高松駅周辺の人気うどん10選！名店の味を食べ比べよう

コシがあって芳醇な出汁との相性が抜群の讃岐うどんは観光客や地元の人たちにも大人気。香川県最大のターミナル駅の高松駅周辺には、美味しいうどんの人気店がたくさん集まっており、地元の人に愛される老舗や観光客が集まる話題店など盛りだくさんです。

釜揚げ、かけ、ぶっかけ、生じょうゆ、釜玉など、食べたいうどんの種類も豊富。駅周辺は観光やビジネスなどで利用する人が多いエリアなので、ランチタイムはもちろん、早朝からオープンする、手軽に安く食べられるお店もたくさんあります。そんな高松駅付近のおすすめうどん人気店をご紹介します。

「釜揚げうどん 岡じま 高松店」は、高松駅とことでん高松築港駅に繋がる中央通り沿いにあります。釜揚げうどんが有名で、のど越しのいいモチモチ麺と、こだわり出汁をセルフサービスで味わえます。10時から開店しているので少し早めのランチにも使えます。

一番人気の「釜揚げうどん」は、厳選されたのど越しのいいモチモチのやや太めの麺で、徳利に入れられたあっさりさっぱりとした出汁にくぐらせて食べるスタイル。北海道産の昆布と伊吹産のいりこを使用したこだわりの自家製の出汁が美味しいです。薄めの醤油だしにネギやしょうがをお好みで。

生卵がトッピングされた「釜たまうどん」もおすすめです。うどんの熱でとろりとなった白身や、濃厚な黄身と麺、だし醤油のマリアージュが絶妙な美味しさ。混ぜ具合によって味や舌ざわりも変化するのを楽しめます。

時間がかかる釜揚げうどんですが、岡じまでは短時間で提供されるのも人気の理由でしょう。店内で食べるのもいいですが、生麵やゆで麺、出汁や天ぷらなどがテイクアウト用に販売されているので、モチモチ食感の美味しいうどんを自宅でも楽しめるのもうれしいですね。

高松駅を降りて一番に目に入ってくるのが、「さぬきうどん」の文字が書かれた「めりけんや」の看板です。駅から近いため観光客が中心ですが、ランチ時間には近郊のビジネスマンも多くいつも賑わっている印象。朝7時から夜8時まで営業しているので、いつでも利用できる点も人気の秘密でしょう。

めりけんやはうどん、トッピングなどを順番に選んでいくセルフ方式です。うどんは、麺がやや太めでなめらかな口当たりがポイント。ひと玉あたりのボリュームがありながらツルツル食べられます。小麦粉、水、塩などシンプルな材料だからこそ、原材料選びにこだわりがあります。

おすすめ人気メニューは、「ぶっかけうどん」です。うどんはこだわりの小麦を低温でじっくり寝かすことにより、麺の旨みと香りがさらに引き出されるそう。やや濃いめのいりこ出汁が絡んで絶品の味に大満足です！

ちく天やかき揚げなどのトッピングやサイドメニューも充実しており、自分の好きなものを選ぶのが楽しくなります。回転が早く、時間がなくても心配ありません。店内はかなり広々としているので、ゆっくりと本場讃岐うどんが味わえますよ。

高松駅からすぐの場所にある「味庄」は、1988年創業の老舗。職人歴60年以上の名人が丹精込めたうどんがセルフうどんの価格で味わえます。地元の人たちからも評価が高い味庄のうどんは、自慢の自家製手打ち麺。モチモチで、コシがある讃岐うどんらしい食感です。

お店は観光地化された感じはなく、地元の人が通うどこか懐かしい雰囲気。高松のうどん店によくあるセルフ式で、老舗の味が気軽に味わえます。味庄は、早朝5時から営業しているので、夜行バスで高松に到着しても、早朝から行動したいという人にもピッタリな朝うどんが食べられる人気店です。

おすすめは出汁の美味しさがダイレクトに分かる「かけうどん」です。麺を受け取り、自分でネギをのせ、出汁をかけて出来上がり。細めの手打ちうどんにかける出汁は、讃岐うどん定番のいりこ出汁です。シンプルな味わいで、思わず全部飲み干してしまいたくなる美味しさ。讃岐うどんデビューという人にもおすすめです。

天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューも豊富にあります。中でも甘辛くて分厚い自家製の油揚げをのせ、たっぷりのネギできつねうどんのようにして食べる常連さんが多いそう。熱々でジューシーな油揚げは、一度食べたらクセになるほどの美味しさで、手作りの温かみも感じられます。

