東京湾のおすすめ釣りスポット20選！人気ポイントから穴場までご紹介

東京湾は、意外にも釣りを楽しめるスポットがたくさんあります。東京湾に面した海浜公園をはじめ釣り専門の施設など、初心者からベテラン、家族連れまで楽しめる釣りスポットがより取り見取り。また東京湾で主に釣れる魚は、アイナメ、アジ、イシモチ、イシダイ、カレイ、サヨリ、スズキなどさまざまです。

通常は釣れる魚によって釣り方法も変えますが、人気スポットでは釣り方法等も制限されているので、注意が必要。また、お互いに気持ちよく利用でき楽しむためにも、ルールやマナーを守り大物に挑戦したいですね。

「葛西臨海公園」は近くにディズニーリゾートもあるので、関東では有名な公園の一つです。入園料は無料、週末には家族連れでにぎわう東京湾に面した公園としても知られています。ルアーターゲットとして代表的なのが「シーバス」で、年間を通じて楽しめます。梅雨から夏までは「アイナメ」、そのほかクロダイ、キビレ、ハゼ、チチブなども釣れます。

ただし引き潮の時間帯になると水位が大分減ってしまうため、潮の満ち引きには注意が必要。また公園内には観覧車や水族館もあり観光客も多く訪れるため、「本気の釣り」というよりは初心者や家族で楽しむ程度のスポットとなっています。

「葛西臨海公園」は車でも電車でもアクセスしやすいため、特に家族連れに人気の釣りスポットです。公園内には駐車場も完備し、釣りができるポイントは駐車場から中央通路を通り「葛西渚橋」を渡った「西なぎさ」のエリアのみ。

葛西渚橋を通行できる時間帯は朝9時から夕方17時まで、暴風・高潮・波浪警報等が発せられた際には、閉鎖となるので注意が必要です。西なぎさでは釣りを楽しむだけでなく、バーベキューや散歩をしている人たちもいるのでマナーとルールを守って楽しみましょう。

「城南島海浜公園」は大田区・羽田空港の近くにあるので、景観の美しい釣りスポットとしても人気があります。年間を通しさまざまな種類の魚を狙えますが、特に5月下旬から7月上旬にかけて、時間帯別では夕方16時から19時頃が最もよく釣れるようです。釣れる魚はクロダイが最も多く、続いてシーバスやメバルなど。

釣り場は公園北側約300メートル区間に制限され、釣りポイントとしては「南東端」や「北西端」がおすすめです。またこの中間地点に当たるフェンスの切れ目周辺は、ほかの場所と比べて水深も深くなり、手前の壁も低くなっているのでキャストもしやすくなっています。

城南島海浜公園では、さまざまなアクティビティが楽しめる公園としても有名です。釣りはもちろん、オートキャンプやバーベキュー、砂あそびやスケボーなど、東京湾に出入りする大型船や空港を飛び立つ飛行機を眺められるのも大きな特徴の一つ。また園内はバリアフリーとなっている場所も多く、車いすでも安心して入場できます。

さらに有料駐車場や公衆トイレも完備しているので、小さなお子さん連れの家族にも安心です。特にファミリー層に人気の釣りスポットとしても知られています。

「若洲海浜公園」は江東区に位置し、間近に東京ゲートブリッジが眺められる海釣りスポットとして人気があります。10tもの石を配置して造られた人工機は防波堤の役目をし、ダイナミックな光景が広がっています。眺望を楽しみながら釣れる魚は、スズキ・カサゴ・メバルなど。

竿のレンタルや餌の販売もしているので、手ぶらで楽しむ釣りスポットとしても最高です。ただし波浪・強風などの警報発令時には利用できない場合があるため、事前にチェックをして出かけるといいですよ。

若洲海浜公園は眺望の美しい、東京湾に面した海上公園です。園内には釣りのほかにもゴルフ場やキャンプ場、貸自転車や遊具なども充実しているので、家族連れなど目的に合わせた楽しみ方ができます。駐車場も完備（有料）し、土日は特に午前中を中心に満車になるほどの人気ぶり。

