アフリカ・モーリタニアのリシャット構造とは?死ぬまでに行ってみたい世界の絶景100選の秘密

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リシャット構造という言葉を聞いたことがありますか?サハラの目やアフリカの目ともよばれるモーリタニアのサハラ砂漠にある地形で、その全貌は宇宙からでないと見られないと言われています。自然にできたのが不思議に思われるほどきれいな同心円状はまさに不思議そのもの。今回はこの地形の成り立ちや行き方についてご紹介します。

リシャット構造って?

リシャット構造という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉を聞いても「?」となる方も多いと思いますが、上の画像の丸い物体がその正体。

実はこのリシャット構造、直径約48kmもあって宇宙からでないと全貌が捉えづらいほどなのだそうです!
そしてその大きさと形状から「サハラの目」や「アフリカの目」とも呼ばれるこの構造体は、モーリタニアの中央部、サハラ砂漠にあります。

サハラ砂漠と聞くと上のような黄土色の砂のイメージがありますが、リシャット構造の場所は色も質感も違いそうですよね。どうもこの違いはリシャット構造の成り立ちにあるよう!
そこで今回はリシャット構造の成り立ちと行き方をご紹介します。

リシャット構造の成り立ち

この構造が発見されたときには隕石の衝突によるクレーターではないか?と言われていたのですが、その後の研究によってそうではないことが判明。
カンブリア紀の地層がドーム状に盛り上がったものが、雨や風などによって浸食されてできたということなのですが、どうしてこんなに真ん丸になったか不思議ですよね?

こちらの地形は高台の上の窪地にあるもの。
100mほどの高さの細い山が同心円状に連なってできています。

この角度から見ると凹凸がよくわかりますよね。
でもまわりの岩盤がギザギザに浸食されているのに、リシャット構造の場所だけがきれいに丸いというのが本当に不思議です。

リシャット構造への行き方

リシャット構造に一番近い町は12世紀にサハラ交易の要衝として栄えたウアダンの町です。
16世紀からはにぎわいを失ってしまい、古い町並みはそのまま放っておかれましたが、今では「ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール」の一部として世界遺産に登録されて、旅行客が来る町となっています。

一番近い町とはいえ、ウアダンからリシャット構造までは四輪駆動車を使って2時間ほどもかかります。また公共交通機関はもちろん舗装された道もないので、かなり困難な道のりです。
でも「死ぬまでに行ってみたい世界の絶景100選」にも選ばれている絶景!地元の案内人に運転を頼んで、2時間の車の旅へ出発です。

1時間ほど走ると黄土色の砂だらけだった景色が、少しずつ黒っぽくなります。
そのあとはこげ茶色や灰色の荒涼とした土地が続き、自分たち以外は誰もいないその場所はまるで地球以外の星のよう。

そしてこちらがリシャット構造の中の様子。
さすがに宇宙からでないと全貌がわからないだけあって、中に入ってもどこがどこなのかはわかりづらいですね……
でもどこまでも続く大地を見ていると、心があらわれそうな気分になります。

リシャット構造(Guelb er Richat)
住所:
Richat Structure, Ouadane
アクセス:
首都ヌアクショットから車で約10時間半でウアダンに到着、さらに車で2時間。

リシャット構造の成り立ちと行き方をご紹介しました。
なかなか辿り着くのは大変そうですが、大地が長い年月をかけてつくりだした巨大な構造と、同じ地球とは思えないような景色に出会うためにモーリタニアへ行ってみませんか?

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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