「連絡船うどん」は、高松駅構内に店を構える駅ナカの人気店。高松駅を降りて一番に目に飛び込んでくる「さぬきうどん」の看板が目印で、立地条件も良くいつでも賑わっています。駅の改札内からも利用できるので、電車の待ち時間に食べたり、到着が遅くなったりしたときなどに重宝します。

連絡船うどんはセルフではなく食券を購入するスタイルの立ち食いうどん店です。朝7時から夜遅くまで営業しているので、いつでも利用できる点も人気の秘密でしょう。瀬戸大橋が開通するまで高松と岡山を結んでいた宇高連絡船の船内で販売されていたうどんを再現しています。

麺は当時の再現ではなく、コシがありつるっとしたのど越しのよさがポイント。こだわりの出汁は、基本イリコを効かせたあっさりとした懐かしい味わいが魅力です。かけはカツオベース、ぶっかけは隠し味を加えて現代風にアレンジと、うどんによって出汁を変えるというこだわりもあります。

当時販売されていた「かけうどん」「きつねうどん」「天ぷらうどん」以外にも、「肉ぶっかけ」や「肉うどん」「かきあげうどん」などもあり、バラエティ豊かです。釜揚げした麺に卵がのっている「釜たま」は、「肉釜たま」「山芋釜たま」のアレンジメニューもあり種類が豊富。天ぷらなどのトッピングも20種類以上あるので、自分の好きな具材をのせて楽しめます。

JR高松駅から徒歩で15分という立地にある「手打ちうどん 風月」。本場讃岐うどんが楽しめる高松では有名店で、打ちたて・できたてをモットーにする高松駅付近で屈指の人気を誇るお店です。店内はこぢんまりとしており、L字に厨房を囲むカウンター席とテーブル3席があります。

自慢の麺は、これぞ讃岐うどんといった麺で、噛みしめると小麦の香ばしさが感じられ強烈なコシと風味があり、食べごたえ抜群です。風月でおすすめの超人気メニューは、「かしわ天ざるうどん」「かしわ天おろしうどん」です。熱烈なファンが多く存在し、これが食べたくてわざわざ訪れる人もいるくらい有名です。

サクサクでジューシーなかしわ天とツルツルシコシコ食感のうどんは最高。香川県内のうどん屋さんで
とり天を置いていないお店は少ないのではないかと思うくらい、讃岐うどんととり天との相性はバツグンです。

このかしわ天というのは鶏肉の天ぷらのことで、揚げ立てのかしわ天はヘルシーな厚めの鶏むね肉を使い、黒胡椒をしっかり効かせたインパクト大のトッピング。シコシコのうどんと黒胡椒のかしわ天は、刺激的で癖になる味わいです。

兵庫町商店街にある「うどん市場 兵庫町店」は、安くて、旨くて、早いを掲げるセルフサービスの人気うどん店です。本場の讃岐うどんが食べたいという人におすすめのお店で、人気の麺はコシとモチモチ食感が特徴のこだわりの手打ちうどんです。

まる一日熟成して仕上げられた麺は、しっかりとしたコシともっちり感が自慢。茹で上がってから15分以上経ったうどんは一切使用しないというこだわりもあります。妥協せず、手間暇かけて仕込まれるうどんは最高に美味しいと評判です。

かつお風味にこだわり、良質で新鮮な材料を使った美味しい出汁はかけうどんには不可欠です。あっさり出汁はコシのあるうどんによく合います。毎日うどんを食べても飽きないようにという店主の思いから、店内は目移りしてしまうほどたくさんのメニューや期間限定メニューが並んでいます。

うどん市場人気ナンバーワンは「オリーブ牛とオリーブ地鶏つけぶっかけ」。オリーブ牛をはじめ讃岐の食材が味わえる一品です。途中で特製手作りゆず胡椒を混ぜるとすっきりした味わいになります。ほかにもうどんメニューが豊富で、丼やカレー、セットメニューなど、様々な料理が楽しめるのも魅力です。

7月に瓦町の駅ビルの10階に移転オープンした「讃岐めんさ」。シンプルですが美味しい讃岐うどんが味わえるセルフのお店です。とてもリーズナブルな価格で本格讃岐うどんが味わえて、気軽に入りやすい雰囲気も人気の理由でしょう。

やや細めのこだわりの麺は、コシがあってツルっとのど越しのいいのが特徴。こだわりの出汁は、塩分が強すぎずちょうどいい加減の優しい味わいです。無料でネギや天かす、しょうがのほか、わかめも好きなだけトッピングできます。

おすすめしたい人気のメニューは定番の「かけうどん」です。お店の味が最も分かりやすいので初心者におすすめ。のど越しの良い麺と、透き通るように澄んだあっさり系の出汁はとてもよく絡み、うどん好きなら何杯でも食べられそうな味です。