海釣り施設は全日無料で利用でき、利用時間は朝6時から夜21時くらいまで。本格的な大物目当てに釣りを楽しむ方も多く、一年を通してにぎわう釣りスポットの一つです。

「大井ふ頭中央海浜公園」は、都内屈指のハゼ釣りスポットとして知られています。釣りを楽しめるエリアは大田スタジアムや陸上競技場内の京浜運河沿いで、主に「しおじ磯（一部禁止）」から「はぜつき磯」間の1キロくらいがメイン。また好ポイントとなる「干潟保全地区」は、残念ながら釣りは全面禁止なので注意したいですね。

時期としては6月くらいから9月いっぱいまで、最盛期は8・9月となっています。時間帯別では、日中の熱くなる前の満潮時の早朝がベスト。初心者から上級者も楽しめる釣りスポットでは、ベビーホタテを餌とするのがおすすめなのだそう。

「大井ふ頭中央海浜公園」は、都内屈指の東京湾に面したスポーツ総合公園として知られています。陸上競技場、野球場、テニスコートはもちろん、ドッグランやさくら広場など目的に合わせた楽しみ方も可能。また天気のいい日には広場でバーベキューなども楽しめ、家族連れにも好評のスポットです。

さらに駐車場も完備し、近くのモノレール「大井競馬場駅」からも徒歩圏内なので、アクセスも良好です。自然を満喫しながら、釣りやスポーツ、バーベキューなどが思いっきり楽しめる海浜公園です。

「大黒海づり公園」は、神奈川県横浜市にある海釣り公園として知られています。大黒ふ頭の先端に位置する公園周辺の海流は潮流が早いため、さまざまな魚が釣れることでも有名。週末はもちろん平日でも多くの釣りファンが訪れ、定員250名の枠がすぐにうまってしまうこともしばしばです。

公園内ではアジやイサキ、イワシなどの魚が多く釣れ、中には70センチ大物のスズキを釣り上げるなど、腕前が試されるスポットでもあります。天候や季節ごとに若干の差はありますが、アジやイワシは夕方16時くらいが最も好調のようですよ。

大黒海づり公園は人気の「釣り場」のほか、休憩所などを含む管理棟、駐車場、緑地公園から成っています。横浜港の入り口付近にある釣り場は桟橋タイプで全長200ｍ・幅17ｍ、水深は手前は約8ｍですがその先はなだらかな斜面となっています。また釣り場には高めの手すりが設置されているので、家族連れでも安心。

園内の入り口となる管理棟では休憩所のほか、釣り具などの売店も設置されているため必要なものは購入でき非常に便利です。また公園周辺は、横浜港に出入りする大型客船なども間近に見ることができ、地元市民や観光客の憩いの場ともなっています。

「本牧海づり公園」は、先にご紹介した「大黒海づり公園」の対岸にある釣りスポットです。横浜市・本牧ふ頭に位置するこちらの釣りスポットは、年間を通じて季節ごとの魚が釣れることでも知られています。釣りができるエリアは、車椅子でも利用できる「新護岸つり場」をはじめ、「渡り桟橋」「沖桟橋」「旧護岸釣り場」など延べ1400ｍ。

人気の魚は、ほぼ周年釣れるカタクチイワシと秋に釣れるサバです。また横浜ならではの釣りものとしてはクロダイ、スズキなどの大物も狙えるため、初心者から上級者まで楽しめるので人気です。またルアーやエギ、テンヤの使用が禁止されているエリアもあるため注意が必要です。

本牧海づり公園は、敷地内に売店（釣り具販売、釣り具レンタル）や食堂もあるので手ぶらで気軽に東京湾の海釣りを楽しめます。また小さなお子さん連れには、子供用のフローティングベストを無料で貸し出しもしているためとても安心。さらに多くの人が釣りを楽しめるようなサービス、初心者の方や親子釣りが楽しめるような釣り教室やイベントも不定期で開催されています。

入場者が500名以上になると入場制限があり、投げ釣り、サビキ釣り、カゴ釣り、落とし込みなどが可能。ルアー類やテンヤ類、投げサビキなどは終日禁止となっているので、ルールを守りながら楽しみたいですね。

「東扇島西公園」は、人工的に造られた川崎市東扇島にある公園の一つです。島内には「東公園」と「西公園」の二つがありますが、釣りができるのは西公園の立入禁止区域以外の場所です。公園のほぼ全面が海に面し、釣りを楽しむ人のほとんどが餌釣りをしているのも大きな特徴。

