- 住所:
- ウアダン(Uadan)から車で4時間
- アクセス:
- モロッコ(Morocco)から飛行機のチャーター便を利用。空からの景色の方が迫力を味わえる。
- おすすめの時期:
- 通年
この写真、決して天気図の台風情報ではございません。アフリカ大陸の西海岸にある国、モーリタニアにはなんともまあ不思議なものが存在するのです。これはいったい…。
に、にらまれてる…。
そうなんです。砂漠に目があるんです。
見ようによっては、何だか目の上に眉毛まであるような。
では、地球規模で離れて見てみましょう。
きゃーっ!怒ってるー!
地球に存在するものなのでしょうか?
これはモーリタニアのサハラ砂漠に存在する、いまだに謎の多いリシャット構造体というもの。
直径は約50km!
発見されたときは、隕石の衝突によってできたクレーターと思われていましたが、調査が進むと、どうやらそうではないことがわかったそうです。おそらく、長年の風化や浸食、また地面の隆起運動からできたのではと推測されています。
約100mの同じ高さの山が同心円上に幾重にも重なって、この地形ができています。
こんなにも迫力ある構造体が、のんびりしたこのサハラ砂漠にあるんですよ。太古の昔、いったいここで何があったのでしょうか。
モーリタニアは国土の約9割を砂漠で覆われた国。砂嵐の向こうに謎が埋まっているのかもしれません。
この国の人さえ知らない大きな謎がまだまだあるようです。ラクダに乗って、リシャット構造体に思いを馳せながら砂漠を散策してみるのもいいかもしれません。または空からアクセスして、その全容を見渡してみるのはいかがでしょうか。
この写真、決して天気図の台風情報ではございません。アフリカ大陸の西海岸にある国、モーリタニアにはなんともまあ不思議なものが存在するのです。これはいったい…。
リシャット構造という言葉を聞いたことがありますか?サハラの目やアフリカの目ともよばれるモーリタニアのサハラ砂漠にある地形で、その全貌は宇宙からでないと見られないと言われています。自然にできたのが不思議に思われるほどきれいな同心円状はまさに不思議そのもの。今回はこの地形の成り立ちや行き方についてご紹介します。