高松の名物・名産品10選！うどんから香川漆器までおすすめのお店もあわせてご紹介

香川県中部の都市・高松。県庁所在地でもある高松の名物ってうどん以外に何があるかご存じですか？よく思い出してみると江戸時代ごろから発展していった香川漆器という工芸品もありますね。

落ち着いた色合いのイメージが強い香川漆器も近頃では、より魅力的なカラフルなものも多く販売されているようです。カラフルといえば同じころから作られている砂糖の一種を使用したお菓子の和三盆も有名ですね。

高松名物はまだまだありますよ！高松ならではのご当地B級グルメや銘菓、新スイーツに雑貨をご紹介します。スポット情報やメニューの詳細も一緒にご案内。高松名物の世界を覗いてみましょう。

高松名物を語るときに、やはり無視できないのが「郷土料理の讃岐うどん」ですよね。うどん以外にも高松には美味しい名産品が沢山ありますが、まずは500年前から存在するとも1200年前から存在するとも言われている長い歴史をもつ讃岐うどんの魅力に迫ってみましょう。

全国的にも香川県のイメージといえば「うどん」という声が多く、うどん県というネーミングでのプロモーションをスタートさせた時には世間がアッと驚きひきつけられるものがありました。

香川を訪れた際には、うどん三昧を楽しむ人も多く「行くべき」うどん店、「知る人ぞ知る」うどん店などを探してうどん巡りを満喫しています。

そんなうどんの名店の中でも特に有名なのが、高松市亀岡町の竹清(ちくせい)というお店です。自分で出汁を注いだりトッピングをかけたりするいわゆるセルフタイプのうどん店で、人気店に多いサイドメニューの充実が自慢です。天ぷらやコロッケなどがありますよ。

かけうどん一玉200円、サツマイモの天ぷら120円、コロッケ120円が目安料金です。しょうがや天かす、大根おろし、ワカメなど7種類の薬味をうどんと一緒にお好みでどうぞ。

うどんとつゆがセットになったお土産も600円前後から販売されています。ご自宅で高松名物を頂くことが出来てこれは嬉しい！

江戸時代の高松藩主の庇護のもと栄えた香川漆器という工芸品は、作られる工程に特殊な技法があり国の伝統的工芸品に指定されています。

香川県内には現在60ほどの業者があり、伝統的な技法とユニークなデザインを融合させた新たなブランドラインナップも展開されています。

香川漆器のお椀で、讃岐うどんを食べてみるのも高松名物三昧という感じで素敵ではありませんか？

質素で落ち着いた色合いのイメージが強い香川漆器ですが、最近ではカラフルな香川漆器も多数販売されています。おすすめはJR高松駅からもほど近い「イクナス(IKUNAS)」というお店です。

漆スプーンは手ごろな価格の1,000円で販売されており、ピンクやオレンジ、グリーンなどなんと12色ものバリエーションがあります。

「イクナス(IKUNAS)」のアイテムはポップな色使いで香川漆器の印象がガラリと変わりそう。木製のため軽く、熱くなりにくいこちらの片手カップも大きな水玉が可愛らしいですね。

新しいマグカップで、いつもとは違うお家時間を過ごしてみませんか？お値段は1客5,400円。ペアでプレゼントにしても喜ばれそうです。

日本各地にそれぞれの気候や風土を活かして畜産されているブランド牛がいますが、讃岐でも地方独自のブランド牛が育てられていることをご存じですか？

その名も「オリーブ牛」。2010年に誕生した比較的新しいオリーブ牛の特徴は脂身がさっぱりしていること。香川県小豆島の特産品であるオリーブの、オイル搾油後の実を飼料にしています。

1882年、讃岐牛の畜産がはじまり1908年にオリーブの苗木作りがはじまった小豆島。歴史あるこの二つの高松名物がタッグを組んでいるんですね。これは是非食べてみねば……！

そこでご紹介したいのが高松市のオリーブ牛専門店「ステーキハウス一牛(いちご)」です。ディナーはもちろんのことランチにもコースがあり、煮つけや炭火焼きそしてステーキでオリーブ牛を堪能することができます。

人気のランチメニューはマッシュポテトや目玉焼きが付け合わせのジューシーな「黒毛オリーブ牛100％ハンバーグ」！170gで1,380円とお手頃価格です。

またテイクアウトにぴったりなお弁当も販売中。1,600円とちょっと贅沢な「一牛の牛飯弁当」や2,500円の「焼肉弁当」も好評です。

個室や半個室が多いお店であることや、30台分の駐車場を完備しているところもオススメポイントです。

土地ごとのブランド牛をランチに…なんて豪華で優雅な感じがしますよね。ですが一方で忘れてはならないのが庶民派で素朴なご当地B級グルメの存在です。

リーズナブルな価格で、いつも私たちに寄り添ってくれているかのような、高松の名物ご当地グルメをご紹介しましょう！その名は「かしわバター丼」。

醤油で蒸し焼きにした厚切りの鶏肉(かしわ肉)がゴロンゴロンとボリュームいっぱいに白飯の上にのっているのが、40年ほど前にここ高松で生まれた地元の方々の愛するグルメです。