こちらでは「アジ」や「シケヤリイカ」が釣れる絶好のポイントとなっていて、シケヤリイカが目当てであれば、海が荒れていない早朝がおすすめです。またテトラ周辺では、メバルやカサゴも釣れるのでいろいろな楽しみ方ができるスポットとなっています。

東扇島西公園は、高速インターからも近く最寄りとなる川崎駅からもバスでのアクセスが至便なため、気軽に釣りを楽しめるスポットとしても人気があります。駐車場（有料）は二カ所・トイレなども完備しているため、家族連れにも人気の場所です。また公園周辺には、釣具店もいくつかあるのでとても便利。

園内は火気厳禁なのでバーベキューはできませんが、釣りスポットの近くには芝生の公園もありのんびりと過ごせます。ただし公園周辺にはお店などが少ないため、食料などは事前に準備してから向かった方がいいかもしれませんね。

「暁ふ頭公園」は都営の海上公園で、知る人ぞ知る釣りの穴場スポット。お台場よりもさらに奥へと入るため車でなければアクセスできない場所がら、人もさほど多くなく、釣りやバーベキューは無料で楽しめます。晴れた日には釣りを楽しみながら、羽田空港から離着陸する飛行機も見られるため絶好のロケーション。

一年を通じてさまざまな魚が釣れるので、家族連れにも好評のスポットです。主にカレイ、アイナメ、メバルが多く、チョイ投げ釣りでもポイントによってはかなりの確率で当たるのだとか。初心者でも十分楽しめる釣りスポットの一つです。

暁ふ頭公園は、芝生広場や海辺の散歩道が完備している公園としても知られています。緑あふれる自然豊かな公園内では、一年を通じて釣りも無料で楽しめます。公共の交通機関で行く場合には公園にたどり着くまでが大変ですが、人もまばらなことからのんびり過ごしたい家族連れにはおすすめ。

公園内の駐車場は24時間利用可能で、料金は最大900円。公園周辺では見慣れない魚が釣れることも多々あり、中には有毒なものもあるため注意が必要。正しい知識を持って、海釣りを存分に楽しみたいですね。

「オリジナルメーカー海づり公園」は、千葉県市原市にある海釣り施設です。年間を通じてさまざまな魚が釣れ、初心者から上級者まで楽しめる人気のスポットです。釣れる魚は季節ごとに若干違いはありますが、アジ・サバ・サヨリなどが多く、中には60センチを超えるスズキを釣り上げる人も。

さまざまなイベントや釣り大会も開催されているので、小さなお子さんのいる家族連れには人気があります。また悪天候や強風・波浪警報が発令されている際には、臨時休館となる場合があるため、事前にチェックしてから出かけるといいでしょう。

「オリジナルメーカー海づり公園」は、平成2年に誕生した桟橋タイプの釣りスポットです。施設内には売店のほか、釣り具レンタルや販売もしているので手ぶらで気軽に楽しめます。特に初心者や家族連れには好評で、気象条件が良ければ園内から「ダイヤモンド富士」を眺望できるなど景色も良好です。

さらに3Fのレストランでは名物料理「桟橋丼」が人気で、どんぶりを多い尽くすような揚げ物が乗っていて食欲をそそる一品。料金も子供・大人ともにリーズナブルに楽しめるところも魅力ですね。

「磯子海づり施設」は先にご紹介した、「大黒海づり施設」や「本牧海づり施設」と同系列の釣りスポットです。主にコアジやイワシが多く釣れ、運が良ければ大型のメジナなども釣れるのだとか。漁礁が設置されているので、岩礁を好む魚を釣るにはぴったりの釣り場となっています。

岸壁に設置された桟橋状の釣り場は全長500ｍ・幅3ｍ、全面に手すりがあり小さなお子さん連れでも安心です。周辺は波も穏やかなので、のんびりとくつろぐような感覚で釣りを楽しめます。入場制限がある場合には「一人竿一本」となることがあるため、ルールを守りながら楽しみたいですね。

敷地内は4つの漁礁や入場券などを販売している管理棟、さらに駐車場から成っています。岩礁を好むメジナを釣り上げるには最適の釣りスポットとしても知られ、水深はテトラポット付近では2mですが、その先は一気に深くなり12mくらいまでの水深。近年は利用者も増大したことから駐車場も完備し、より便利に利用できるようになりました。

