中東の島国バーレーンの見どころ7選!世界遺産などの観光名所も豊富なアラブ国家の魅力

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日本から見ると馴染みが薄いながら、中東のイスラム国としては比較的自由な国、バーレーン。近年はF1も開催され、さらに金融センターを目指して外国資本が多数進出していて、観光にも力を入れている中東の島国の見どころを紹介しましょう。

1. バーレーン要塞

別名ポルトガル要塞。実は古代文明ディムルンの一部。

2005年にユネスコの世界遺産に登録された、典型的なテル(丘状の居住地)である。発掘された遺跡から居住区、商業地域、軍駐屯地などの存在が明らかになり、重要な古代文明の1つ、ディムルン文明の中心地であることが明らかになっている。14世紀にアラブ人が作った要塞跡にこの島を占領したポルトガル人が1522年に建設したため、別名をポルトガル要塞と呼ばれる。

カルアト・アル-バフレーン(Qal’at al-Bahrain)
住所:
Karbabad Area, Seef District, Manama, Bahrain
電話番号:
97317567172
アクセス:
マナマ市街地からタクシーで10分程度
定休日:
無し
おすすめの時期:
夏期(6~9月)以外

2.生命の木

アカシア科と思われる、砂漠の中に一本だけ生い茂る巨木。

バーレーンで最も高い地点に400年以上茂み続けている木。砂漠の中にあるにもかかわらず成長し続け、10mにもなっている。水源は謎につつまれていて、地下深くで水が供給されているという説もあれば、水の神様の祝福という説もある。伝説によると、アダムとイブが追放のきっかけとなった知恵の実をつけた木ということらしい。

生命の木(Tree Of Life)
住所:
Jebel Dukhan, Manama, Bahrain
アクセス:
街の中心部からタクシーで30分程度。
定休日:
無し
おすすめの時期:
夏期(6~9月)以外。

3.バーレーン国立博物館

中東で最大の規模。5千年近くにわたるバーレーンの歴史がそこに。

5000年近くのバーレーンの歴史において古代文明から石油が採掘されるまでの時代を扱う。バーレーンの産業化以前の過去の文化やライフルタイルをマネキンを使ったクラフトプロジェクト様式のディスプレイで展示されていたり、古代文明ディルムンの印章や土器の展示が特に見所である。古墳の一部は実際にあったものを博物館にて再現した。

バーレーン博物館(Bahrain National Museum)
住所:
Al Fatih Highway, Manama, Bahrain
営業時間:
8:00~20:00
電話番号:
17 298 718
アクセス:
マナマ中心街からタクシーで5分程度
定休日:
無し
おすすめの時期:
夏期(6~9月)以外

4. アハマド・アル・ファテフ・モスク

バーレーン最大のモスク。女性もここではイスラムの規律で服装を正す。

世界最大級の繊維ガラス製のドームがあり、一度に7000人を収容可能。観光客は礼拝の時間以外であれば自由に見学可能。男性は長ズボンで問題ない。女性はアバヤとスカーフで肌と髪を隠すことが必要だが、受付で貸してくれるので心配はない。所用時間1時間程度の英語のガイドがある。日本語の説明資料もあり。

アハマド・アル・ファテフ・モスク(Al Fateh Grand Mosque)
住所:
Al Fatih Highway, Manama, Bahrain
アクセス:
マナマ中心街からタクシーで5分程度
定休日:
金曜日、祝日
おすすめの時期:
夏期(6~9月)以外
料金:
入場料無料

5.バブ・アル・バーレーン(バーレーン門)

マナーマ旧市街のシンボル的な存在。門をくぐるとスークが並ぶ。

スークへの入り口。スークではシーシャや銀製品など様々な生活雑貨を購入できる。お土産屋もある。スークを過ぎると、細道になり、衣料品や電化製品、タバコやアンティークなどが揃っている。

バブ・アル・バーレーン(Bab Al-Bahrain)
住所:
Government Avenue, Manama 304, Bahrain
アクセス:
マナマ中心街からタクシーで5分程度
定休日:
無し
おすすめの時期:
夏期(6~9月)以外

6.ベイト‐シェイク‐イーサビンアリ

首長イーサ=ビン=アリの住居兼政府所在所として使われた。ムハラク地区の歴史ある建造物。

イギリスの保護領時代前、オマーンに占領されていた、バーレーンの真珠採取業が華やかなりし頃の19世紀初頭に建造された。内部は4区画(首長用、客用、家族用、使用人用)に分かれている。夏の暑さを防ぐための厚さ1メートル以上の壁には、繊細な浮彫が施されている。バーレーン国際空港の近く。

ベイト‐シェイク‐イーサビンアリ(Bait Shaikh Isa Bin Ali)
住所:
Shaikh Abdulla Avenue, Al Muharraq, Bahrain
アクセス:
アル ムハラクの中心街から徒歩で10分程度。
定休日:
無し
料金:
見学料1ディルハムで内部公開していて、自由見学可。
おすすめの時期:
夏期(6~9月)以外。

7. キング・ファハド・コーズウエイ

バーレーンとサウジアラビアを結ぶ全長25kmの海上道路。かつてアラビア半島と陸続きだった両国は、2万5千年ぶりに接続。

出入国管理所の手前に展望台タワーを持っており、橋を眺めながら休息し、食事をとることができる。孤立した島国だったバーレーンはこの橋により物流が大幅に改善した。またサウジアラビアやクウェートなどの近隣国からの観光客が激増。湾岸諸国国民はビザ無しで行き来可能であり、規律の厳しい国にとってバーレーンは自由の国ということもあり休日は格好の息抜きの場所となる。

キング・ファハド・コーズウエイ(King Fahd Causeway)
住所:
Saar, Bahrain
電話番号:
0097317796300
アクセス:
マナマ中心街からバスで1時間、続いてタクシーで10分程度。
定休日:
無し
料金:
一般車では約2BHD(20SAR)。
おすすめの時期:
夏期(6~9月)以外。

いかがでしたか?見どころが意外にありそうですね。中東の島国を旅行に一端に加えてみてはいかがでしょう。

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