山頂登山だけじゃない！富士山の中腹絶景ポイント五・六合目と宝永山を紹介！

静岡県側にある人気の登山ルート「富士宮ルート」。その玄関口「富士宮口五合目」は、他ルートの中でも最も高い標高2400mの位置にあります。この地点まで富士山スカイラインを利用し、バスや車で上ることができます（マイカー乗り入れ規制期間有り）。

標高2400mからの眺めは絶景。見上げれば富士山の山頂付近を、条件が揃えば雲海も見ることができます。夜は町の夜景が幻想的。

新五合目にはレストランや土産物店もあり、景色を眺めながらゆっくり過ごすことができますよ。

標高2500mの六合目へは、五合目から約20分ほど。少し標高を上げただけで、五合目とはまた違った絶景。六合目にある山荘の名前は「雲海荘」。そう、六合目からは、条件が揃えば雲海を見ることができるのです。

六合目までは気軽に足を伸ばす観光客も多く、山荘前は多くの人で賑います。六合目限定のお土産もありますので記念になりますよ。

新五合目から上は、岩がゴツゴツでている登山道を歩きます。最低限のトレッキング装備を整えて行きましょう。

六合目から山頂へ向かう登山道とは別に、宝永遊歩道が伸びています。江戸時代に噴火した宝永山の火口を通り、宝永山頂へと至る登山道です。

六合目から宝永火口までは片道20分、宝永山頂までは約1時間の登山となりますが、体力に自信のある方は宝永山頂までチャレンジしてみてください。標高2693mの宝永山に立つと、まだまだ上にそびえる富士山の大きさを実感できますよ。

宝永火口までは比較的なだらかなので、壮大な火口を見るだけでも行ってみる価値あり！富士山の中腹にぽっかり空いた火口は想像以上に大きく、富士山の噴火がいかに大規模なものだったかを実感できます。

静岡県側から気軽に楽しめる、富士山中腹の絶景スポットをご紹介しました。五合目からも十分に素晴らしい景色を見ることができますが、装備をしっかり整えて、少し足を伸ばすとさらなる絶景が待っています。夏は涼しい高所の絶景ポイント。ぜひ出かけてみてください。