年間を通して釣りを楽しめ、潮流も早いのでさまざまな魚と遭遇できます。売店では餌や仕掛けの販売のほか、飲物なども購入できるので利用してみるのもいいでしょう。また2019年4月からは利用方法も変わり、ルールを守ればルアーの使用が解禁となっているのもうれしいですね。

「東海ふ頭公園」は、中央卸市場・太田市場の隣にある公園です。京浜運河の出入口に当たるため魚影の濃い釣り場の一つとして知られていますが、近年では京浜運河沿いはルアー禁止区域に指定されているので注意が必要です。釣れる魚は主にシーバス、ハゼ、クロダイ、キビレなど、さまざまな魚が釣れます。

シーバスを狙う際は「東寄りの橋の下付近」、もしくは「中央の橋の下」周辺がおすすめ。ルアーは使用できないので、ぶっ込みかウキ釣りになります。大物が釣れる可能性もあるので、マルセイゴは15号くらいがいいでしょう。

東海ふ頭公園は、無料でバーベキューが楽しめる公園としても知られています。大井ふ頭の南側にある京浜運河に面しているため、運河を行き交う船を見ながらのんびりと楽しい時間を過ごせます。公園内には駐車場（無料）も完備、近くにコンビニもあるので必要なものはある程度そろえられる利便さも人気の秘密。

年中無休の公園ではありますが駐車場などは15台程度、午後6時には閉鎖されてしまうため注意が必要です。日の出から日没まで、家族や友人たちと過ごすにはぴったりの場所ですね。

「新木場公園」は、新木場駅から徒歩圏内にあり運河に囲まれた自然豊かな公園です。公園周辺は柵で囲まれ、水面まではやや距離もあるので長めの竿がおすすめ。シーバスやハゼなどがターゲットとなり、ウキ釣りやミャク釣り、ルアーなどで狙うのもいいでしょう。

初心者や家族連れが多く利用する釣り場には、もしもの時のために救命用の浮き輪も用意されているので安心。釣り場はL字のエリアで、立入禁止区域には入れないようになっています。料金は無料、休日はのんびりと釣りを楽しむ人が多いのも特徴です。

新木場公園は、釣りのほかバーベキューが楽しめる公園としても知られています。BBQは2017年9月からは完全予約制となり、食材・機材など全て含まれた手ぶらプランが人気。公園内には駐車場がないので近くのコインパーキングを利用するか、公共交通機関を利用するといいでしょう。最寄り駅からも近いため、ぶらりと気軽に利用できるのが利用者からも好評です。

なだらかになった公園内では海を眺めながらバーベキューも楽しめるので、景観の良さも人気。また芝生の上ではお弁当を持参して、ピクニックを楽しむのもいいですね。

「東雲水辺公園」は辰巳運河沿いにあり、周囲には高層マンションが建ち並ぶ公園として知られています。都会の中心で釣りが楽しめるため、初心者や家族連れに特に人気で、公園周辺で狙える釣りのターゲットは、主にハゼ・シーバス・クロダイなど。主な釣り場として人気なのは水門を隔てた「東雲水辺公園」側、もしくは公園に隣接した「潮風の散歩道」側となっています。

園内周囲はフェンスが張り巡らされていて、フェンスを乗り越えての釣りは禁止となっているため注意が必要。また投げ釣りは禁止で、ルアー釣りやウキ釣り、さらにちょい投げ釣りで楽しむ人が多いようですよ。

東雲水辺公園は、夜景が美しいスポットとしても人気があります。南北に細長い公園は水辺に沿って散歩道があり、のんびりと散策するには最適。また公園と辰巳駅とを結ぶ「辰巳桜橋」からの眺めは特に人気で、迫力のあるビル夜景を堪能できます。また敷地内には、5つの異なる広場が設置され、地域住民の憩いの場としても活躍しています。

駐車場は公園内にはないため、近くのコインパーキングか商業施設の有料駐車場を利用するのがおすすめ。コンビニや釣り具店も公園周辺にはないので、最低限のものは準備の上、釣りを楽しむといいでしょう。