寒い季節になると、冬季限定・数量限定の「しっぽくうどん」が登場します。具だくさんでたっぷり楽しめる内容で、寒い冬にはほっと温まる一杯です。フライ物やおにぎりの種類も充実しており、一風変わった「ポテサラちくわ」が好評です。

高松駅から徒歩3分、「さぬきうどん」と書かれた大きな赤い看板が目印の「がいな奴」。アクセスのいい場所にあるので、地元のサラリーマンはもちろん、観光客も利用しやすいのがメリットです。カウンター12席だけのこぢんまりとしたセルフ店で、アットホームな雰囲気があります。

店名のがいな奴とは、香川県の方言で、強い人・すごい人という意味だそうですよ。その店名通りうどんはほどよくコシがあり、うどんそのものの味わいがしっかり感じられます。麺はやや太めのしっかりとしたタイプで食べごたえ抜群です。

うどんの種類はバラエティに富んでいて、どれにするか迷ってしまうほど。硬麺派にぜひ注文してほしいのが冷やの「ぶっかけ」です。がっつり硬麺で歯ごたえの良さをダイレクトに感じられます。ぶっかけの出汁は少し濃いめのシンプルな味で、強めのうどんによく合います。

定番のかけうどんも安くてボリュームたっぷりの大満足の味。フライ物もかき揚げ天やちく天、とり天、ハムエッグ天など、かなり充実しています。質・味ともに高レベルのうどんが駅前で食べられるので、知っておくと何かと重宝しますよ。

「寝ても覚めてもうどん。」で知られる「さぬき麺業」は、3代にわたり受け継がれた伝統の製法で、毎日職人が足踏みして熟成し、手打ちされています。練り加減、足踏み加減はそのときの天候や配合によって変わり、手作業ならでは。3階建ての店舗の2階と3階は座敷席になっており、個室でゆっくりうどんを味わえます。

香川県産の小麦と水と塩を使用し、足踏み製法にこだわる少し細目の手打ちうどんがさぬき麺業の自慢。イリコ、昆布、節類がつゆの基本で、特にイリコは瀬戸内産のものにこだわり、つけ汁・かけ汁・だし醤油で味わえます。

さっくり揚がった天ぷらと自慢のうどんの相性抜群の「天ぷら釜揚げ」がおすすめメニューです。手打ちされたうどんとこだわりの汁を味わうには一番のメニューと言えるでしょう。にんじん・大根・里芋など、煮込んだ野菜がたっぷり入った具だくさんの「しっぽくうどん」は女性に人気があります。

また寒い冬におすすめのうどんがもう一つ、讃岐名物の打ち込みうどんも見逃せません。うどんを白味噌仕立てで、肉や里芋、ネギなどを入れ煮込んだもので俗に言う煮込みうどんです。出汁をたっぷり含んだくたくたのおでんは、副菜にぴったり！

サンメッセ香川から南へ少し進んだところに見えてくる古民家風の建物が「うどん田中」です。白壁や格子が風情のある瓦ぶきの和風家屋が目印で、店内は無垢の木の柱と梁がむき出しのおしゃれな雰囲気。うどん品評会で常に高い評価を得ている無添加の手打ちうどんが食べられます。

うどん田中の麺は、讃岐うどん用に開発された県産小麦・さぬきの夢とさぬきの夢小麦胚芽を使用した黒麺が特徴です。瀬戸のあら塩、岩盤深層水を使い、小麦の風味がたっぷり感じられる味わい深いうどんに仕上がっています。

うどんの食感は、讃岐うどんの命でもあるモチモチとしたコシの強さはもちろん、なめらかさが違います。看板メニューは自家製味噌とネギ、大根おろしがたっぷりの「ねぎ味噌うどん」です。かつおと昆布で溶いた味噌とうどんは抜群の美味しさ！

また、香川のブランド牛・オリーブ牛が添えられた「オリーブ牛の温玉ぶっかけ」は、牛肉の旨みと温玉がうどんとよく合う、ヘルシーでプレミアムな一品です。珍しい黒麺のコシの強いうどんをぜひ味わってみてください。

高松駅周辺には多くのうどん店が点在しています。駅を出るといきなり目に飛び込んでくる「さぬきうどん」の看板や、朝からうどんが食べられるのも高松駅ならでは。夜遅くまで開いているお店もあるので、いつ訪れても美味しいうどんが楽しめます。

どのお店も美味しく満足すること間違いなしの人気店ばかり！お店によってそれぞれ個性や特徴がありますので、気になったお店があればいろいろ訪ねて食べ比べを楽しんでみましょう。ぜひ自分のお気に入りを見つけてください。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。