先代のご主人が考案したという、かしわバター丼は高松市錦町にある「武内食堂」が発祥の地。バターのきいたプリップリの鶏肉の食感と、ランチに食べてこの後の予定は大丈夫だろうか!?と不安になるぐらいガッツリきいたニンニクの香りに思わずゴクリ……と生唾を飲みこんでしまいそう！

テーブルに備え付けのガーリックマヨネーズや山椒、生姜をお好みでトッピングすれば味が変わりさらに箸がすすみます。並盛りでも充分にボリューミーでお腹いっぱいになること間違いなし。

ニンニクでスタミナもつきそうですね。武内食堂の「かしわバター丼」並盛りは700円、大盛りは750円です。高松名物として一度は食べてみたいご当地グルメに認定！

冒頭に高松の名物お菓子に和三盆がありますよ、とご紹介しましたね。優しい色の和三盆は形もかわいらしく見ているだけで心がはずむようです。

高松には和三盆の他にも味わってみて頂きたい名物和菓子があります。こちらも見て楽しい・食べて美味しい素敵な銘菓なので是非一度手にとってみてください。

「名物かまど」は昭和11年創業の和菓子店の人気ナンバーワンのお饅頭です。菓子職人がまるくなれまるくなれ、とひとつずつ丁寧に手作りした甘さ控えめの銘菓はCMでもお馴染みで、香川の人なら知らない人はいない！というほどの知名度なのだそう。

全シーズン共通して購入することができる「名物かまど」は少し厚めの生地に白いんげんの餡を包んだもの。個包装で、3個入パック 243円とお値段もお手頃です。リーズナブルで購入しやすい価格ですね。

ひとつ85キロカロリー程度でダイエッターにも安心な熱量。また賞味期限も40日と長めなので贈答品にも最適です。甘すぎずコーヒーにも紅茶にもさらには緑茶にも合う名物かまどは季節限定のフレーバーも人気。

春には桜の香りがほのかにかおるピンク色の「桜かまど」、初夏には一番茶を使用した緑色の「新茶かまど」、秋には栗餡と生クリームの配合が絶妙な「栗かまど」などが期間限定で販売されます。

オンラインショッピング(通販)も可能。気軽に注文できるお茶うけとして知っていて嬉しい高松名物です。

香川県高松の魅力的な名物にお酒は入ってないの？と思われた方はいらっしゃいませんか？続いてご紹介するのは「香川産リキュール」です。

香川県の琴平町で創業した、老舗酒造所の西野金陵株式会社は360年以上の歴史をもつ蔵元です。見学という形で蔵元を一般に公開していることでも人気のこちらのスポットでは地酒や日本酒などがつくられています。

なかでも特におすすめしたいのが香川県産の桃をピューレにすることで濃厚な桃の風味を味わえるように工夫したリキュール「金陵 さぬきのももも」です。

アルコール度数は8パーセント。まるで果樹園で、もぎたての新鮮なジュースを飲んでいるかのようにフレッシュで甘いためゴクゴクと飲めてしまいそうです。

おすすめの楽しみ方は、お好きなアイスをのせフロート状のデザートにする食べ方だそう。ぜひ一度試してみたいですね！お値段は1,609円です。お取り寄せもできますよ。

実際に手にとってみると、瓶底に桃の果肉が沈殿していることに気づきふんだんに桃が使われていることが分かってビックリ。

同じく香川や四国のフルーツを使ったリキュールで、無添加の「金陵 ゆず酒」も人気。これらのリキュールはJR高松駅構内の「寿司 七幸」で飲むことも出来ます。

高松の名物でお酒のオツマミになる最高のアテといえばご当地グルメの「骨付鳥」！1950年代に香川県内の、とある飲食店で生まれた骨付鳥のちょっと面白いトリビアもありますよ。

骨付鳥の原点は、この飲食店を営んでいたご夫婦が観ていたハリウッド映画で女性がフライドチキンにかぶりつく、というシーンから得た着想だそう。

こんな鶏肉をお客さんにも食べて欲しいな～……このメニューの始まりにはそんなお客さんへの気持ちがあったんだとか。

さて、そんなことから香川県全体へ、ひいては全国へと広まっていったと言われる「骨付肉」ですが、お店それぞれに個性はあれど基本的にはニンニクがガツンときいた鳥のモモ肉が焼き上げられたもの。

