テカポで世界一の星空を楽しもう！星空ツアーとアクセス・周辺スポット情報

ニュージーランドの中でも最も晴天率が高いテカポは、世界でも有数の美しい星空を見られる場所として有名。この町に住む人々は、星空を守るため、街の明かりを可能な限りおさえて暮らしている。

星には明るさの等級というものがあり、1等星から7等星までが存在する。1等星は21個、2等星は67個と等級が増えるほどカウントできる星が増え、テカポで見える6等星は現在5600個ある。6等級までの星がみられる奇跡的な場所テカポでは、満天の星が観測できる(6等級の星は肉眼で見える最も暗い恒星)。

地上にいながら宇宙旅行しているかのような、大空いっぱい無数にちりばめられた星たちの共演は、漆黒の夜に美しい輝きと静寂を演出してくれる。自然の力と無限の宇宙の広がりは、見るものを虜にさせる魅力でいっぱいだ。

“天の川”の中に光る“南十字星は、南半球でしかみられない。

南十字星が見やすい時期は、4月から7月にかけて。新月に近い日を選んでテカポに訪れると、夜空に輝く南十字星に出会える。

南十字星がほぼ真夜中に南中する4月上旬から、太陽が沈み夜空が暗くなった19時頃に南十字星が南中する7月上旬がベスト。

晴天の夜空を見上げるとそこにオーロラの姿が!あなたがもし強運の持ち主なら、満天の星空と共にオーロラを見ることができるかもしれない。

ニュージーランドの南島にあるテカポの街は、クライストチャーチからクイーンズタウンへの中継地に位置する。テカポへはバスで行くことが可能。またクライストチャーチ発の日帰りガイドツアーもある。

せっかくならレンタカーで途中の美しい景観も楽しんでいだたきたい。クライストチャーチからは車で約4時間ほど。さらに足を延ばすと、ニュージーランド最高峰のマウント・クックにもアクセスできる。

言語:英語・マオリ語
通貨:ニュージーランドドル(NZ$)
時差:+3時間 (サマータイム期間中は+4時間)

ターコイズブルーの美しいテカポ湖畔にある小さな建物「善き羊飼いの教会」は、1935年に入植者の手によって建てられた教会。風景に溶け込む外壁の石は、地元で採掘された石を使用、内装の一部に昔のテカポ橋の木が使用されている。

地球上の最南端にある天文台「マウントジョン天文台」は、テカポ湖の西側、標高1031mのマウントジョン山頂にある。

昼間なら車で山頂まで上がることができ(夜間は山頂までの道路が閉鎖)、山頂から望む景色は絶景そのもの、360度に広がる景色!大パノラマを楽しめるスポットです。 夜間に行われる天体観測ツアーがおすすめ。

コーワンズ・ヒルは個人で行くことも可能。多くは地元の旅行会社が主催する天体観測ツアーに参加される場合が多い。

ピンクや黄色や紫などカラフルな色の花は“ルピナス”、日本では”のぼり藤”とも呼ばれる。ルピナスの花は11月中旬以降～12月中旬が一番の見ごろ。

何千何万光年はなれた地球に届いた光のショーは、思わず息をのむような感動をあたえてくれます。今夜晴天ならば、夜空を眺めてみたくなる。そして星に願いをかけてみたくなる。星明りで人影ができるほどの素晴らしい星空テカポへ、ぜひあなたも一度。