夏は名物の「納涼ビール電車」で決まり!
豊橋の名物や特産品で近頃ブームとなっているのが「帆前掛け」。現在では前掛けをつける人は少なくなっているので一体何であるか若い世代にはピンとこないかもしれませんね。前掛けはいわゆるエプロンのこと。地方によっては前垂れとよばれていますが、体全体ではなく、このように腰から下に布があるのが特徴です。今でも酒屋さんやお米屋さんの店員さんの中には着用されている方もいますよね。
1950年から20年ほど、年間数百万枚を生産する帆前掛けの一大産地として知られた豊橋ですが、需要がなくなったことや海外での生産が主になったことで豊橋名物の帆前掛けは衰退していきました。ところが豊橋の伝統を守ろうと若い世代が立ち上がり、豊橋の帆前掛けがふたたび脚光を浴びています。
2005年に豊橋の帆前掛けの生産を始めた「エニシング豊橋工場」の社長・西村さん。トヨタの創業者・豊田佐吉が開発したN式と呼ばれる織機を使い、帆前掛け織り職人の助けを借りながら、体にフィットしながらも厚く丈夫そして柔らかい帆前掛けを一枚一枚心をこめて作っています。つい先日には、日本伝統の「帆前掛け」を製造する新工場が豊橋にオープンしたばかり。
「エニシング豊橋工場」の帆前掛けは一枚からオーダーメイドが可能です。長く使用できるからと愛用していると腰にしめるヒモの部分がもろくなってくる帆前掛け。「エニシング豊橋工場」では1,000円から修理の受付も行っています。なんとうれしいのは、こちらで購入した商品でなくとも修理に対応してくれるというところ。
お宅に眠っている懐かしのビンテージ前掛けはありませんか?ポケットの追加や破れの修理も処理してくれるので是非相談してみて。これからますます有名になっていくであろう豊橋名物の帆前掛けに注目していましょう!
豊橋には老舗や古くからの伝統を守ろうと活動する人たちがたくさんいらっしゃいますね。豊橋の市民グループ「豊橋竹とんぼの会」のメンバーの方たちが作っている「張り子」も是非知っていただきたい豊橋名物のひとつです。豊橋市の安久美神戸神明社で毎年二月に行われる「豊橋鬼祭」は国の重要無形民俗文化財にも指定されている奇祭。
春を告げる「豊橋鬼祭」が開催される二日間の間にはお神楽や卜占などいろいろな神事がなされますが、中でも有名なのが田楽の「天狗と赤鬼のからかい」です。
安久美神戸神明社の豊橋鬼祭「天狗と赤鬼のからかい」のストーリーはこんな感じ。登場するのは、イタズラをしにやってきた赤鬼と数々の秘術を使ってそれを阻止しようとする天狗。度々天狗に挑みにいく赤鬼ですが力及ばず、償いとしてお清めになるという白粉餅や小麦粉をまいて去っていきます。この白粉餅が現代ではタン切り飴となり、催事中には鬼がタン切り飴をばらまきながら街を練り歩きます。このタン切り飴を食べると厄除けになると言い伝えられているんですよ。
豊橋鬼祭中に並ぶ露天には、赤鬼や天狗の張子を売る店があり購入することも可能でしたが、残念なことに豊橋最後の張り子職人である豊田さんが昨年引退。江戸末期から伝わってきた豊橋の伝統工芸の名物は途絶えることとなってしまいました。
ところが現在でも豊橋の張り子を守ろうと活動している市民グループがあります。それが豊田さんから張り子の制作過程を学んでいる「豊橋竹とんぼの会」の皆さん。市民向けのお面作り講座などのイベントも企画中だそう。市民みなで地元の伝統を守っていこうという心自体が豊橋の名物なのかもしれませんね。
豊橋名物の伝統工芸品で一番有名なのが二百年以上の歴史をもつ「豊橋筆」。豊橋で生産される筆の生産量は日本全国のシェア四分の一。豊橋で作られた年間180万本もの筆が全国へと出荷されています。もともと江戸時代の下級武士の内職であった筆作りですが明治時代には改良がほどこされ高級な豊橋筆の生産も隆盛していきました。
豊橋で筆作りが根付いた一因は北部に筆の材料となる素材がとれる山地があったこと。そのころ豊橋筆の材料に使われていたのはウサギやタヌキ、そしてキツネなどでした。
いま豊橋筆の技術を受け継ぎ認定試験に合格した豊橋筆の伝統工芸士の数は十四人。日々豊橋の名物・豊橋筆の伝統を守ろうと切磋琢磨されています。驚くのは豊橋筆一本を作るのに必要な工程の数。筆の毛を選ぶ選別に始まり、無駄な毛をはさみで切る型造り、穂の形を整える仕上げなど全部で三十六ものプロセスがあります。
豊橋筆の特徴は墨のなじみが良いところ。「練り混ぜ」という豊橋筆独特の技法がこれを可能にしています。「杉浦製筆所」の四代目・杉浦美充さんは豊橋筆を使う人がどんな字を書きたいのか、どんなことを感じながら書くのかイメージしながら豊橋筆を作ることを大切にしているそう。
「杉浦製筆所」は筆の販売のほか、工房の見学も行っています。奥深い豊橋筆の世界を身近に感じてみてください。きっと新しい発見が待っていますよ。
豊橋でおすすめの名物グルメやお土産、伝統工芸品を十五品ご紹介しました。名古屋駅から豊橋駅まで新幹線を使えば所要時間は、たった二十分ほど。豊橋市への日帰り観光もおすすめです。豊橋の名物グルメには、うなぎや豊橋カレーうどん、そしてきしめんなどがありましたね。広小路でんでんでヤマサのちくわを自分で焼くのも楽しそう。
お土産にも最適な豊橋名物の「ボンとらやのピレーネ」や「青柳総本家のカエルまんじゅう」も是非手にとってみて。伝統文化が守られている豊橋では豊橋祇園祭の手筒花火や張り子、そして豊橋筆が有名です。2020年にはNHKの「エール」という豊橋出身の声楽家・古関金子さんをモデルにした朝ドラがスタートします。ドラマでは豊橋はどんな風に描写されるのでしょうか?そして豊橋名物がいくつ出てくるかも気になりますね。豊橋名物の情報を先取りして、ちょっと時代を先取りしてしまいましょう!
読者の皆さんとTapTripで世界1周を目指します!
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