バーレーン基本情報【交通手段編】

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バーレーン王国は中東のアラビア湾のほぼ中央に浮かぶ島国。古くから貿易の中継地点として栄え、世界遺産などの観光名所があります。2004年からはモータースポーツの最高峰F1グランプリが開催され、多くの観光客が訪れるようになりました。そこで今回はバーレーンで移動する際の交通手段についてご紹介します。

バーレーンでの移動手段

島国バーレーンでは、主な交通手段はバスとタクシーとレンタカー。主な島は橋で結ばれています。現在は全長25キロのキング・ファハド・コーズウェイの開通により隣国のサウジアラビアとの間を約1時間で行き来することが可能です。

バーレーンはイスラム圏の国の中では戒律が緩やかで、アルコールがOKの国。週末にはサウジアラビアやクウェートから多くの観光客が訪れ、橋が車で渋滞することも。

バスの場合

首都マナマ市内を走る公共のバスは運行路線が限られており、本数も少なく、運行時間も不規則です。バーレーン国内の移動には主要都市を結ぶ長距離バスが運行しています。また、F1グランプリの期間中はホテルやショッピングモールから無料シャトルバスがサーキットまで運行しているので、観戦する場合にはこちらの利用がおすすめ。

バーレーン空港に到着してマナマ市内のホテルへ移動する場合には、多くのホテルで宿泊客専用の送迎バスが運行しています。詳細は旅行会社、または宿泊先のホテルに事前に確認しておきましょう。
マナマ市内からバスでムハラクにある空港に向かう場合には、直接空港に行くバスがないため、途中ムハラクのバスターミナルで乗り換えます。空港行きはLine1のバスで所要時間は20分ほど。

タクシーの場合

タクシーを利用する場合には、ホテルで呼んでもらいましょう。ただし、夜の22時から朝の6時までのホテルや空港への送迎は追加料金がかかります。また、客待ちタクシーの中には外国人に対して料金メーターを使用しないで高額な運賃を請求する、いわゆる「ぼったくり」タクシーがいます。特に大通りやタクシー乗り場にいるタクシーに乗車する場合にはメーター使用の有無や料金の確認をしましょう。

レンタカーの場合

レンタカーも移動に便利で、バーレーン空港にはレンタカー会社が入っています。レンタカーを利用したい場合は、空港内にあるレンタカー会社に申し込みましょう。また、事前にネット予約も可能。カウンターで手続きをして、空港ビルの外で車を受け取るシステムで、申込時に運転免許書の提示が必要です。

ガソリンの値段も安く、交通標識はアラビア語だけではなく、英語表記も。
郊外へ観光で利用する場合、目的地に到着したらまずは駐車場を探しましょう。有料の駐車場の標識には英語で使用方法が記載されています。

最後に

バーレーンでの交通手段についてご紹介しました。利用する前に行き先、料金等はしっかり確認することが必要です。事前予約ができるものは行く前にしておいた方が安心ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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