「浮島つり園」は多摩川の河口付近に広がる釣り場で、家族連れが多く訪れるスポットでもあります。眼前には羽田空港やフェリー桟橋があるため、空港を離着陸する飛行機や大型船を見ながら楽しむ釣りはまた格別。季節によってターゲットとなる魚も変わるので、子供から大人まで楽しめます。

主に釣れる魚はメバル・スズキ・アイナメ・ハゼ・クロダイなどで、時期によってはカレイやイシモチなどを釣り上げる人もいるほど。ただし公園内には駐車場が完備されていないので、周辺のコインパーキングを利用する必要があるため車の場合は注意が必要です。

浮島つり園は、川崎市内にある釣りスポットとして人気があります。釣り場には柵が設けられていますが、低い柵なので子供と一緒に楽しむ場合は注意が必要です。初心者が多く訪れる釣り場でもあり、中には大物を狙うベテランもいる人気スポット。敷地内には常夜灯も設置されているので、夜釣りを目当てに訪れる釣り人も多いのだとか。

周辺区域はドローンの飛行は禁止されており、市の港湾局によって管理されています。こぢんまりとした園内は比較的静かなので、のんびりと釣りを楽しめますよ。

「有明西ふ頭公園」は、東京ビッグサイトや有明客船ターミナルに隣接した公園です。公園内の運河沿いでは釣りを楽しめ、運河を行き交う水上バスやお台場の観覧車を眺めながらゆったりと過ごせます。ほかの釣り場とは違う点は、珍しい帆船が停泊していること。運が良ければ珍しい船を間近で見ながら、釣りを堪能できます。

年間を通じてさまざまな魚が釣れますが、主にターゲットとなるのはマハゼやスズキの仲間など。晴れた日には心地よい潮風を感じながら、また年間を通じて利用できますよ。

有明西ふ頭公園は、知る人ぞ知る夜景がきれいなスポットとしても人気があります。公園の西側にはお台場パレットタウンが広がり、夜は美しいまばゆい光景が広がることでも有名。また公園中央部には噴水広場があり、夏季には地面から15分間隔でミストが吹き上がるなど、憩いの場としてもぴったりです。

訪れた人たちが心地よく利用できるためにも、一人ひとりがルールを守って楽しみたいですね。特に投げ釣りは禁止となっているので、注意しましょう。また公園周辺は岸壁ジギングにもぴったりな場所で、水深も十分と言えます。

「水の広場公園」は、先にご紹介した「有明西ふ頭公園」の東側に広がる広大な範囲の公園です。具体的には東京ビッグサイトのあるりんかい線「国際展示場正門駅」から「青梅駅」までの広範囲、電車で釣り場へ向かうアングラーにとっては好条件の釣りスポット。

水深はだいたい3ｍ前後、ちょい投げ釣りで夏から冬にかけてはハゼを中心に、秋から春まではカレイがターゲットです。またヘチ釣りではクロダイ、メバル、カサゴなども釣れ、探り釣りではシーバスなども狙えますよ。

水の広場公園は、旅客ターミナルに発着する水上バスを眺めたり周辺散策にも適した公園です。近くにある東京ビッグサイトやお台場の帰りに立ち寄ることもでき、景観の良さでも知られる公園。一年を通して釣りを楽しむこともでき、隣接する有明西ふ頭公園と往来する釣り人もいるほどです。

また有明西ふ頭同様に投げ釣りは禁止となり、釣りができるエリアも決まっているので注意が必要です。使用した仕掛けやゴミなどは持ち帰るのはもちろん、大型船の往来も多いため高波などには十分注意しながら釣りを満喫したいですね。

潮見運動公園のすぐ脇の東雲運河から、豊洲の五差路を経た辰巳運河までの役570ｍは絶好の釣りポイントとして知られています。このエリア一帯は「潮風の散歩道」と呼ばれる遊歩道が整備され、シーバスやクロダイ、ハゼ、ボラなどが多く釣れます。

釣りを楽しむ際の制限などは設けられていませんが、早朝・夜間は特に周辺住民の方々への配慮が必要です。要所要所でぶっこみ釣りも可能、岸壁沿いなどを観察しながら釣りを楽しむのもいいですよ。釣り場にはトイレはないため、近くの公園やコンビニを利用するといいでしょう。