福岡県・筑後船小屋温泉郷と恋ボタル・日本有数の炭酸泉温泉！

JR九州新幹線福岡駅より約30分の「筑後船小屋駅」。そこから徒歩15分ほどのところに「筑後船小屋温泉」があります。駅前には広い公園と立派なモニュメントが見えますが、温泉の姿はどこにも…。どこにあるのだろう？という若干の不安を覚えながら、それだと思われる方向に足を進めます。

途中の風景は日本の古き良きThe田舎の光景！何だか懐かしさとともにほっとする気持ちも…。不安ながらも15分ほど歩くと見えてきました。川の駅船小屋・恋ぼたる温泉館です。

綺麗な公園の中に立派な温泉施設があります。こちらは翌日訪問することにして、とりあえずは宿泊ホテルの船小屋温泉 ホテル樋口軒に向かいます。

川の駅船小屋・恋ぼたる温泉館より、約2～3分の距離に船小屋温泉 ホテル樋口軒があります。新聞でオススメホテルとの記載があったので素直に信じて予約を！「ホテルの温泉」と「恋ボタルの温泉施設」の両方を体験できるプランです。

宿泊日は、ホテルで温泉を堪能することに。さすがに高濃度炭酸泉！冷え切った身体をゆっくり温めてくれます。健康にとても良さそうな泉質。療養温泉地として人気があるのもうなずけます。

ここで船小屋温泉の始まりのお勉強を少しだけ！
このあたりでは昔からわき水が吹き出ており、この上を飛ぶスズメがよく落ちていたため『雀地獄』と呼ばれていたとか。恐いネーミングですね…。ある時（1800年頃）難病 に侵された老人が死んでしまいたいと『雀地獄』の水を飲みその中に浸ったところ、反対に気分がよくなり一ヶ月もするとその難病が治ってしまったそうです。驚きですね！この噂がたちまち広がって、あちこちの湯治客がやってきた為、村の井戸を掘ったのが「船小屋温泉」の始まりだそうです。

源泉温度は19℃の冷鉱泉。湧出後も炭酸成分が離散せずに溶けたままだそうで、飲泉時の胃腸に対する効能が高いとされる名泉とのこと。ぜひ健康のためにもこの温泉水を飲んでみる価値がありそうですね。

温泉にもゆっくり浸かって、今度はお食事を楽しみます。綺麗で雰囲気の良いお食事場所が用意されておりテーブルに座ってのお食事。このスタイルは大変助かりますね。コース料理となっており、綺麗な盛り付けで少しずつ順番に持ってきてくれます。ゆっくり地の食材を味わいながら食べるので本当に美味しい！ついお酒も進んでしまいますね。温泉もお料理も大満足のホテルでした。

翌日は、ホテルのチケットを使って恋ぼたる温泉館を堪能！6種の温泉があるそうで色々楽しめます。また、地元のお母さんたちが手作りのお料理も並べられており、どれも美味しそう！さっきホテルで朝食を食べたばかりなのについつい手が伸びてしまいます。

また隣の物産館では魅力的なものが色々と販売されています。綺麗な公園と充実した施設、日帰りでも充分楽しめるオススメの観光スポットです。