色々なお店を周って食べ比べをしてみるのも◎。もし一店舗、高松でお店を教えて！と聞かれたらJR高松駅にもほど近い「一鶴 高松店」をオススメします。

釜でじっくりと蒸し上げた骨付鳥は濃いめの味付けでビールにもよくマッチします。弾力のある肉の歯ごたえとパリパリの皮には中毒性あり！銀の皿で提供されるその大きさには迫力すら感じますよ。テイクアウトもできるので家族とシェアしたいですね。

高松の新しい名物として近頃話題になっているのが、こちらの真っ黒なお菓子です。いったい何！？とドキドキしてしまいますね。

高松市に本社をおくフランス菓子店・ラ・ファミーユ(La famille)の人気ナンバーワン商品なのですが……。皆さん見出しを読んで既にお気づきですね。

そうです。このお菓子の正体は「まっ黒チーズケーキ」。14センチほどの大きさで、まるでカマンベールのような形ですよね。いざケーキ入刀！

ケーキにフォークをいれると、ほろほろとしたココアサブレが少しくずれて、中からちょっぴり黄色みがかったクリームチーズがお目見えしました。

クリームチーズを作るのに使用されているのは四国産の牛乳で、この濃厚さは他に類をみません！ほんの少し苦いココアサブレと絶妙にマッチしたクリームチーズの甘さに疲れも吹き飛んでしまいそう。

バレンタインにはご自身やご家族へのご褒美に「まっ黒チーズケーキ」を頂いてみませんか？1,296円のSサイズ、1,944円のMサイズ、3,996円のLサイズがあります。

それぞれ大きさは直径12センチ、14センチ、18センチです。冷凍保存なら30日お日持ちしますよ。

高松の名物で香川県小豆島のオリーブと関係のある、オリーブ牛を先にご紹介しました。続いてもオリーブに関連する名産です。ここまで高松の食べものを多く名物としてセレクトしてきたので、雑貨にも目をむけてみましょう。

近頃オシャレをして外出する機会も少なくなり、お家時間も増えていますよね。美容にも手を抜きがち。そんな時もあります！旅行にも中々いかれないし……。

ですが、それならば香川県特産のオリーブオイルの化粧品を使って美容と旅行気分を一度に手に入れてみては？

高松市にも販売店のある井上誠耕園が展開するオリーブオイル化粧品のラインナップは相当に充実していますよ。化粧水や保湿クリーム、乳液まで販売しています。

おすすめはオリーブオイル50パーセント配合で、しっとりモチモチのお肌になることが期待できるハンドクリームです。無香料・無着色・無鉱物油のため、お肌の弱い方にも嬉しい成分です。

さらに保湿力抜群なうえにUVケアまでしてくれる「UVハンドクリーム」も数量限定で販売中。こちらはオリーブ油に加え保湿効果がみこめるシソの葉エキスとムラサキシキブ果実エキスも配合しています。無鉱物油かつパラベンフリーなのも嬉しいポイント。60グラム・1,507円です。

最後にご紹介する高松名物は「おいりアクセサリー」です。皆さんのお住まいの地域では結婚式や花嫁さんがする風習のようなものはありますか？

香川県には花嫁さんがご近所の方や友人などに配る「おいり」というカラフルな餅菓子があります。淡いピンク色に紫色、黄色などがあり何ともはなやか。

県内では、おいりをソフトクリームやかき氷のトッピングに使っている飲食店もあり、これがとても可愛いと話題です。

近年では「おいり」を結婚だけにとどまらず、出産や新築祝いなど晴れの日の引き出物に贈答することもあるそうです。コロコロとまあるく愛らしい見た目は女性の心をひきつけること必至！

「おいり」を購入するのも良いですが、おいりをモチーフにしたピアスやペンダントなどを身に着けてみるのはいかがでしょう。パステルカラーで春のお洋服のコーディネートにもぴったりです。

この記事では高松名物はうどん以外に何がある？というポイントに注目して、ご当地グルメの「かしわバター丼」や骨付鳥をご紹介してまいりました。

オリーブ肉のお弁当も美味しそうでしたね。老舗銘菓の名物かまども、新スイーツのまっ黒チーズケーキもぜひお取り寄せして食べてみたい！

高松名物の雑貨には香川漆器の他にも、県内の名産オリーブオイルを使ったオリーブオイルコスメや、縁起の良いおいりアクセサリーがありましたね。高松名物はうどん以外も充実！おすすめグルメやスイーツも堪能して新しい高松に出会ってみてくださいね。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。